●論文を書くときの注意事項や,作文をチェックするときの注意点などをメモしてます.くわしくは,情報源・関連先をご覧下さい.
●読者を引きつける論文を書くことは,結局は読者を引きつける研究をすること!
●”新しい”問題でも,その問題を解くことの意義を見いだしにくいなら,手を出すな.
●産業(農業)や社会で解けなくて問題となっているものをできるだけ多く発掘し,その中で自分が貢献できそうな課題を自分の研究テーマに加える努力をすること.
●言いたいことは何なのか
→書き始める前に書こうとする内容を十分に整理し,何を書くべきかをはっきりさせておく
●ちょっとだけ遊び心を
- 読者を楽しませる
- 読んでもらうために書く
- 一気に最後まで読ませる
- やさしいほうがいい
- 読者に近づく努力を
●タイトルについて
- 「何を」,「なぜ」,「いかに」研究したかの説明に注意を集中する
- 「何が」できたかと「なぜ」それが望まれていた
- 「いかに」について触れないでも特徴あるタイトルになれば,つけないでよい
- 「いかに」は,研究のセールスポイントが結果より手段にあることを主張するときにつける
●イントロダクションについて
- 解くべき課題が何かをできるだけ早く読者に知らせる(杉原,pp.34-39)
- 従来の手法の欠点
- 本論文で提案する新しい手法について
- イントロ折り紙(酒井,pp.69-74)
- B「なぜその現象が問題なのか」
- A「どういう現象を見て」
- @起点「何をやるのか」
- C「どういう着眼で」
- 主人公(著者)をできるだけ早い段階で,できるだけ深刻な窮地に陥れること
- なぜ自分がその問題に情熱を注いでいるのかを説けば,おのずと窮地が浮かび上がる
- 最も大切なことは,窮地に関する説明を省いてはならないということ
- 過去の研究を列挙する際には,誰が何をやったかをただ羅列するのではなく,そのそれぞれのどこが不十分で,それがこの論文ではどのように補われたかを明確に述べなければならない.もしそれができなければ,そもそもテーマの選び方に問題がある.
- まず結末から書くのも一つの手.
- 具体的な成果・効果を目の当たりに見ながら読み進めれば,それほど難しさを感じないで基本概念を理解することもできる.
●愚かな失敗の経験をいちいち書いてはいけない!
●しかし,愚かでない失敗は書くべきである.
●書くと決めた材料に監視は,すらすらと読み進めるだけの十分にていねいな記述がなされていなければならない.
●内容を最も良く表す独自の図を,それぞれの著者が工夫しなければならない.
●そのためには,文章の何倍もの時間を図にかけなければならない.
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●わかりやすい論文を書くコツ
- 読者の熱意と知識を意識して書く
- 無駄な情報を削る
- 一度に与える情報は一つに絞る
- 一つの文では一つだけ
- 一つの段落では一つのことだけ主張する
- 一つの論文では一つのことだけ主張する
- どういう情報を伝えるのかを前もって知らせる
- 見出しを付ける
- 全体像を述べてから細部を述べる
- 段落の書き出しの一文で主題を明示する
- 次に来る分の位置づけを教える
- 読者が待っている情報を与える
- 重要なことから述べる
- 情報源・関連先等
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