目的
河川・湖沼を含む流域において,水循環及び物質循環機構を解析し,かつ水循環健全化の諸対策の改善効果を評価できるモデルを開発する.
開発するのは,流域を任意のメッシュサイズで分割し,各メッシュでの条件設定及び計算結果の出力が可能な分布型モデルである.気象データおよび流域データ(地形,土地利用,人口等)を入力条件として,降雨−地下浸透−表面流出−河川流出−湖内流動・水質変化の諸現象を表現可能なモデルとする.
本モデルは7つの要素モデルから構成され,流域の降雨〜地下浸透・表面流出〜河川流出〜閉鎖性水域の流動・水質といった,一連の水量および物質の流れを解析する.
- 降雨分配モデル:
- 土地利用に応じて,降雨を蒸発散・地下浸透・表面流出に振り分ける
- 地下水モデル:
- 地表流モデル:
- 河道モデル:
- 人工系モデル:
- GIS-DBによる流域情報(人口,土地利用等)の管理と排出負荷量等の算出
- 湖内流動モデル:
- 湖内水質モデル:
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関連項目
・印旛沼流域水循環健全化会議
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