新製品案内AIR GUN エアガン ガス・ブローバック ハンドガン
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V10 ULTRA COMPACT (東京マルイ)
1986年、コルト ガバメントのパテントが失効し、数多くのメーカーが独自のガバメント モデル(総称してM1911とする)を製作し始める。スプリングフィールド・アーモリー社も1989年よりその市場の中に本格参戦し、続々とバリエーションモデルを登場させていく。
片や犯罪抑止にも役立つという事で「コンシールド・キャリー・ライセンス」が積極的に発行され、普及していくと共にそれに適したコンパクトモデルの需要が高まる。デトニクス社のコンバットマスター登場以来、各メーカーも4インチ以下のM1911のコンパクトモデルを市場に投入していく。そんな中、スプリングフィールド・アーモリー社から3.5インチサイズのM1911として1996年に"ウルトラコンパクト・シリーズ"が発売、その上位機種としてバレルに10個のマグナポートが設けられた"V10 ウルトラコンパクト"が登場した。
その名前の由来となる10個のマグナポートはコンペンセイター同様、発射ガスを上方に逃して反動を軽減する目的で設置されたが、実際にはポートから噴出したガスによりフロントサイトが見えなくなり連射が出来ない、弾丸を覆うカッパーの破片がポートから弾き出されて射手の顔面を直撃する等、非常に使い勝手の悪いものであった。
なお、漫画「ワイルダネス」の芹間 喬の使用する銃も"V10 ウルトラコンパクト"である。
(ABS)強化プラスチックモデル
(SL)シルバーステンレスタイプ
(HOP)可変ホップアップ機能
マイクロプロサイト用マウントベース付属
全 長:180mm
重 量:709g
装弾数:22発
東京マルイ製のM1911 シリーズについにオフィサーズサイズのコンパクトモデルが追加となった。第一弾は人気のこのモデルである。
今回、東京マルイとしては初ではないだろうか? 側面を磨いたサイドポリッシュ モデルとして登場させた。単なる塗装では味気ない仕上がりとなるが、こうした一手間を加えてより高級感を増す演出には拍手喝采である。スライド右側面の刻印は今回入っていないのが残念ではあるが、その代わりと言った所だろう。また、グリップはHOGUE製を模した形となっている。
そして、ブローバック・エンジンは前作M45A1で使用された15mm径の大口径シリンダーが採用されている。お陰で動作はかなり快調である。小さいマガジンボディでもコレだけ動くのか思う動作はさすがの一言だろう。
ただ残念な点としては、多分忠実に作り過ぎたのだろう。スライドストップの位置が前過ぎてパワー低下によりスライドストップが掛かり難い点である。多分、スライドの破損対策なのだろうと思うが、リコイルスプリングガイドにブローバックのブレーキングのパーツが組み込まれており、結果スライドを後ろまで引き切るのに抵抗感を感じる。また、その影響でブローバックのリコイルもかなりマイルドとなっている。個人的には多少の嘘が入ってもスライドストップの位置はもう少し後ろにあった方が良かったとは思う。
またもう一つ残念な点としては、今作はフロントサイトの位置が高い、もしくはリアサイトが低い点である。このモデルはバレルが短く初速が出ない関係上、フロントサイトが高い位置にあると、着弾が下になる傾向が出やすい。サイティングは少し上向きで行うか、初速を上げるカスタムを行う事をお勧めする。この辺は仕様となるかもしれない。
その為、実射においては動作は快調であるが、それ以外では割り引いて見た方が良いと思える。今回はコンパクトモデル故の宿命かもしれない。
そして、今回は付属品として別売りのマイクロプロサイトが取り付け可能なマウントが同梱されている。取り付けは、スライド裏側の固定ネジを外して入れ替えるだけとなっている。
外観はよく出来ていると思うが、使うには少し手を入れたいのが今回の正直な所である。一昔前なら充分な性能だろうが、現状なら完全版とする為にカスタムパーツの登場を待ちたい所だ。
当店価格 20,680円(税込)
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