アブラムが3才の時に、初めて洞穴から外に出た、そして彼はまわりを見渡した。
アブラムは不変の事実を見た、世界は何と美しいことか、何とおおきな空間であるか、その中にはとても多くがある - 木々の種類、山々、花、鳥、そして川がある。
アブラムは、彼のまわりで見た全ての物から大きな印象を受けた。
誰がこの全てを造ったのか?
アブラムは自分の心の中で質問した:このようにとても賢いのは誰なのか?その子供は目を上げた、そして太陽を見た。
太陽はまぶしい光をそのまわりのものに広げていた。光りを投げて、世界を暖かくしていた。
アブラムは言った:「太陽が神だ、太陽が世界を創造したのだ。」
彼は、その日の間ずっと太陽を礼拝し、そしてひざまずいた。
夕方の時間に、太陽は沈み、そして消えてしまった。その子供は彼の目を空に上げた、そして月を見た。
月は暗闇に光を投げた、そしてそのまわりに銀色の光を広げて、輝いた、
アブラムは言った:「もし月が太陽を追いやったのであれば、すなわち月が太陽より強いのだ。
もしそうであれば月が世界を創造したのだ。」
アブラムは夜の間ずっと月を礼拝した、そして美しい世界を創造した月に感謝した。
朝になると月が消えた、そして太陽が再び広がっていった。アブラムはまわりを見つめ、そして言った:
「太陽、それは神ではない。月、それは神ではない。
神は消えることもなく、そして燃え尽きることもない。
太陽と月を創造したのは神だ。
世界の全てを創造したのは神だ。
神は、またわたしを創造したのだ。
この美しい世界の上で誉め讃えるべき神、あなたが人の子のために世界を創造してくれた。」