聖書の雑学


聖書からの算術


なぞなぞ

アブラハムから七分の一、イサクから五分の一、ヤコブから三分の一、 このようにして、ヤコブの愛する息子ヨセフに贈られたもの、それは何?

ユダヤ民族の祖父であるアブラハム、イサク、ヤコブの寿命について、 聖書にはこう書いてあります。

 創世記 24:01 アブラハムの寿命は、175歳であった
 創世記 35:28 イサクの寿命は、180歳であった
 創世記 47:28 ヤコブの寿命は、147歳であった
 創世記 50:22 ヨセフの寿命は、110歳であった

つまり、
アブラハムから七分の一175歳÷7=25
イサクから五分の一180歳÷5=36
ヤコブから三分の一147歳÷3=49
ヨセフに贈られた寿命は25+36+49=110歳

このなぞなぞの答えは、神からの「寿命」でした。


聖書の中に出てくる「なぞなぞ」

聖書の中には、興味深い「なぞなぞ」が何度かでてきます。 例えば、
士師記 14:12
サムソンは彼らに言った。「あなたたちになぞをかけたい。」.... 「食べる者から食べ物が出た。強いものから甘いものが出た。」 彼らは三日たっても、このなぞが解けなかった。七日目になって...

このサムソンのなぞなぞの結末、それは、 サムソンは髪の毛を切られて怪力を失い敵に捕えられた、というお話。


また夢見る少年ヨセフは「なぞなぞ」を解く才能を神から授かっていた。 例えば、
創世記 41:17
エジプト王ファラオはヨセフに話した。
「夢の中で、わたしがナイル川の岸に立っていると、突然、 よく肥えて、つややかな七頭の雌牛が川から上がって来て、葦辺で草を食べ始めた。 すると、その後から、今度は貧弱で、とても醜いやせた七頭の雌牛が上がって来た。 そして、そのやせた醜い雌牛が、初めのよく肥えた七頭の雌牛を食い尽くしてしまった。 それからまた、...... 」
ヨセフはファラオに言った。
「この夢は、神がこれからなさろうとしていることを、お告げになったのです。..... 」

このヨセフのなぞなぞの結末、それは、 ヨセフがエジプト王の側近大臣に出世してエジプトを統治した、というお話。


聖書に書かれているアブラハム、イサク、ヤコブ、およびヨセフの寿命については、 数学的に面白い関係がありますね。

辺の長さが、5、6、7の三角形を考えて、各々の辺で作られる正方形の面積に着目する。 すると、アブラハムは7枚、イサクは5枚、ヤコブは3枚、そしてヨセフは各々が1枚ずつ。

祖父寿命正方形(5x5)正方形(6x6)正方形(7x7)
アブラハム175
7枚
0
0
イサク180
0
5枚
0
ヤコブ147
0
0
3枚
ヨセフ110
1枚
1枚
1枚

これは、はたして偶然でしょうか。 「これは意図的な数字ではないか」と言う学者がいます。聖書の編集者は因数分解の知識を知っていたのでしょうか。

なお、誤解のないように付け加えますが、辺の長さが、3、5、7の三角形は直角三角形ではありません。もし辺の長さが、3、4、5ならば直角三角形であり、 ピタゴラスの定理(3x3 + 4x4 = 5x5)が成り立ちます。 (ピタゴラスの定理)


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