MMD study

Part 3. MMDの基本操作

Last update 2017/6/17

MMDのモデル操作パネル


    実際にはたくさんの操作パネルが実装されていますが、 ここでは「フレーム操作パネル」と「情報表示入力パネル」についてだけ説明します。

MMDの座標系

    座標(x, y, z) で、X軸=左右方向、Y軸=上下方向、Z軸=前後方向。
    MMDの座標系は、観客から見た目線で、右手側を+、奥行きを+としています。 ダンサーから見た目線での左右の方向、前後の方向が逆になっているので注意が必要です。

フレーム操作パネル

    横軸がタイムラインであり「フレーム」という単位の目盛がついています。 縦軸には体の部位「ボーン」を選択できるようになっています。

    ボーンの種類使用頻度使用方法など
    センター*****頭の [ 位値 / 角度 ] を指定
    IK左足IK****左足の [ 位値 / 角度 ] を指定
    右足IK****右足の [ 位値 / 角度 ] を指定
    左肩、左腕、左ひじ***左手の動作を [ 角度 ] で表現
    右肩、右腕、右ひじ***右手の動作を [ 角度 ] で表現
    体(上)上半身、首**上体のひねりを [ 角度 ] で表現
    体(下)下半身**腰のひねりを [ 角度 ] で表現
    左親指、左人指、、、小指左手指の動作を [ 角度 ] で表現
    右親指、右人指、、、小指右手指の動作を [ 角度 ] で表現
    左足、左ひざ左足の動作を [ 角度 ] で表現
    右足、右ひざ右足の動作を [ 角度 ] で表現

    特に重要なボーンは「センター、左足IK、右足IK」で、この3つの位値さえ決めれば MMD座標系の空間内で自由に動かせるということです。
    なお、上記の表は使用頻度の高い「ボーン」をピックアップして紹介していますが、 他にも「表情、髪、顔、目、口、、」といった数多くの「ボーン」があります。

情報表示入力パネル

    [ 位値 ] を指定するための 数値(x, y, z) を入力 / 表示するパネルと、
    [ 角度 ] を指定するための 数値(x, y, z) を入力 / 表示するパネルとがあります。

MMDの基本操作

    手順1:「フレーム操作パネル」で、タイムラインの目盛を決める.
    手順2:「フレーム操作パネル」で、動作したい「ボーン」を選択する.
    手順3:「情報表示入力パネル」で、数値(x, y, z) を入力.

    これを繰り返すだけのことです。

    別途、具体的な例を使って説明します。





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