いつかは弾きたいと思っていた曲、それは Gershwin作曲 Rhapsody In Blue♪ Gershwinのピアノ譜面はずっと昔から本棚にあるのですが、まだ弾くのは無理として練習はしていません。 最近、グレンミラーのジャズバンドが弾いていた Rhapsody In Blue♪の音楽を入手、これなら少しは弾けるかもしれないと思い、6月のレッスン曲に選んでみました。 テキストは、「グレン・ミラー スイング・ジャズ・ピアノ曲集」の譜面を使います。これはオーケストラ・バンド音楽をピアノ・ソロに変換してある譜面です。実際のグレン・ミラーのCDを聞きながら譜面を眺めてみるとわかるのですが、トランペットとかトロンンボーンやサックスなどの音が、そのままピアノの鍵盤で再現されているものです。これをピアノソロで表現するのは少し無理はあるのですが、雰囲気は伝わってきます。 Gershwinオリジナルのピアノ・ソロ譜面と比べると、曲が短くコンパクトにまとまっている。 そして演奏テンポはとてもスローなので比較的に弾きやすいかなと思っています。
では早速、最初の8小節のメロディー・パートを見てみましょう。
例えば、上記で緑色の部分はトランペット・ソロで演奏されています。
次の8小節ですが、最初はトランペット・ソロがフェイクして始まり、終わりはピアノ鍵盤がスライドスライドして盛り上がり、小休止へ...
[譜面A」のつづき
では譜面[A]をパソコンMIDI演奏で聴いてみます。 では次回に!
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Rhapsody In Blue♪の途中の演奏を少し後回しにしておいて、、、
ここは Rhapsody In Blue♪の曲の中で、最もスローな部分、演奏はそんなに難しくはないです。
パソコンMIDI演奏で聴いてみます。
さて、グレンミラーのジャズバンドでは、上記オリジナル踏面の小節の長さを多少変化させている。
パソコンMIDI演奏で聴いてみます。
さきほどの Gershwinオリジナルのピアノ・ソロ譜面の続きですが、
パソコンMIDI演奏で聴いてみます。 さて、Gershwinオリジナルのピアノ・ソロ譜面では、この後まだまだピアノ演奏はつづくのですが、グレンミラーのジャズバンドでは、上記オリジナル踏面(その2)からエンディングパートに入って行きます。 ここの部分は色々な楽器が入り組んでオーケストラ・バンド演奏されているので、そこからピアノ・ソロに置き換えるのは難しいのだろうと思います。 実際、「グレン・ミラー スイング・ジャズ・ピアノ曲集」の譜面では、グレンミラーのバンド演奏とは少し違っていて、以下の[譜面C2]のようなアレンジになっています。
ともかくも、パソコンMIDI演奏で聴いてみます。 では次回に!
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Gershwinの「オリジナル譜面その1」に関して、グレンミラーのジャズバンドでは、[譜面B1]あるいは[譜面B2]あるいは[譜面B3]のようにアレンジされます。(なお、[譜面B3]は前回に紹介済み)
また、Gershwinの「オリジナル譜面その2」に関して、グレンミラーのジャズバンドでは、[譜面C1]あるいは[譜面C2]のようにアレンジされます。(なお、[譜面C2]は前回に紹介済み)
この[譜面C1]は、トランペットのアドリブとなっています。 それでは、[譜面B1]から[譜面B2]そして[譜面C1]までをパソコンMIDI演奏で聴いてみます。 では次回に!
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さて少し戻りますが、「グレン・ミラー スイング・ジャズ・ピアノ曲集」で、[譜面C2]の部分が演奏しにくいので、自分としてアレンジしなおしてみました。次の[譜面C3]がそれです。
この[譜面C3]からエンディングまでを続けて、パソコンMIDI演奏で聴いてみます。
グレン・ミラーによるアレンジ版の Rhapsody In Blue♪ の曲の構成を確認しておきます。
これで Rhapsody In Blue♪ のピアノ演習は終わりです。
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