6月は、久しぶりに国府弘子さんのアレンジ曲を演習したいと思います。
さて、I Love You ♪ 曲のメロディは元々はこんな感じです。 これに、国府弘子さんがアレンジをしてゆくわけですが、その際のワン・ポイント・アドバイスが読者に 分かりやすく丁寧に紹介されています。これについても、ちょっとだけかいつまんで触れるつもりです。
まずイントロから紹介します。
メロディが出てきたらこのパターンを左手だけでがんばるという方法を伝授。
ここでは、I Love You ♪ 曲のメロディ冒頭の部分8小節だけをとりあえず紹介します。
「低いC音をキープして、その上にコードの変化を乗せる」ことで何か緊張感のようなものが継続し、 その後の譜面[B]の部分に心地よい開放感が生まれます。これ業界用語で「Cペダルで」と言う。 ここまで 譜面[Intro] - 譜面[A1]の前半 までを、パソコンMIDI演奏で聴いてみます。 なお、譜面[A1]は16小節なんですが、後半の8小節は . . . 次回にまた! |
I Love You ♪ 曲の主メロディが譜面[A1]で、全16小節です。
I Love You ♪ 曲の主メロディの後に、この曲のサビである譜面[B1]、8小節がつづきます。
「1, 2, 3, 4」と1拍ずつ数えるよりも「1と2と」というように2拍子で大きくとらえるとノリが出ます。 そして譜面[B]の部分は「1, 2, 3, 4」と細かく感じることで、同じテンポの中で何やら変化したような 動きが出るのです。拍の感じ方が、演奏のノリを出すということです。
I Love You ♪ 曲のサビの後に、再び主メロディの譜面[C1]、8小節に戻ります。
ここまで 譜面[A1] - 譜面[B1] - 譜面[C1] までを、パソコンMIDI演奏で聴いてみましょう。 次回に! |
今週は、 I Love You ♪曲のつづき、第2コーラスなんですが、別のアレンジ譜面を使って演習します。
それで、先週まで演習してきた国府さんの伴奏譜面を、ほぼそのままの形で伴奏パートとして拝借します。
曲 I Love You ♪ 「第2コーラス」の前半16小節、譜面[A2]を紹介します。
実際、この曲の作者である コール・ポータは、この部分だけ転調してSaxを演奏しているということ。 本演習の譜面では、曲の全体が「 F Majorスケール」ですが、 「 A Majorスケール」に転調している。
一般的に、ピアノなどではコードを同時に押さえて弾くことができますが、
Saxとかの楽器では、ひとつ
転調しているところを意識して聞いてみましょう。 MIDI=3kbyte (0'32") 次回に! |
I Love You ♪曲、第2コーラスの後半です。
MIDI=4kbyte (0'33")
曲 I Love You ♪ エンディング譜面[Ending]です。実は、この前の譜面[C2]で終わりの小節あたりからすでに
では、曲 I Love You ♪ 「第2コーラス」を通して
MIDI=3kbyte (1'25")
曲 I Love You ♪の曲の構成を確認しておきます。
これで演習は終わりです。
「イントロ」+「第1コーラス」+「第2コーラス」+「エンディング」 までを通してパソコンMIDI演奏で聴いてみます。 MIDI=8kbyte (2'51")
次回に!
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