Diary of Piano Lessons

2020年11月分

第856回(2020年11月7日)〜 第857回(2020年11月14日)

この2年間で、楽譜集「Scott Joplin Complete Piano Works」から Joplin のラグタイムを全て演習しました。 今後は、Joplin 以外のラグタイム曲を選んで演習する予定です。


古いラクタイム曲を調べてみました。

    年代
    ラグタイム曲名作曲演習
    19世紀末
    ラグタイム黎明期
    186x 1869PasquinadeL.M.Gottschalkl(練習曲282)
    189x 1896The Crush Collision MarchScott Joplin練習曲276
    1896Combination MarchScott Joplin練習曲275
    1896Harmony Club WaltzScott Joplin練習曲274
    1897Mississippi RagWilliam H.Krell(練習曲283)
    1897Harlem RagTom Turpin-
    1899Bowery BuckTom Turpin-
    1899Tickled to DeathCharles Hunter-
    1899Original RagsScott Joplin練習曲259
    1899Maple Leaf RagScott Joplin練習曲141
    20世紀前半
    ラグタイム全盛期
    19xx 190x (25曲)Scott Joplin済み
     (41曲)-
    191x (29曲)Scott Joplin済み
     (6曲)-
    192x (7曲)Scott Joplin済み
    20世紀後半 197x 1971Graceful Ghost RagWilliam Bolcom-
    1974The Serpent's Kiss Rag FantasyWilliam Bolcom-
    1976Last RagWilliam Bolcom-
    199x 1995Swanee River RagM.Ikemiya-
    1997Blue Mountain RagM.Ikemiya-




11月前半のレッスン曲は「Pasquinade♪」をとりあげます。

19世紀末の時代、ラグタイムの黎明期のころの曲です。
紹介記事には、

    「ビゼーがカルメンを書く30年ほど前に、ハバネラを用いたアメリカ人作曲家がい ます。彼の名はゴットシャックルというニューオリンズ生まれのピアニストです。ヨーロッパで演奏活動をしてショパンとも交際があり、彼のピアノを賞賛したとも言われている。パスキナーデの曲は晩年の作品で、左手のリズムにハバネラのリズムが登場し、これは後にラグタイムに発展していく先駆的な要素として注目に値します . . .  」

使用するテキストは
楽譜集「アメリカン ラグタイム 2」

曲目:Pasquinade (Caprice)
発表:1869年
作曲:L.M.Gottshalk


曲形式:AA - B - CC - D - E → A B C D E(演習版)
パソコンMIDI演奏 MIDI=18kbyte (3'03")
ピアノ・ソロ演習譜面: こちらのページをご覧下さい → Pianola / 特集 Ragtime Pianist


第858回(2020年11月21日)〜 第859回(2020年11月28日)

11月後半のレッスン曲は「 Mississippi Rag ♪」をとりあげます。

使用するテキストは
楽譜集「アメリカン ラグタイム 1」

曲目:Mississippi Rag
発表:1897年
作曲:William H.Krell


曲形式:A B CC DD - D C A → A B C D - D C A(演習版)
パソコンMIDI演奏 MIDI=18kbyte (3'11")
ピアノ・ソロ演習譜面: こちらのページをご覧下さい → Pianola / 特集 Ragtime Pianist


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