特に、CDジャケットが洒落ているもの、など
4枚を選んでみました
2000/2 ビクターエンタテイメント VICJ-60554
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1999/11 ビクターエンタテイメント VICJ-60420
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世界はメロディー(歌:室井滋) |
1998/10 ビクターエンタテイメント VICJ-60210
国府弘子(p)、八尋洋一(b) 、村石雅行(ds) 杏里(vo)、梶原順(g)、大坪稔明(synth)、斎藤ノブ(perc) 赤木りえ(fl)、Big Horns Bee(horns)
ジャケットに書いてあるダイアリー(日記)から少しだけ。。。
Drive My Car「O.K, I'II be there soon.」 電話を切るなりバッグとサングラスをつかんで家から飛び出し、 アボガドの実が落ちてくるガレージから車を出す。 道端で話し込むラティナーたちを蹴散らして、 さあ出発。 ラジオをつけると"Classic Rock"のチャンネルから 突然のBeatles。 近所のカフェテラスの前で 顔なじみのウェイターが曲に合わせて叫ぶ... "Baby, You can drive my car !" 彼も私と同じビートルズマニア。それじゃこっちもお返しに。 "Yes, I'm gonna be a star !"
Tarkus: Eruption〜Stones Of YearsSanta Monicaでライブをやっていたら 暖かいまなざしの不思議な人が話しかけてきた。 Keith Emerson。 EL&P時代にステージで炎のようだった プログレ王とは思えない もの静かな男の人だった。 それがきっかけで20年以上もの前の名盤「Tarkus」を知って、 ふるえるほど感動した。 日本のヨウイチさんとムライシ君に電話すると 「また今ごろになってとんでもない曲見つけちゃって!」 とあきれながら、うれしそうだった。 彼らと、わたし流の新しいタルカスをやってみたいなと思った。
I Do What I Wantどうしても譲れないことってある。 こだわりだすとまた振り出しに 戻ってしまうのがわかっていても、 やっぱり気づかないふりはできない。 やっかいだけど、 ちょっぴり見直したりもする、 そんな自分のこと。 理屈は知らない。 好きかキライか。 女は皆そういう風に生きている。 Leniseはいつも言ってた、 "Hiroko、やりたいようにやるっきゃないわ!" From Los Angeles. 98.Spring. |
1987 ビクター音楽産業 VDJ-1105
国府弘子(p)、桜井郁雄(b) 、日野元彦(ds)、本多俊之(ss)
ジャケットは、こんなタッチの文章で始まる。。。(その一部を紹介) ジャズ・ミユージシャンには、ヘンな奴が多い。 転ぶたびにメガネの縁が欠けてゆき、はじめは大きく丸かったレンズが、 最後には老眼鏡のように細く小さくなってしまった奴。 興奮するとピアノの椅子から飛びあがりながら弾くので、 まるで魔法使いがホウキに乗って空を飛んでいるように見える奴。 常にゾウキンを持ち歩き、演奏する時には鍵盤のスミに置いておき、 アルペジオの時にゾウキンを使う奴。 興奮してクライマックスになると、両手いっぱいに広げて、 頭を上下させて弾くので、瀕死の鳥と言われた人。 パーカッションが自分のソロより受けてしまったので、 1万円ダウンと怒鳴った人。 ユダレをダラダラ流しながら弾く奴、。。 ... ああー、凄い! オドロイタ。書き出したら止まらない。 まだまだあるのだ。 これはいったいなんだ。フリークの世界ではないか? けれども、このようなことがあるということは、その人が それだけ我を忘れて瞬間にのめり込んでいるということなのだ。 そうではないだろうか? だって、なかなかステージでオシッコは漏らしませんぜ。 そう、そういうすさましい世界いに国府弘子は入ったのだ。 入ったというよりも呼び寄せられたのだろう。 それはヒロ子が生まれ持った血がそうさせたのだろうと思う。 彼女には立派にフリークの資質があるだ。 彼女が修業時代の話だが、。。 ... このバカさ加減がいいのだ。バカさ加減というのは誉めて 言っているのであって、けなしているのではない。 バカだネー。と言って笑う時のアレだ。アレは、そのような失敗が、 なにかに夢中になっている時におきるものだという親近感と、 夢中になっているその姿が好ましく感じられ、 バカだネーとなるのだ、。。 ... ところで、ジャズつーもんだけどネ。 本当に個人のものだってーことを実感したわけなんだ。 スタイルとか新しいとかカッコいいとかサウンドとかっていんじゃ ぜんぜんなくて、個人の力、そして個人がいかにガイキチの強力 かってことなんだなーって感じたわけ。 サウンドってものはその結果生じるもんだし、 新しさだってそうだって言えるのですね。 生まれつきの天才は、音楽をやりだす出発点がすでにあさってのほう からくるから凡人とはぜんぜん違うけど、 フツーのミュージシャンはまず強力なものがあるということを知る ことから始めて、できたら、その人と一緒に演って触れるってこと しかないんじゃないかな。 まあ、無理やりこじつけると、ヒロ子はガイキチになれる資格が あるって僕が思っていることなんだ、。。 ... まあ最後に曲の紹介でもするか。 これは、ヒロ子自身の解説にぼくが脚色をつけ加えてご紹介しよう。 (中村誠一)
曲目解説
フランス語で「舟歌」。ショパンの曲にもあります。ヒロ子版「処女航海」 という気分で、フレッシュな舟出の感じを書きました。(ヒロ子) マンハッタンの夕ぐれにふと空を見上げると、まだ青空が残っていて スーッと心地良い風がふきぬけていったような曲です。(セイイチ) メキシコの姉一家を訪れた時に、カンクンというカリブ海に面した 最高のリゾート地で書きました。民族舞踏のイメージ。(ヒロ子) ボサノバのリズムで桜井君がアルコでメロディーを弾いていますヨーン。 (セイイチ) これは意外とあっさりと即興でできた曲で、月を見ながら切なく 琴を奏でるかぐや姫といったところです。(ヒロ子) このタイプの曲は、作るのは好きだけど演奏するのはムズかしい、 とヒロ子は言ってますが、なかなかドウシテ。(セイイチ) 「今夜は特別な夜よ。だってアタシのできるたった一つの可愛い魔法。 食べ物をあっためる力。それを使わないで彼に食事を作ったんだもん。 エッ? 電子レンジであっためたのよ」、という感じのタイトルでした。 ちがうかなー?(セイイチ) 時々、気分のいい時だけ男と一緒にいて、 音楽がやりたくなったら一人になりたいからその時は、早く帰ってネ。 というヒロ子の願望を書いた曲。(セイイチ) 「違います」(ヒロ子) キメのリズムにいろいろ変化がほどこしてあって、せっかくのトコさん、 桜井さんに手かせ足かせをしたようで心苦しい気もしたけれど、 自分では楽しんで作りました!(ヒロ子) この曲を聴くと、いつも胸の奥がズンと痛くなります。 独りぼっちの心淋しかった前世で、ずっと長いこと、「想いを伝える」こと に憧れ続けていたような、そんな気がしてきます。 だから今、精いっぱい音楽で人に語りかけたい。(ヒロ子) |
ひろこ倶楽部Vol.2♪から1999.7.1 ひろこ倶楽部のライブで、「Hiroko's Songs スペシャルメドレー」があり、 全12曲の大作ですが、「More Than You Know」アルバムからの曲が入っています。 Rain Dance デビューアルバムから一曲。ジャケット中身の写真は今だにこっぱずかしい。 故・日野元彦さんがドラムを叩いてくれた思い出の一枚....想いを込めて。 というライブのパンフレット"資料"がありました。この、"今だにこっぱずかしい写真"、 見てみたい方に言っときます。近くのお店でアルバムを注文して買いましょう。 *廃版*にならないうちに。。。 |