「BOOGIE Piano奏法♪」のコーナー前書きで、 ジャズ音楽に関する専門用語、ラグタイム、ブギウギ、バップ、クールジャズ、ハードバップ、プログレッシブジャズなどをランダムハウス辞書から引用しました。最近ですが、佐藤允彦さんのホームページで、「ジャズと戦争」と題するエッセイで、ジャズ100年を総括していますのでご参考までに。
「ジャズと戦争」
20世紀は別名「戦争の世紀」と呼ばれることになるのだそうだ。
なるほど、そう言われればこの百年、人類は飽きもせず世界のどこかで殺し合いを続けてきた。 21世紀になって急に戦争が無くなるわけではあるまいが、この別名はまずうなづける。 一方、音楽で見るならば「20世紀はジャズの世紀」だ。 そして面白いことに、ジャズの変遷と戦争がかなり密接な関係にあるのだ。(以下、内容を省略して項目だけを表にまとめました)
ジャズの発生 南北戦争 ニューオーリンズ時代の終わり 第一次大戦 シカゴ、カンザスシティー 仁義なき戦い スイング・ジャズ 経済戦争 ビーバップ 第二次大戦 ハード・バップ ベトナム戦争 シンセサイザー 冷戦 ま、以上ざっと見渡しても戦争とジャズの関係は明らかだ。21世紀もこの関係が続くとしたら恐ろしい。戦争は対惑星になるのだろうか。するとジャズはどんな姿に???
佐藤允彦
【初出:『JazzLife』2000年2月号】
佐藤允彦さんのエッセイ集から「ジャズと戦争」、是非一読を!
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