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(一般名詞、固有名詞)文法3-34
【テキスト】

【文法3-34】
 一般名詞()の中には、
代名詞、指示代名詞、関係代名詞、疑問詞、条件詞が含まれる
 固有名詞()は、個人名、国名、地名、部族名、海、川、山など
3つの種類に分類される:
(1)個々の名前 →(例文1)
(2)父や母の家系、血統 →(例文2)
(3)愛称 →(例文3)
なお(例文4)は、(2)と似ているがこれは(1)と(3)を合わせたもの

(疑問詞)文法3-35
【テキスト】

【文法3-35】 疑問詞は、名詞とハルフに分類される

 (1) 疑問詞で、名詞のもの

()

種類疑問詞参考
who(例文1)
what(例文2)
when 
where 
how 
how much 
which 

 (2) 疑問詞で、ハルフのもの
() →(例文3)、(例文4)

(イスム・フィアル)文法3-36
【テキスト】

真面目でなくしてあなたが欲しいものを得ることは遠かったのだ (例文1)
あの怠け者たちに私は怒っている (例文2)
醜悪なものには沈黙しなさい (例文3)
パトロールをゆっくりしなさい ※ 悪を捨ておきなさい ※ 本をお取り下さい (例文5)
知識と無知の間のものが分けられた ※ 無視されたために私は怒っている (例文6)

【文法3-36】 イスム・フィアル()は、名詞であるが動詞の意味を持つ

 (1) は、動詞完了形の意味 →(例文1)


 (2) は、動詞未完了形の意味 →(例文2)

 (3) は、動詞命令形の意味 →(例文3)

 (4) イスム・フィアルの使い方
2人称()でのみ使われる種類 →(例文4)
ムタアディ()の種類:ファーイルと目的語が必要 →(例文5)
ラージム()の種類:ファーイルだけが必要→(例文6)

(ムシュタク、能動分詞)文法3-37
【テキスト】

アリイは彼の仲間たちに先行した、彼は先行者 (例文3)
ファリードは客を礼遇した、彼は礼遇する者 (例文4)
商人は小麦を売った、彼は売人 (例文5)
漁師は野原をさまよった、彼はさまよう人 (例文6)

【文法3-37】

 (1) 名詞の種類として、

() 動詞から派生した名詞 →(例文2)
() そうでない名詞 →(例文1)
 (2) 能動分詞() は、能動態の動詞から派生した名詞()である.
3文字動詞の場合は、一般に、 → (例文3)
ただし第2文字がアリフの場合は、 → (例文5)、(例文6)
その他の場合は、動詞未完了形から先頭文字を文字ミームに替えダンマとし、末尾の手前文字をカスラとする → (例文4)

(受動分詞)文法3-38
【テキスト】

ガラスが壊された、それでガラスは壊れている (例文1)
お客はもてなされた、それでお客はもてなされている (例文2)
演説者に耳が傾かれた、それで演説者は聞かれている (例文3)

【文法3-38】

 (1) 受動分詞() は、受動態の動詞から派生した名詞()である.

3文字動詞の場合は、 →(例文1)
その他の場合は、動詞未完了形から先頭文字を文字ミームに替えダンマとし、末尾の手前文字をファタハとする →(例文2)
 (2) 受動分詞は
受動態の動詞がムタアディ()の場合に存在する →(例文1)、(例文2)
受動態の動詞がラージム()の場合は、
ハルフジャルあるいはズルフを使用しなければならない →(例文3)

(比較名詞)文法3-39
【テキスト】

お金は役に立つ、しかし知識はそれよりも役に立つ (例文1)
ハーリドは背が高い、しかしファリードは彼よりも背が高い (例文2)
サアードは彼女の姉妹で年上です、しかしハンダは彼女の仲間で年下です (例文3)
その丘は高い、しかしあの山はそれよりも高い (例文4)
綿は白い、しかし雪はそれよりも白い (例文5)

【文法3-39】

 (1) 比較名詞() は、動詞から派生した名詞()で比較級を表す.
 (2) 3文字動詞の場合は、

男性形: →(例文1)、(例文2)
女性形: →(例文3)
ただし、色や欠陥やアクセサリーなどの比較は次の(3)項を適用する
 (3) 3文字動詞以外の場合は、
動名詞の対格と、その直前に()を置く →(例文4)、(例文5)

(マムヌーア・ミン・サルフ)文法3-40
【テキスト】 前半

これは広大なサハラ砂漠です (例文1)
あなたのために美しい思い出を覚えています (例文2)
その中には明るいランプ(複数)がぶら下がっている ※ 広い寺院(複数)に入った (例文3)
蜂蜜は砂糖よりも甘い ※ ぶどうはすいかより役に立つ (例文10)
空腹な貧しい人に食事を与えた ※ 喉が乾いた男に水をやった (例文11)
二倍の民族が来た ※ 一つにまとまった民族が来た (例文12)

【文法3-40】 前半
 (1) マムヌーア・ミン・サルフ() は、2つに分類される
理由が1つ()
理由が2つ()、これはさらに固有名詞と形容詞に分類される
 (2) マムヌーア・ミン・サルフ/()
1) 名詞末尾の形が() →(例文1)
2) 名詞末尾の形が() →(例文2)
3) シーガト・ムンタハ・アルジュムア() →(例文3)
すなわち複数形の名詞でこの形:
 (3) マムヌーア・ミン・サルフ/固有名詞()
4) 女性の名前 →(例文4)
5) 外来語つまりアラビア語でないもの →(例文5)
6) 動詞と同じ形のもの →(例文6)
7) 複合の名詞 →(例文7)
8) 名詞末尾の形が () →(例文8)
9) この形: →(例文9)  /* 誤記訂正 */
※もとはに変化したもの。例えば、
 (4) マムヌーア・ミン・サルフ/形容詞()
10) この形:  →(例文10)
11) この形:  →(例文11)
12) この形:  →(例文12)

【文法3-40】 つづき
【テキスト】 後半

【文法3-40】 後半

 (5) マムヌーア・ミン・サルフ() は、名詞の2段活用の規則

タヌイーン() 禁止 →(例文1)
属格ではファタハとなる、つまりカスラ禁止 →(例文2)
 (6) マムヌーア・ミン・サルフは、次の場合に解除される
属格で、アルがつく場合はカスラとなる →(例文3)
属格で、ムダーファ()の場合はカスラとなる →(例文4)

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