- - コメントに関して
- コメントに関して
- 意味があり,覚えやすい名前をプログラムで使用していれば,コメントを追加する必要はほとんどない.しかし,意味のなる名前が使用されていなければ,どのようなコメントをつけてもわかりやすいコードを作成することは難しい.
- マジックナンバーは極力避ける.かわりに意味のある名前付の定数を用いる方がいい.
- 例:
- double data[10]; ・・とするのではなく,次のようにする.
enum { maxData = 10 } ;
double data { maxData } ; |
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- - オブジェクト試行時代のプログラム設計術 より
- クラスの名前はとっても大事
- 誰にでもそのクラスの役割がイメージできるような名前にすること
- クラスの見つけ方
- 機能や役割を持った「名詞」を探す.
- 重複している名詞は取り除く
- 値で表現できるモノは候補からはずす
- 環境も候補からはずす
- メソッド分割の考え方
- 一つの処理の流れを一つのメソッドと定義する.
- メソッドの大きさが20〜20行を超えるようならば,複数のメソッドに分割する
- 他のメソッドと重複する処理は,別メソッドとして他のメソッドと共用する.
- コメントがないと意味がわからない処理の固まりは,その処理名をつけたメソッドにする.
- 他人の仕事をすることはない!
- クラスの役割を考える.役割を考えると言うことは,別のクラスの実装を考えないということ.
- 設計はいつもシンプルに
- 「後から必要になるかも知れない,でも使われないかも知れない」といった設計を排除し,現時点で必要最小限の設計を行うという姿勢.
- むやみに継承を使わず,AクラスのインスタンスをBクラス内で保有し,そのインスタンスに処理を委譲する方がよい.
- パラメータは1箇所にまとまっていた方がよい.
- 各クラスの初期化はそのインスタンスを使うようにする.
- Mは,2^n という条件で,0〜M−1 までの整数が周期Mで1回ずつ現れる.
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- - 前置++と後置++
- 前置インクリメント
- xの値は,iがインクリメントされた後の値 ( 10 + 1 ) = 11 となる.
- 後置インクリメント
- xの値は,iがインクリメントされる前の値 10 となる.
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- - いろいろな注意点
- 整数/整数 の計算結果は,整数値に丸められた値となり,小数点数にはならない.
int sum = 10 ;
int count = 5 ;
double ave = 0 ;
ave = ( double ) sum / count;
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