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鳥取大学 大東 信仁
赤木先生の感想文



 丘の形成過程やなぜ砂丘地を農地としたのか、という話は今までも授業などで聞いたことがありましたが,地質的な話やこれからの砂丘の利用法として観光資源としての鳥取砂丘のあり方についてはあまり聞いたことが無く興味深かったです。いかに地元の人が砂によって生活を制限されていたのか理解できました。
 して、砂丘開発において高度な技術ではなく誰でも利用可能な技術を用いて開発を行いその結果、技術の定着化が早く進み砂丘の農地化が迅速に進められたという事は、現在の海外開発においても技術の定着化において重要なことではないかと考えます。
 発とは、誰のための開発であるのかが見えれば自ずと開けるのではないかと言われたのは今回のテーマである開発と自然との関係を見つけるのに必要な姿勢であり、常にその問いを問いつづけ、どのような開発が要求されているのかを見失なわない姿勢が必要だと思います。


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