名前: | 栗原 由幾(くりはら ゆき) |
大学&学年: | 京都大学 M1 |
研究テーマまたは興味のある研究テーマ: | GISの水文分野での利用 |
趣味&特技: | テニス、カラオケ |
出身: | 大阪府池田市 |
その他: | |
テーマについて各自の考えや思うことなど、自由に書いてください: |
最近,農業土木分野における開発で注目されたものとして,昨年の諫早湾の干拓事業が挙げられます.この問題に関して数多くの批判がありましたが,私はこのような開発もある程度は必要であると思います.たしかに,開発を行うと環境に対して何らかの影響が現れます.しかし,その影響が許容範囲内にあり,地域の人々がその開発を望むのであれば,開発を進めてもいいと思います.ここで重要になるのが環境の評価法ですが,これについて昨年環境影響評価法(環境アセスメント法)が制定されました.開発を実行した場合と実行しなかった場合の環境について調べ,専門家や行政機関の代表者だけでなく住民の意見も取りいれ,代替案まで考えることによって,その開発が本当に必用なものか,どれくらい必要なのかを具体的に示すと,開発に対する批判も少しは減少するのではないかと思います.開発を行うにしろ行わないにしろ,最終的に影響を受けるのは地域の住民であるわけですから,その住民の意見を取り入れることが一番大切なことなのだと思います. |