名前: | 大利 元樹 |
大学&学年: | 鳥取大学 修士1年 |
研究テーマまたは興味のある研究テーマ: | 半乾燥地における土壌侵食(水食)の機構について |
趣味&特技: | パソコンいじり、バスケ、スキー、ゲームなどなど(趣味であって特技ではないです。) |
出身: | 兵庫県 |
その他: | 特にありません。 |
テーマについて各自の考えや思うことなど、自由に書いてください: |
開発という言葉の定義が難しいですね。僕は、あらゆる人間活動のほとんどが開発という言葉に属するのではないかと思います。従来の環境を改変して食料を生産する農業も、当然開発というものの一つの姿であるわけで、その中に属する農業土木も開発無くしては成り立たない生業です。これまでの開発は、開発に伴って自然を破壊する事により負うリスクがそれによって得られるメリットを超えているのではないか、という考えから一般に悪いイメージで捉えられる事が多くなったのだと僕は考えていますが、農業においても、今後どのように上手くやってもリスクの発生は回避できないと思います。開発による自然破壊が必要悪だとすれば、"人と自然との新しい関係"というのは、利益と損失を考慮した許容され得る自然破壊の度合いに線を引くことではないでしょうか。その上で、開発を進めながら線引きの範囲を守るためにリスクを押し下げる事が、農業土木のこれからの仕事だと思います。 |