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   Memo - 水の特性あれこれ [2003年05月]
- 熱量
  • 1gの水を1℃上昇させるのに必要な熱量(カロリー)を比熱という.熱量1cal=4.18J.
  • 水の比熱はだいたい1.大抵の液体の比熱は0.5.だから,水は温めにくく冷めにくい性質を持つ.
  • 熱に関するいろんな数字 
    • 蒸発熱(100℃)・・539cal 
    • 融解熱(0℃)・・79.4cal 
    • 熱伝導度(20℃)・・1.40×10^-8
    • 熱伝導率
      • 0℃・・0.561 W/(mK)
      • 20℃・・0.673 W/(mK)
- 潜熱
  • 融点(沸点)にある固体物質(液体物質)に熱を加えたり,奪ったりしても,その温度を一定に保つ能力を潜熱という.液体の中でも,水は潜熱がとくに大きい.
  • 水の蒸発潜熱l(J/g)・・・1gの水が蒸発するのに必要な熱量.l=2500.8-2.3668*T.
    Tは温度.20℃の時の蒸発潜熱は,2454.2(J/g)
- 分子量18
  • 同程度の分子量を持つ物質のほとんどは,常温では気体である.
- 光の透過度
  • 可視光をよく通す.赤外線のような長波長の光をあまり通さない=>熱を吸収する
- 密度
  • 他の物質に比べて密度が小さい.ほとんどの液体は,温度が下がると密度が大きくなるが,水は3.98℃で最大になり,それ以上温度が下がっても密度は大きくならない.だから,氷は水に浮く.ちなみに氷は液体の水よりも9%体積が増加する.
  • 0℃:0.999984 × 10^3 kg/m3
  • 計算式:
    • ρ=1028.14 - 0.0735 * T - 0.00469 * T^2 - 35.0 * ( 0.802 - 0.002 * T )
  • 水の密度:■水理学関連の表 メモ

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