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   堀江貴文:実践的起業家論 [2005年5月]
                                  -講演会聴講レポート in 慶応MCC夕学五十講

今回は,もうみなさんご存じのホリエモン.

当然,会場は満員.

幼少の頃に感じた世の中の理不尽さ.
それに抵抗し,反発を試みたときに感じたチャレンジしたことによるハイリターン.

彼の目から見える世の中の仕組みと,そこに転がるチャンスの数々と起業することで得られる利益を,独特の論理で展開していく.


みんなが右を見ているならば,そこであえて左を見ないとチャンスはない.
理論的に考えて良いと思ったことは,まず周りに話してみる.
そこで,みんなに否定されたときこそ,最大のチャンス.
誰か一人が良いねと言ったら,その人はライバル.
半分の人が良いねと言ったら,すでにそのアイデアには得られる利益は残ってない.
みんなが左を見始めたときに,左を見てもえられるものは残っていない.

自分の夢や目標をあらためて,考え直すべきだ.
モノゴトには順序がある.
プライドや建前は本当に大切なものなのか?
周りの目や王道を行くことにとらわれていてはチャンスはない.
目標を達成するために大切なことを考えろ.
自分の得意なものは何なのかを見極めろ.

そうしてみんながハッピーにならなければならない.
そう強く主張して講演は締めくくられた.

これまで,メディアの中では,なかなか彼の論理をゆっくりときく機会がなかったけれども,今回90分というまとまった時間で,邪魔するものがない環境で,その全体像を聞くことができたことはとても有意義であった.

起業家らしい視点から出てくる言葉の深層には,注視しておきたいメッセージがあふれている.
これまではあまり興味がなかったけれども,彼の著書を読んでみたくなりました.


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