1999.12.01(Wed)-


12.01

8時半起床。車でSFCに向かう。途中の町田街道で渋滞に遭い、見事に45分遅刻した。2限「映像環境論」は漫画と絵本の話だった。授業が終わったらとっとと車に戻って、このまま帰るのもしゃくだったので茅ヶ崎までドライブ。茅ヶ崎の「ガスト」で昼食の後、134号を快走。海沿いに逗子まで行く。逗子からは有料道路に入るのが嫌だったので、逗子-朝比奈-港南-保土ヶ谷と公道を行って、保土ヶ谷バイパスを激走。鵜野森が渋滞だというので行きと同じ町田街道で町田へ。「ヨドバシカメラ」でちょっと買い物をして、行きとは違う町田-相模原-南大沢-南陽台というコースで日野へ。相模原から南大沢の道でショートカットしようとしたらとんでもない細い道に入ってしまい、最後には道の真ん中にポールが立てられてるようなところをギリギリで通り抜けたりなんかして(しかも他にも何台もの車が何食わぬ顔でやってた)大変だった。日野に入ってから、途中南平の「TSUTAYA」でビデオの返却&レンタル。先週に続いて「0080」、それから「リアリティー・バイツ」を借りる。帰宅後はそのビデオを見る。「0080」は全6話でガンダムシリーズ初のOVAという事もあって、小さくまとまっている印象はあるものの、良かった。MS(モビルスーツ)でのドンパチとかあんまりなくて、テレビ作品よりも人間味のある話で、こういうのはやっぱりOVAじゃないとできないのかなあなどとも思った(そういえば今テレビでやってるターンAは、こういう路線っぽい気もするけど)。「リアリティー・バイツ」の方は、大学卒業時に総代をつとめた女性が、テレビの仕事に就くものの番組の司会と相性が悪くてクビになったり、自分が作ったドキュメンタリーが滅茶苦茶に切り貼りされて発表されたり、仕事を12回もクビになっても奔放に生き続けるバンドマンと、車の事故がきっかけで知り合ったテレビマン(という書き方は適切なんだろうか?)の2人の男の間で揺れ動いたりと、なんだかリアリティーのある内容だった。'90年代の若者観について描かれているということで、2年前渡辺ゼミの三田祭の論文で誰かが取り上げていて、見てみようと思ったのだが、これからマスコミに就職する、あるいはしたい人には特にいい1本かも。色々な意味で。(12.02に記述)

12.02

12時起床。昼食の後、昨晩やらなかった日記とメール。14時半過ぎに家を出て三田へ。5限「視聴覚教育メディア論」を受ける。授業の後は「一慶」でラーメン食べて帰宅。途中高幡の「BOX」で井手麻理子の「There must be an angel」を買って帰宅。カバーらしいのだが、元は誰が唄ってるんだろうか。テレビは「週刊ストーリーランド」「どっちの料理ショー」「危険な関係」。その後ホームページいじりで夜更かし。

12.03

7時半起床。10時から横浜デジハリの実習。今日はIllustlatorとAfterEfectsをやった。回を追う毎に担当の先生の説明がアバウトになってきて、こっちが寝不足ということもあって相当理解が怪しくなってきた。というわけで16時の終了後も18時頃までちょっとした映像作りに励む。19時からの講義は絵コンテについてだったが、相当疲れてたおかげでほとんど上の空だった。帰宅は23時過ぎで、ビデオで「ターンAガンダム」と「美しい人」を見る。

12.04

8時半起床。日吉の2限「文章作法」に出る。ハンバーガーの牛肉と森林伐採に関する記事の批評と、宗教商法に関する記事の用紙をまとめるという作業をやった。他の人が書いたものをじっくり読んで解釈するというのは、最近あまりやっていなかった気がする。授業の後は、「ひよし家」で昼食(今日は特に混んでて、珍しくカウンターに座った)の後、帰宅。昨日遅かったせいか眠かったので昼寝。夜にゼミのOB・OG懇談会兼忘年会というのがあるので軽く寝るつもりが17時過ぎまで寝てしまい、慌てて田町へ。博報堂の入っているビルにある何とかいう店(すいません名前忘れた)へ。正装で来ることとのお達しがあった割に、結構ラフな格好の人が多かった。というか、セミフォーマルな格好がない自分としては、正装といわれると結局スーツになってしまうのが悲しい。会の方は2・3年は結構来ていて4年は5人程、OBの方が順次来て10人程度来られていた。僕は今年理工からメディアコムに入った大村君や、1個上のOBの矢野君や渡辺さんなんかと特に話をした。矢野君はシーズ情報出版というとこに就職していて、サブカル誌の営業で相変わらず色々と面白い経験をしている様だった。渡辺さんは毎コムでなぜか雑誌編集の仕事をしていて、クオークとか使っているという話を聞いた。2次会にも行き、そこでは栗林さんという、「La Vie De 30ans(なんという偶然!)」の編集をやっておられる方と特にお話しをする機会を得て、出版社の事を聞いたり、価値観の話(?)なんかをした。2次会の後は3次会に行かんとする人がいる中をスルスルっと抜けて帰宅。なんとか中央線の高尾行終電で帰って来ました。

12.05

12時半起床。昼過ぎから夕方までテレ東でやってた「ニュー・シネマ・パラダイス」を見る。夜は締切直前の「環境芸術論」のレポートを考えつつ、「サザエさん」、ビデオで先週の「元禄繚乱」、それからまたテレビで、「元禄繚乱」「ASAYAN」「電波少年」「ガキの使い」「アリー my love」。

12.06

6時半起床。三田の1限「精神分析学」先週に引き続いての小児性欲論の話と、自己愛に関する自己心理学の話で、身につまされるような内容だった。2限「学校カウンセリング論」はカウンセリングの実習だったが、かじり始めてもう5年目にもなるのに、なかなかうまくいかないところがあるなあと思う事しきりだった。昼はいつもと趣向を変えて「麻布ラーメン」で食べる。スープとチャーシューはまずまず美味しいかなと思った。その後はベローチェでアイスコーヒー飲みつつ、読書。先週から読んでいた田山花袋の「蒲団・重右衛門の最後」を踏破する。田山花袋という人は自然主義文学の代表格とされているが、その前に読んでいた漱石なんかに比べると、かなり読みやすかった。「蒲団」の主人公は、弟子の女学生に性的な欲望のようなものを持ちながらもその意に反して師としての立場を貫こうとするさまが何となく共感できるのだが、そんな知識と教養は高いが生活適応力を欠く「余計者」(解説から引用)というのが、自分にもあてはまるように思った。花袋という人は、文を読んだ感じでは、内向きというか否定的というか凡人というか、ともかく異彩という感じが全くしないのだが、そんな所に逆に親近感を持った。本を読み切った後は大学の図書館に行って、三田祭の時の実験のデータ分析をちょこちょこやる。それから5限前にちょっとパソコン室に行き、5限のゼミに出る。しかし発表者が誰も来ず、17時に終わる。帰りは特に用もなく新宿マイシティの山下書店に寄り、帰宅。テレビは「名探偵コナン」「HEY! HEY! HEY!」。プッチモニは馬鹿みたいな曲だが、なにげに踊りが激しいと思った。それから昨日録っておいた「日曜洋画劇場 レオン」。ジャン・レノはやっぱりすごく貫祿あるなあ、と思った(月並みな意見だけど)。

12.07

13時半起床。昼食の後、少しギター。それからパソコンに向かってホームページ作り。9月にやった中間報告のプレゼンを整理する。いつ本編始められるんでしょうか・・・。夜のテレビは「炎チャレ」。その後なぜかゲーム。

12.08

9時起床。電車でSFCへ。中央線が遅れてたり、横浜線のダイヤが変わっていたりで、結局2限「映像環境論」にギリギリで到着。でも先生が来てなくて20分待たされた。今日の話題はレポートの講評と絵本の「トーン」についてだった。2限後は学食で昼食。昼過ぎから篠田正浩監督の映画の上映会&講演会があると宣伝していてちょっと興味があったけれども、夜までSFCに居るのは精神的に辛いので結局帰る。帰宅後は車で南平の「TSUTAYA」に行き、ビデオを返してCDを借りる。借りたのはミスチル・小島麻由美・インコグニート・バーシアの4枚。家に戻ってからはVS880を出して、三田祭の実験で録った会話の分析をちょっと進める(前にも書いたかもしれないけど、18時丁度に電源を落とされた関係でデータが半分飛んでしまったのが、非常に悔やまれる。皆さんバックアップはこまめにとりましょう)。夜のテレビは「スーパーニュース」「ONE PIECE」「力の限りゴーゴゴー」「チーム」「隣人は秘かに笑う」。ネプチューンの泰造さんの「ふんどし先生」がなかなかいいかも。番組自体は若干「学校へ行こう!」のパクりっぽいけど。

12.09

12時半起床。昼食の後三田へ。少し早めに行って、図書館のAV編集室に行ってビデオ分析の続きをやる。何度も行っているせいか、どうやらここのバイトさんに顔を覚えられてしまったっぽい。16時ちょっとの所で切り上げ、5限「視聴覚教育メディア論」。画像資料に関する話で、外像データベースという、外国で出された日本に関連する本に載せられた挿絵・写真などを集めてデータベース化するという研究例の話などだった。授業の後は図書館で卒論のための資料探しを少しして、マックでちょっと食べて帰宅。夜のテレビは「どっちの料理ショー」「危険な関係」。今日の「どっちの料理ショー」は甘いもの大好き人間の僕にはたまらなかった。見ていてレアチーズケーキがたらふく食べたくなってきた。女友達がいないとケーキとも接点があまりないのが悲しいやら何やら。男1人では行きづらい、ケーキ屋・映画館・レストランの3本柱を突破する企画でもホームページに作ろうかなあ。「ひとりで行けるもん」みたいな感じのタイトルで。

12.10

7時半起床。10時から横浜デジハリの実習。ダイヤ改正のあおりを食らって(?)、横浜到着がギリギリになった。今日はACIDというサウンド編集のソフトを使ってのサウンドファイル作りで、本領発揮といったところか。音素材の切り貼りだけでも結構な曲になってしまうところが凄いと思った。ループあなどれじ・・・。午後に入ってからはAfterEffectsを使っての映像作りで、こっちは(センスや美的感覚の問題で)相変わらず苦しんだ。それでも何とかましなものを作り上げようと思い、18時過ぎまで延々作業。なんとか夕食には行ったものの、戻って来てからMOへのデータ移しをやったので教室を空けなければいけない時間ギリギリまで、作業がかかってしまった。夜の講義は著作権に関する話で、何だかややこしい話で(文系頭の僕だが法律関係だけは何故か縁も興味もない)、途中寝ぼけたりもしたものの一応聞き通す。時間過ぎまであったおかげで、帰りはちょっと遅めになった。帰宅後は「ターンA」など、録っておいたビデオを少し見る。さらにパソコンに向かって今色々とやっているのだが、全然片付かないうちに眠くなってしまってたりする。

12.11

8時半起床。日吉の2限「文章作法」に出る。その後「ひよし家」で昼食。その後珍しく研究室で長居して研究を進める。16時過ぎに出て、これまた珍しく日吉のOMCの部室で長居。18時過ぎから、「わがままセヴン」のミーティング。かつなぜか部室飲み。その後も「949」に行って鍋を囲みつつ飲んで、帰宅は中央線の高尾行終電になった。そしてなぜか、帰宅後に録りだまったビデオを少し見る。すっかり眠くなったので、今日の日記は事実の記述だけでちょっと手抜きだったりする。

12.12

14時起床。昼の間Macに向かって日吉の図書館で借りた「Photoshopキャラクタデザイン」という本を相手にPhotoshopの習得に励む。夜はテレビで「サザエさん」「元禄繚乱」「電波少年」「アリー my love」(12.14に記述)。

12.13

6時半起床。1限「精神分析学」、2限「学校カウンセリング論」。2限は早くも授業の総括に入り始めた。我が学生生活も残りわずかって感じですね。昼は混雑帯を避けるべく図書館のAVルームで先週取り込んでおいたビデオファイルいじりを少しやって、13時過ぎに「一慶」で昼食。その後また図書館に戻って、2Fの閲覧室で勉強・・・のつもりが前半は寝てた。最後の1時間くらいは先月の実験イベントのまとめと資料探しをした。それから5限のゼミ。今日は3人の発表の予定が2人になった。ここにきて脱落者続出はやはり人数が多すぎるせい? 終了後はゼミの菅谷先生にちょっと用があったので、先生の研究室にちょっと寄ってから、帰宅。テレビは「世界まる見えテレビ特捜部」。その後昨日に引き続きPS(Photoshop)と格闘しつつ、借りているCDの録り。いよいよDiscmanにガタが来たらしく、簡単にCDを読みはずすようになってきて、もう大変。(12.14に記述)

12.14

11時起きるも二度寝してしまい、14時半起床。昼食の後15時半に車で家を出て矢上へ。最短コースを選んだつもりだったが、途中浄水場通り(生田の辺り)がちょっとつまってて、結局1時間半かかった。17時から20時まで、研究室で来週の発表のためのプレゼン作り。中味が終わってないにもかかわらず・・・見切り発車です。イッチーに「火曜は休みなら来て」と言われてきたのだが、既に帰ってたか何かで、居なかった。帰りは尻手黒川-新百合-黒川-馬引沢-一の宮のルートで帰ったら、なぜか山道なのに(渋滞がなかったせいか)こっちの方が早かった。帰宅後のテレビは「東京News」「ニュースステーション」を少しずつ。最近就寝時間が毎日3時を過ぎてるので、今日はどうしようかというところ。

12.15

結局昨晩3時半過ぎまでネットにハマる。8時半起床。朝食の後すぐ出るつもりだったが、今日返却するCDの歌詞カードのコピーをまだやっていなくて、それに時間を食ってしまい、車で出たのが結局9時50分頃になる。水曜ということで今日の行き先はSFC。前回の反省点を随所に盛り込んだ経路を想定したのだが、何分出る時間が遅かったのと思わぬところでの渋滞や道間違いで結局40分遅刻。町田街道を避けるべく、相当マニアックで細い裏道(それでもなぜか都道なんだけど)を使ったのだが、曲がるところを間違えたり、その次の町田藤沢線(国道467号)が渋滞で大和市街をぐちゃぐちゃと進んだりしたおかげで、結局こんな結果になった。で、2限の「環境芸術論」だが、今日は「ディズニーランド」や「だんご3兄弟」を例に、キャラクターの記号的消費とトーンに関する話で、今「おかあさんといっしょ」で流されている「だんご3兄弟 あっという間劇場」を見たりもした。これをやっていることに関連して、ブームで中味とは関係ないCD売り上げや関連する会社の株価云々というところに人々の関心が行ってしまったことに対し「意味を取り戻す」ということをおっしゃっていたが、この映像を見ていると純粋に「面白いなあ」と思えて、説得性があった。授業の後は行きとはなるべく違うルート、という設定をして帰る。遠藤-長後-泉-瀬谷-つきみ野-町田で、町田のヨドバシに寄ってMOとビデオテープを買う。それから町田-山崎-図師-唐木田-乞田と行って、永山のCASAで昼食(といってももう暗くなりかかってたが)。さらに桜ヶ丘の三和に寄って、高幡へ。高幡のCDショップ、BOXで、バンドでやる郷ひろみ(!)の曲と、昨日HPで情報を得たdoubleのCD&VIDEOを買う。さらに南平のTSUTAYAへ。CDを返して、これまたバンドでやる小泉今日子(!!)の曲を中古で買う。何だかんだと寄り道しまくったおかげで帰宅は19時前。夜のテレビは「ONE PIECE」「力の限りゴーゴゴー」「チーム」「隣人は秘かに笑う」「今日の出来事」。「隣人は秘かに笑う」は今日で最終回だったが、まるでジェットコースタードラマ(死語?)な感じだった。深水さんの役が主犯とはねえ。怪しい人物を次から次と出しては消していくという感じが、意外性を誘って面白い反面、見せられているという感覚も否めなかった。今年のドラマが不評だったというのは、自分から情報を呼び出す形のネットが一般に定着してきたのに対して、そういう「見せられている」「押し付けられている」という感覚が嫌がられてきたって事なのかなとか、思ったりする(全然的外れだったらごめん)。

12.16

2度寝してしまい14時半起床。焦って昼食食べて三田へ。5限の「視聴覚教育メディア論」。画像の情報量についてと、インターネットについてを少々。これまで自分が出席カードに書いてきた質問について先生なりに答えて頂けたのでよかった。今日は授業の後にも自分の研究に関連して、先生がやっている放送大学の授業についてや授業をやることそのものについて、遠隔授業の事など、色々お話しを聞いた。その後は図書館のAVルームに行って映像ファイルの持ち帰り作業をやった。そこで作業していた美々(美術美学史専攻)の人に話しかけられて、映像編集関連の話を少ししたりもした。その後更にパソコン室に行って少しネット。帰りは新宿のヨドバシとカレーショップC&Cに寄って帰宅。夜のテレビは「危険な関係」「V6の素」「SCENE」。今日の「SCENE」は寺田椿が泣きだしたりして、とてもドキュメントタッチだった。

12.17

7時半起床。8時半の出で、横浜へ。10時からデジハリの実習。今日は「3D STUDIO MAX」の1回目。3Dソフトを始めてちゃんとさわったのだが、昨晩かなり遅くまで起きていたので、寝ぼけたりヤバいヤバいと思って気合い入れたりの、繰り返しだった。それでも何とか3Dグラフィックの「椅子」を完成させる。本当にちょっとしたものを作るんでも厄介だわ、3Dって・・・。夕方は月曜の修論発表の足しになるものを必死に作ろうとしたが、全然時間が足りなかった。19時からは講義で、「ビデオ演出論」のテーマだったのだが・・・あんまり記憶にない。木曜はやっぱ早く寝ないとダメだわ。帰宅は23時半で、ビデオで「美しい人」の最終回を見る。大沢たかお演じる村雨刑事が救われた辺りは、野島ドラマらしいかも。予想通り後味のいいラストだったけど、最終的にはきれいすぎるかなあという印象を持った。

12.18

8時半起床。日吉の2限「文章作法」に出る。その後図書館でWebがらみの本探し。13時過ぎに部室に行って、一旦マックに行って昼食を購入。それからまた部室に戻って、名越が来るのをを待つ。14時過ぎに名越が来て、部室で「わがまま7」のパートの打ち合わせ。15時過ぎに部室を出た後は、矢上の研究室に行って月曜の発表のプレゼン作りを進める。18時からは研究室の新入生歓迎会で、日吉の「たつ吉」に行く。食べ物が結構一杯出て、その辺では満足した。川瀬先生の定年もあって次の代から人数が減ることになったのだが、そのくらいの方がいいのかもしれない(自分の場合やっとのことで同学年の全員の名前を把握した程度だし)。2次会には行かなかったので帰宅は22時。たまっているビデオをいくつか見て、(発表の準備は)明日が勝負なので、今日くらい早く寝ようかどうしようかというところ。

12.19

結局昨日寝たのが4時前で、今日の起床が14時。昼食後は早速明日の発表のためのプレゼン作りを始める。Macの遅さのおかげでなかなかフラストレーションのたまる作成作業だった。夜見たテレビは「ちびまるこちゃん」「サザエさん」。その後も、あーでもないこーでもないの繰り返しで結局4時過ぎまでかかる。Web用にPowerPointのプレゼンをgifに落とそうとしたら何枚かうまくいかないし、もう最悪。

12.20

5時半寝の7時起き。だが、なぜかそれ程調子悪くなかった。朝食ちゃんととって出たら、1限「精神分析学」に20分遅刻。おかげで話がいまいちわからなかった。2限は休講で、その代わりに明日までにレポート(といってもちょっとした感想)を出さなければならなかったので、南校舎のラウンジで書いて、学生相談室に提出。その後は矢上に卒業名簿に関する書類を出しに行かなければならなかったので、移動。日吉に着いてまず昼食、と思ったのだが、久々に新規開拓を狙って、長い事行ってみようと思っていながらも行ってなかった「小満津」に行ったのだが、夕方からだったので断念。結局「ひよし家」で食べる。その後日吉のパソコン室で昨晩作ったファイルの変換作業(これだからMacユーザーは辛い)。14時頃までかかり、それから矢上へ。事務室に書類を出して、生協では配布資料のコピー。その後新川崎から田町へ。三田に戻ってからは図書館などに行ったりして、5限のゼミでの発表。人が多いか少ないかのどっちかだろうと思ったが、少なかった。25部でちょっと不安で更に追加して30部刷ったのだが、意味なかった。発表はプレゼン作りをあまり考えずにどんどん枚数を増やしてしまったのと、発言に関して全く詰めなかったのとで、自分としては失敗だった。が、多くの印象は「何だか難しいが凄い」だったみたい。それ、「単純でわかりやすい」を目指してる俺にとっては褒め言葉じゃないんだけど・・・。まあいいか。難しそうなことを行って煙に巻くのが自分の特技だということはわかったし。ともあれ、ひと山終わってひと安心。帰りは新宿の本屋に何軒か行って帰宅。夜のテレビは久々見たのが最終回だったりする「氷の世界」と「SMAP×SMAP」。

12.21

13時起床。昼食食べて、出かけるつもりがまた布団の中でゴロゴロしてしまい、結局夕方までダラダラしてた。それから夕食を挟んで前後にゲーム。今日1日何だったんだろう。

12.22

13時起床。昼食の後、園遊会の申し込みのため郵便局と銀行へ。その帰り本屋に寄り「Mac Power」を少し立ち読み。帰宅後は明日のバンド練のための個人練をひたすらやる。その割には全曲片付かなかったけど。夜のテレビは「One Piece」と「TEAM」の最終回。やはり共同テレビ、というか関口プロデュースのドラマは、いい。出演者があまり変わらないという点以外は。(12.23に記述)

12.23

10時起床。午前中は、昨日の個人練の続き。昼食の後、ネットの知り合いのhoroさんに頼まれていた譜面を渡すべく、聖蹟桜ヶ丘へ。待ち合わせ時間ギリギリになってしまっていたので車で行ったが、それでも10分程遅れた。The Square(京王百貨店の隣にある専門店街)のマックで30分程マイラバの話やら打ち込みの話やら、なぜか野球の話やらをした。夕方からバンド練なので14時半頃に失礼して、一旦帰宅。鍵盤持って電車で出てくればよかったのだが、一旦帰らなければならなかったおかげで、16時からの自由が丘ACTでの「わがまま7」のバンド練に10分遅刻した。白井と樹里ちゃんが休みで、ボーカルの代打(?)で2年の佐賀が来てくれてた。内容は練習不足と、やはりキー2台では辛いところがあったりで、惨憺たるものだった。まあ、1回目ということで・・・。練習の後は、「モーモーパラダイス」でちょっとした忘年会。ここ来ると本当に食べる食べる。胃が限界になるまで食べ続けました。始めるのが早かったこともあって、帰宅は23時。

12.24

8時起床。10時からのデジハリの実習に15分遅刻。今日は「3D Studio Max」の2回目で、3DCGでのライティングやマッピングについてやった。相変わらず昨晩遅かったせいで午前中は上の空だったが、昼の食事でコーヒーを飲んだおかげで午後はなんとかついていけた。今日は夜の講義がないので18時過ぎで作業を終わらせて、渋谷・新宿回りで帰宅。夜のテレビは「ケイゾク 特別篇」。マニアックな笑いをとる西荻脚本と常識をあえて裏切る堤演出の微妙なマッチングがやはりいい。目疲れするCGと登場人物が皆病的なのには相変わらずこっちもおかしくなってきそうだったが。最近登場人物の深層心理に突っ込むタイプのドラマが多いが、これが昨今のドラマ不振の原因なのではないかと思えたりする。人ってシリアスになるのが嫌いで、テレビまでシリアスになるんじゃねえ、この野郎、的な印象を持っているのかもしれない。表層だけ追ってた方が全然楽だし、テレビにそれを求めている人の方が多いのかもしれない。僕は全然そんな事ないけど。「ケイゾク」なんかはそういう表層もきっちり抑えてる(柴田の「あのう、犯人、わかっちゃったんですけど」の決め台詞とか、中味が謎なお茶「柴田スペシャル」とか、案内の婦警さんが妊娠してたりとか、遠山というキャラを使って柴田のパクりをするとか、挙げたらきりがない)から凄いと思う。でも、一番凄いのは、中谷美紀・渡部篤郎といった、病的な役が見事にハマるキャスティングかな、とも思う。

12.25

9時半起床。朝食の後、矢上の研究室へ。着いて間もなく、パート輪講。僕は、実験結果の分析について説明した。被験者数が少ないことについて、研究室の人間に対して実験をやらないのかという指摘をもらった。あんましやりたくないんですけど・・・(色々な意味で)。輪講の後は、16時頃までダラダラ研究室に居続け、それから小田急線の千歳船橋へ。「文章作法」の坂井先生のお宅で、履修者何人かを集めての食事会のため。17時の待ち合わせにちょっと遅れて着いた。参加者は2年生の村岡さん、渡辺さん、岸田君と僕の計4名。坂井先生のお宅は駅から十数分歩いたところで(さすがの僕も途中の道を覚え切れなかった)、なかなか立派なマンションだった。食事の方は先生の奥さんが中国の方で、中華の家庭料理をたくさんいただいた。ピータンとか豚足とか、名前だけしか知らなかったものも始めて食べたし、春巻や麺なんかもいつも口にしているものとは違った味付けで、とても美味しかった。話の方も中国の事から大学の授業の事、映画や本についての話など、いつもの授業以上に面白い話を色々聞くことができた。最後には先生の奥さんにも仕事(BBCの中国人向けラジオの記者)の話なんかをしてもらったりもして、非常に有意義な時間を過ごした(腹の満足の方も相当なものだったが)。帰りは坂井先生の車で駅まで送ってもらい、至れり尽せりの会だった。今までそれほど接点のなかった2年生とも色々話す機会が持てて良かった。帰宅は23時で、その後なぜかダラダラとゲームして過ごし、結局寝たのは明け方だった。(12.26に記述)

12.26

12時半起床。14時半から鶴見でおかけんや樹里ちゃんなんかが出るライブがある事を思いだし、慌てて昼食をとって出る。結局着いたのが14時45分頃で、おかけんなんかのユニコーンバンド「メリハリ島」が終盤にさしかかってる頃だった。おかけんは徹底はしてないながらも楽しそうにやってるな(実際はそうでもなかったらしい)、とか思いながら見た。次の樹里ちゃんなんかのバンド「Bon-CLAM」は全曲聞いたが、3ピースのバンドなのにそれを思わせないところがあって良かった。終わった後はバンドの人とかとちょっとウダウダ話をしたりして、16時頃に失礼して、新宿へ。IMAGICAの同期飲みの待ち合わせまで少し時間があったので、代々木で降りて、紀伊国屋-HMV-Tower Records-Sofmap-ヨドバシと寄る。待ち合わせの東口富士銀前には時間ぴったりくらいに行ったが、まあ人の多い事多い事。他の人を見つけるのに数分かかった。飲み会は3丁目伊勢丹近くのアジア料理の店(名前忘れた)で、なんか辛いものが一杯出た。話は映画の話や共通の問題である卒論の話なんかに始まり、そのうち今日来なかった短大組を次回来させるにはどうしたらいいかとか、(ちょっとキツい感じの専務さんがトップの)不動産部門をダシにした話とか、わけわかんなくなってた。同期といえどもそこは人間社会だから、1人や2人はどうにもならない相手というのが居そうなものなのだけれど、面接した人がうまかったのか何なのか、この面子ってギクシャクしたところがあまりなくて不思議だった、というのが今日の感想。世渡り上手の集団なのか、コミュニケーション能力の高い集まりなのか。僕に対しては同じ慶応の植村さん(院生なので一応「さん」づけしますね)からは僕のホームページと実際の僕の話しぶりを比較して「猫かぶってる」とか言われたけど、うーん、会話のコミュニケーション能力が無いって事なのかなあ、と。ちょっと研究の話に近くなっちゃうのだけれど、一方通行コミュニケーションの利点って、「適度な無責任さ」にあるのかな、と思ったりする(まがりなりにもマスコミの端くれにいこうとしている者がこんな事欠くのは問題かと思うが)。会話だと、言ったことに対して即時的に責任を負わなきゃならない。文章や絵なんかは、反応がすぐに返って来ないんで、(思考の面でも責任の面でも)守りに入る時間が作れる。そこが僕にとっていいのかもしれない。それが「Discommunicator」の本質なのかもしれない。要するに僕の本質は「無責任」なのだろう。それをわかっているから、普段の場面では「責任」を全うしようとする。田山花袋的「余計者」(この事については2週間くらい前に書いたはず)のたかがしれてる「責任」を全うすることで、表面的な満足を手に入れ、そこで満たされない部分を、自宅で色々よくわかんない図とか絵とか文とか書いたり、部室のノートに戯れ言書いたり、ネット使ってホームページやらメールやらしたりで「Discommunicator」することで精神的に満足している。自分に限らずそういう事はあるんじゃないのだろうか。もちろん人によっては電話だったり、スポーツだったり、旅行だったり。「責任」を持つ事を強要されている場所と「無責任」でいられる場所。それが乖離しすぎて「無責任でいられる場所」を間違えたりすると、児童虐待だとか新興宗教だとか動機のない殺人だとかになるのかもしれない。だから「責任」と「無責任」はある程度統合されてなければならないんだろう。って、これで論文終わりでいいじゃん。「自分の抱える問題の分析」これで片付いたわ。いかが?

12.27

13時半起床。昼食の後、車で矢上の研究室へ。高津の辺りが混雑していたおかげで、2時間かかってしまった。研究室に着いてからは、3時間程、実験計画をウダウダ練ってHPに載せるということをやって過ごした。やはり研究室のパソコンはうちのより処理が早くて良い。帰りは高津を避けて、あざみ野のモスと、近所の古本屋に寄る。帰宅は21時半で、夜はたまっているビデオの消化に励む(?)。

12.28

14時起床。現実逃避したくなった、というわけではないが、夜までゲーム。夜から今になってやっと年賀状作りをする。中途半端に凝った作りになった。20部刷って、とりあえず間違えなく来そうなところと先生関係で、17通出すことにする。後は来るの待ち(そんなんでいいのか?)。っていうかもう既に1日に間に合わないんじゃ・・・(アセアセ)。

12.29

14時起床。昼食の後、買い物と映画を見るべく新宿へ。映画館には滅多に行かないのだが、会社に出すレポートで、映画の感想を書かねばならないので仕方なく(?)という感じ。ちょっと前にテレビで見た「ニュー・シネマ・パラダイス」が良かったので、同じトルナトーレ監督の「海の上のピアニスト THE LEGEND OF 1900」を見ることにしていた。夕方からの上映に間に合わなかったので、まずは買い物に行くことにする。新宿丸井MENで、ジーンズを購入。店員の人に勧められるままに買ってしまったら、結構高かった。すそ直しの間に、近場の三丁目の紀伊国屋に行く。文具売り場で来年の手帳を買う。その後また丸井に戻って直しの受け取りを済ませ、まだ時間があったので大ガードのヨドバシまで足を運んで、ビデオテープやらMOやらを買う。それからマックで軽く食べて、ようやく上映の時間になる。「海の上のピアニスト」が上映されていたのは、歌舞伎町のジョイシネマ1。周囲はやたらと騒がしい所だ。映画館の箱としては、なんか音響面で一杯一杯な感じがした(音量がこれ以上上げたらヤバいという直前まで上がっててる感じがして時折歪み気味になるのが結構気になった)。音楽がメインで扱われている分、余計に気になったかもしれない。話としてはとてもいい作品だった。佐藤先生流にいえば「ドキュメント・リップシンクロ」が効果的に使われていたり、格言的な台詞がさりげなく使われていたりするのが、とても見ていて考えさせられつつも気持ち良かった。お色気は別になくてもいい、という人にはお勧めかな。派手な格闘シーンはなくても、ティム・ロスが相当派手に激しくピアノを弾く(といっても手パクなのだが、すごく雰囲気出ていると僕は思った)シーンや、最後に廃船を処分するのに爆破をするというシーンがあったりして、映像のダイナミズムの面でも楽しめました。それから「ニューシネマ」同様、回顧という形で話しが進んでいくところが特徴的だったかな。

12.30

14時起床。昼食の後、ひたすらMacのシステムをいじる。12時間以上の格闘の末、めでたくOS のアップグレードを完了。長い戦いだった・・・。心配されたモデムの認識の問題も、全然大丈夫だった。ただ、今これを打っているスピードが、やけに遅い。なんで?

12.31

13時起床。さすがに今日は、部屋の掃除に励んだ。相当古いノートや本なんかを整理して、楽器類もきちんと並べた。夜になっても掃除を続けて、22時過ぎたあたりから、ゆっくりテレビを見る。「紅白歌合戦」「雷電スペシャル」半々くらいで見た。2000年問題も今のところ何もなく、よかったよかった。この1年振り返ると、なんか色々あった気がする。でも、根本的なところは何も変わらなかった気がする。なんなんだろうね。ともあれ、2年続きました。3年目は・・・どうかな。
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