2000.3.01(Wed)-3.31(Fri)


3.01

12時起床。昼食の後、赤坂の草月会館で行われている「文化庁メディア芸術祭」を見に行く。「Robot-ism」というテーマの企画展と芸術祭受賞作品の展示がされていて、SONYのAIBOやらHONDAのP3やら明和電機の楽器やら他にもキてる(他に都合のいい表現がない)作品が飾られていたり、別のフロアーでは何台ものモニターが色々なロボットアニメの作品を上映してたりした(Dr.スランプもあったんだけど・・・あれもれっきとしたロボットアニメか)。ロボットアニメの系譜がそのフロアーの入ってすぐの所にちょこっとあったんだけど、あれもっと絵とか付けてでかい年表にすればよかったのに・・・などと思った。というか、そういう年表欲しい。夕方17時からはシンポジウムがあって、2000円もしたのだが、聞いてみた。パネラーはこの企画展のプロデューサーの伊東さん、SPE(映画・アニメ業界にとって脅威の存在?)の野副さん、ポリゴン・ピクチュアズ(CG制作)の河原さん、それから漫画家のモンキー・パンチさんという顔ぶれ(本当は一昨日の富野さんの話を聞きたかったんだけど)。実は僕はモンキー・パンチさんしか知らなかったのだが今後お世話になりそうなジャンルの方々なのでちょっと興味があったのだが、話題は鉄腕アトムからロボットの語源、河原さんの作品の上映などをはさみつつ、「ロボットに生死はあるべきか」という大命題まで、色々な話題が出て来て面白かった。パネラー4人の方がそれぞれ硬軟織りまぜた話題を提示してくれる方だったというのが大きいかも。シンポジウムの終わった後はまっすぐ帰宅。夜のテレビは親が見てたので「ためしてガッテン」を。それから昨日借りた「MS08小隊」9話〜ラストに、ラストの後の世界を描いた「ラスト・リゾート」を一気に見る。終盤がすごく展開早い感じがしたし、シローとアイナは助かったのかな? というちょっとあやふやなラストにはうーん、という感じだった。全然ドンパチのない「ラスト・リゾート」は話として結構よかった。折角あやふやにしたラストを明確にハッピーエンドにさせてしまったのは功罪あるだろうけど、個人的にはシローというキャラクターが気に入っていたのでなんか嬉しい。ストレートに生きてるのにやられちゃってハイ終わり、じゃやっぱし空しいだけだし、それが現実だとしてもフィクションの世界くらいはねえ、って、ヤバい考え方か、これ。

3.02

12時起床。昼食の後、車で日吉に向かう。全体的に飛ばす事ができず結構時間がかかった。矢上で実習日誌の受け取りと、日吉で本の返却。何だかんだで暫くの間返しに来られなかったので220円とられた。おまけに借りるつもりの本が借りられてた。結局何も借りずに日吉をあとにする。次に横浜のデジハリへ向かう。慣れない道のおかげで2度も間違った道を選んでしまい、16時過ぎにはには着くつもりが17時前になってしまった。おまけにデジハリのネットワークの状態が芳しくなくて、1時間くらいしかやろうと思っていた作業ができなかった。ともあれ18時半に部屋を追い出され(?)、そのまま帰宅。帰りに稲城の古本屋に寄ろうとしたら、これまたグチャグチャなコースを行く羽目になり、かなり時間かかった。家に着いたのは21時半。テレビは「Nステ」を久々に。「ヒゲ久米宏」をはじめて見た。

3.03

7時半起床。10時からデジハリの実習。今日も特殊効果という事で、アニメーションやらパーティクルやらをやったのだが、いまいち消化不良気味。3Dソフトって難しい。というか表現の可能性は無限大だけれど、100%使いこなせるわけがない、という感じ。PhotoshopとかIllustlatorなんかでもそうなんだから、当然といえば当然なんだけれど。実習の後は18時半に追い出されるまでいまだに完成していない中間課題に取り組み、帰りに「吉村家」でラーメン食べて帰宅。家ではビデオの消化と「スパロボF」を少々。

3.04

12時半起床。昼過ぎからプレステ。妹が「ビートマニア」やってるところに割り込んだり(ほとんどやった事無かったのでさっぱりだった)、「スパロボF」を何度もリセットしながら進めたり。夜はビデオの消化とホームページ作り。最近テレビの視聴時間よりビデオの視聴時間の方が長いのでは? しかもビデオで見てるのってほとんどアニメ・・・。それって単純にヤバい。

3.05

12時半起床。昼の間、昨日録っておいた「トップをねらえ!」全6話を一気に見る。庵野秀明監督作品なのだが、まさに「プロトタイプ・エヴァンゲリオン」だった。というか、エヴァがこれに似過ぎ。メカもの半分・学園もの半分的なところや、ギャグセンスや、得体の知れない敵なんかが酷似している。違うことといえば、OVAかTVかということと、主人公が女性か男性かということくらいなのでは。そういえば富野由悠季は敵も人もしくは人型なんで「敵といえども主義主張がある」的なドラマが多くて、庵野秀明の場合は得体の知れない敵を出してきて、「敵は倒すしかない」という前提のドラマを好んで選んで作っているような気がする(といっても庵野作品あんまり見てないからわからないが)。実際「敵」と呼ばれるものって確かにこの2種類あって(勿論「人」の視点での話)、どっちも厄介だったりするわけだけれど。夜は毎週のごとくで「からくりTV」「葵 徳川三代」「Beautiful Life」。その後ひたすらHP作り。他の人のサイト見てまわりながら作ってたんで気がついたら深夜になってた。(3.06に記述)

3.06

13時起床。昼食の後、日記書きとホームページのアップ。それからバンドの個人練。20時から自由が丘のACTでバンド練なので、18時20分頃に家を出て車で向かう。珍しく百草のあたりも順調にいったので1時間ちょっとで着いた。練習は月曜なせいかまずまず調子良くいった。個人的にはまだまだ詰めが甘いというか練習不足というか。もうちょっと個人練やらないとまずいわ。バンド全体としては、これで次コケなきゃいいけど・・・という具合。帰りは環八やら多摩沿線やら使ってぐちゃぐちゃしたルートを選んだ。途中八王子大塚の「ニューホープ軒」で夜食。帰宅は1時半。

3.07

13時起床。昼食の後、南平のTSUTAYAと旭が丘の戸田書店に行く。TSUTAYAではスパロボFに感化されて(?)「重戦機エルガイム1〜3」、それから「ベイブ 都会へ行く」を借りる。帰ってから早速「エルガイム」1話〜5話を見る。ロボットものによくありがちな、結構強引なスタートという印象を持った。ストーリーの組み立てトいう事を考えた時、背景とかの説明は後付けでやっぱりいいのかしら。夕方から夜中までは「スパロボF」。テレビはほとんど見なかった気がする。(3.08に記述)

3.08

懲りずに13時起床。「エルガイム」6話〜14話を一気に見る。主人公ダバの活躍より、アムとレッシーの女の戦い(?)がやはり目につく。「ガンダムZZ」のエルとルーの原形を見た思いだ。こういうところがファンにはハマらせそれ以外には引かせるところなんだろう。きっと「Z」や「ボトムズ」が好きな人は「エルガイム」や「ZZ」は嫌いなはずだ(すごく一元的にいうと)。「エルガイム」のもうひとつ面白いところはメカがもろい(?)ところだと思う。ビーム打つのにコード繋がなきゃいけなかったり、飛ぶと足の装甲が開いて中のぐちゃぐちゃしたのがむき出しになったりするところが。今日は他にほとんど何もしていないような気がする。夜にちょっとホームページいじりした程度。当面アニメおたくな日々は続くかも。でもいいかげん自分の作品作りもしなきゃな。

3.09

反省の色無く12時半起床。昼食の後、車で横浜デジハリへ。今日は20分100円の駐車場が空いてたのでよかったよかった。とっくに期限過ぎてる中間課題を懲りもせずやる。夜のセミナーがなかったので結局21時前までやりこむ。それでも完成まだまだ遠いんですけど・・・。いいかげん卒制にかかろうかしら。帰りは16号メインでだーっと帰る・・・つもりが16号を抜けた後、途中南大沢から平山に向かうところで大変な目に遭う。近道しようとして細い道に入ったら本当に細い道で、車1台分あるかないかの幅だったりして、途中橋の欄干に片方のタイヤのっけながら走ったりとか垣根すりながら走ったりとかして、・・・なにしろ冷や汗ものだった。しかも結局道は予定と違う方につながってたし。後で考えるとかなり無茶したかも。一歩間違ってたら誰も通らないようなところで溝に車落っことして大事故だった。あぶないあぶない(冗談抜きで)。教訓、慣れない裏道は使うな。それから八王子市柚木地区の皆様、ごめんなさい。というわけで今もなんで私も車も無事に帰れたのかわからないのです。っていうか、昭文社! 車が通れない道なら地図に書くな(責任転嫁?)。

3.10

8時起床。横浜に向かい、10時からデジハリの実習。今日はCGデザインやVJをやっている富安さんという方が講師で、VJプレイ用の素材作りを中心にした内容だった。久々に3D STUDIO MAXを離れて、AFTER EFFECTSなんかが中心の内容だったのでその点では気楽に楽しくできた。後半はほぼ自由に素材作りをして提出し、講師の人がVJが実演をしつつそれらの作品を講評していくという内容で、楽しく実践的なものだった。実習の後はちょっとまえに出された企業発注の課題に少し取り組み、19時過ぎに横浜を出て自由が丘へ。ラーメン屋「無邪気」で夕食の後、20時からACTで「寿」のバンド練。これで最後だったが週末という事もあって本調子とはいかず、本番どうなる事やら・・・。練習の後はなぜか飲みになり、お金が全然なかったのだが参加する。帰りは終電ギリギリ・・・かと思いきや、中央線が人身事故のおかげで、むしろ新宿で待たされた。帰宅は2時。(3.11に記述)

3.11

朝起きるつもりが12時起床。矢上に卒業証明の申請をしに行くつもりだったのだが、受付が14時までだったので急いで車で出る。ところが府中街道・浄水場通り・尻手黒川と選んだ道がことごとく渋滞で、14時にまだ宮前区内という始末。諦めて途中で折り返す。帰り若葉台の「GUSTO」と中大下の「ブックセンターいとう」に寄る。これで帰ってきたら夕方。今日1日なんだったんだ。夜は借りていたビデオ「ベイブ 都会へ行く」とゴールデン洋画「フォレスト・ガンプ」を見る。「ベイブ」は1作目は結構感動したりもしたんだが、2作目のジンクス(?)が出ちゃったかな、という感じがした。

3.12

9時起床。石川君の結婚式の2次会ライブが11時集合だったので、慌てて準備するが結局間に合わなかった。20分程遅れて赤坂の「グラフィティ」という店に到着。幸いリハはまだ始まってなかったのでよかったよかった。本番入ってからはなんか慌ただしく鍵盤弾いたり写真撮ったりで、なんかひと仕事したって感じ。まあ、結構いい雰囲気の会になってたんでよかったよかった。久々のAcidバンド・安全地帯バンドとか、会に来たOMCの面子も上の方ばっかりだったし(松ちゃん・服部なんかわざわざ名古屋から弾きに来てたし)、高校時代の同級生の福島には偶然会うし(石川君がつい先日まで勤めてた会社の同期だった。ほんとびっくり)。夕方前にはお開きになり、渋谷で3次会。石川君夫妻は用事で来られなくて、参加した面子はOMCとその関係者だらけの、まさに「2,3年前のOMC飲み」に近い状況だった。4次会にはお金がなかったので行けず、久々にまともな時間に帰宅しまともな時間に寝た。(3.14に記述)

3.13

昨日早く寝たのに12時半起床。昼食の後、車で南平のTSUTAYAと高幡のフォトショップアイとCD屋のBOXに行く。先週に続き「エルガイム」を借りる。CD屋ではサザンの「TSUNAMI」を買う。帰宅後は「エルガイム」を4話見る。その後は夕食を挟んで「スパロボF」を散々やる。4ステージくらい進んだのだろうか。1日1ステージのペースでやるつもりだったのに・・・。(3.14に記述)

3.14

12時半起床。「あすか」見つつ昼食。14時前あたりから、夕食を挟んで「エルガイム」を一気に12話見る。正気の沙汰ではないなこりゃ、というか明日もこのパターンを引きずらないためには、ここで一気に見るしかないのだ・・・って、それほど意気込む事でもないけど。暇だからこそやれる事はやっとかんとね。明日は三田に行ってこなけりゃならんというのもあるけど。

3.15

13時起床。昼過ぎに三田に向かい、園遊会のチケットの引き換えをする。それから学生相談室に行って「学校カウンセリング論」のノートの返却を受けて、カメクラ部室にちょっと寄ったりなんかして帰宅。早くに出てればもっと色々行くところあったのだが、しょうがない。夜はページ作りに励む。「NEWSCOM」ページを頑張って作ろうと思ったのだが、思わずオープニングジングルを耳コピしてしまい、それだけで終わった。2時頃親に夜更かしを怒られやむなく就寝。(3.16に記述)

3.16

7時に起こされ7時半起床。無理矢理家の手伝いをさせられる。母親いわく「生活習慣直さなくちゃ会社でやっていけない」。おれはガキかマザコンか? でも結局言われるままにやってしまう哀しい我が身。これで疲れてしまい、午前中に横浜に行くつもりが昼過ぎの出になってしまう。15時前に横浜デジハリに着いて、18時前までKittyエンタープライゼスの課題(1秒ロゴ作り)に取り組む。デジハリを出た後は東口の丸井に行ってスーツを買う。ほとんど店員の言われるままに選んでたら、結構かかった(あたりまえか)。西口側に戻ってジョイナスの「鉄板焼 らんじゅ」で夕食をとって帰宅。途中高幡の「フォトショップアイ」で写真の受け取りを済ませる。いかん、前にもまして下手になってる。石川君ごめんなさい。やっぱ写真撮るセンスないかも(特に人物)。というか、人格的な問題で一定線以上の「踏み込んだ」写真が撮れないのだとつくづく思う。もちろん技術的にも不勉強だけど。

3.17

7時半起床。今日も横浜へ。実習は「番組オープニングを作る」という題材で、AfterEffectsとStudioMAXを使ってサッカー中継の映像を切り貼りしたり題字を自分で作ったりといった事をした。2週がかりのテーマで今回は講師の指示のもとに作業をするといったものが多く、途中寝ぼけてたりした。実習の時間が終わってからはちょっと気合いを入れて、自分なりに素材作りに励む。18時過ぎに終わらせ、それから今日が提出期限の卒業制作の絵コンテ作りをする。昨日買ったスーツの受け取りがあったのであまり時間がなく、はっきりいって字コンテ(?)状態のまま提出。手抜きバレバレだわこれ。いくつか案があってどれをやろうか固まってなかったし、本当にとりあえず、ってな具合。丸井には閉店直前ギリギリで間に合い、なんとか明日の修了式にも着ていけることになった。途中近所のセブンイレブンに寄り(ここが最寄りだったのだが、20日に日野の駅前に移転する事になってしまった。これで甲州街道駅周辺にはコンビニがなくなってしまう。勘弁してくれ。閉店前という事で見事に店の在庫も少なかった。)、帰宅は22時過ぎ。

3.18

11時起床。14時半からメディアコムの修了式。出るタイミングをミスって、三田に着いたのがギリギリの時間になってしまった。式は修了証書がひとりひとり渡されたり、和田君のスパイスの利いた(?)答辞があったりでとてもアットホームな(??)雰囲気で行われた。式の後写真撮影なんかがあって、それから北新館のカフェテリアでOBの方が来られての懇親会があった。坂井先生の前に文章作法の授業をもっていた斉藤さんや、手伝いに来ていた3年の浦野さん、武内君、2年の牧野君など、今まで話す機会がなかった人ともしゃべる機会があったりして面白かった。4年も久々に会ったっていう人多かったし(それは毎度の事か)。懇親会の後は、菅谷ゼミで飲みに行くというのでそれに参加。場所は修論発表会の日と同じ「高田屋」。先生はここの「焼酎のそば湯割り」が気にいっているらしい。僕も焼酎自体はそれ程好きではないのだが、この飲み方は結構いけると思った。ここでの話題は海外旅行ネタなんかが多く、結構チンプンカンプンになりながら聞いてた。店を出たのが21時過ぎで、帰宅は23時(結構健全な帰宅時間?)。(3.19に記述)

3.19

10時起床。朝食っからおはぎ。その後たまっているビデオの消化。昼過ぎから夜にかけて「スパロボF」。テレビは通して見たのは「葵 徳川三代」と「Beautiful Life」。最近ドラマってこの2つと「あすか」くらいしか見てない気が・・・ドラマウォッチャー返上か?

3.20

12時起床。昼食Getも兼ねて車で出て、まず南平のTSUTAYAに行く。「エルガイム」の続きと、前から見てみようと思っていた映画の中から丁度タイムリーなんで「卒業」を借りる。帰りに豊田の「モスバーガー」(混んでたんで車庫入れ車庫出しが大変だった)と神明の「ローソン」に寄る。帰宅後「エルガイム」を見つつ昼食。結局夕食前まで8話続けて見る。夕食中からはテレビで「名探偵コナン」(これは他の家族が見てたついで)。その後同じ時間でやってた「NHKスペシャル」をビデオで見る。その後も録りだまってた「エヴァンゲリオン」と「ガンダムZZ」を見る。ビデオ見過ぎ、アニメ見過ぎの1日だった。おかげで花粉症で涙が出るのか目疲れで出るのかわからない。しかしエヴァの登場人物ってみんな病んでると思う。今読んでる中島梓の本じゃないけど「コミュニケーション不全症候群」、あるいは僕がよく使う「Discommunicator」そのままというか・・・これ以上書くといつもの様に感情的に書きそうだけど、今日はそんな気分でないのでこの辺で。

3.21

12時起床で親に怒られる。「あすか」見ながら昼食。昼の間昨日に続き「エルガイム」を4話続けて見る。あっという間に話は核心に入ってきた。キャラクターの相関関係・設定やストーリーが、見れば見る程「ガンダムZZ」とダブってくる感じがする。こっちの方が先だけど。続けて「卒業」を見る。僕でも知ってるお約束のエンディングはやはりダイナミックな感じがしたが、なぜヒロインが成りゆきとはいえ自分の母親と関係もってたりストーカーもどきの行動をとったりする主人公を選んで結婚式を逃げ出したのかがわからない。そもそもこのダスティン・ホフマン演じる主人公は大学時代優等生だったとはいえ、この話の時点では言うなれば「プータロー」だし。この時代('60年代)のものってその辺は考えちゃダメ? ってことか。夕食後はビデオの見疲れでいきなり寝たら親にまた怒られた。

3.22

7時半起床、というより起こされた。朝食、「あすか」を見た後、昨晩しそびれた日記のアップとページの更新作業をする。1時間ちょっとで終わらせるつもりが、何度もMacが落ちたおかげで結局昼過ぎまでかかる。終わった後は、花粉症の症状がひどいので高幡耳鼻科に行く。駅前再開発で場所が移ってから行くのははじめてだが、やっぱり混んでた。1時間以上かかり、済んだ後は聖蹟桜ヶ丘へ。スーツに合うコートがなかったので買いに行ったのだが、京王百貨店の紳士服売場では予算オーバーで、仕方なく京王の隣のOPAに行く。結局OPAの中の「TAKA-Q」で手頃なものを買う。別に値切ったわけではないのだが、「現在就職活動中」という担当のバイトの人におまけしてもらっちゃった。さらに京王に戻って「くまざわ書店」に寄り、前からいつも行列になってて気になっていた「銀だこ」でたこ焼を買って帰宅。夜のテレビは「笑ってコラえてスペシャル」。

3.23

7時起床。10時から卒業式で、特に誰と会う約束をするでもなく行ったが色々な人に会った。式の前には高校の後輩の有住、カメクラの岡さん・古内さん・中川・日野・井上。式はお約束の鳥居塾長の話で長かった。塾長賞の発表では医学部の樹状細胞の何たらに関する世界初の発見をした4年生についての話があった時、なぜか会場が盛り上がった。式の後ではOMCの吉村・小早川に会う。小早川は一見わからなかった(良くも悪くも)。生協の会費返還を受けた後、矢上へ。矢上では井上君に会う。お互いよくわかんない1年間を送ったので、あまり会わなかったねぇ、といった主旨の話なんぞをしつつ、生協食堂で昼食。その後は矢上の教室で学位記(卒業証書)の授与。あまり感慨涌かなかったなあ。1年余計にかかっちゃってるし。この先行く機会もないかなと思って研究室にも行った。でも金沢先生も川瀬先生も不在だった(本当にこのお二方は慶応の教員なのだろうか?)。研究室を出た後は日吉のOMCの部室へ。久々にまったりしてたら、西田・銀ちゃん・佐柄木・森広・平野・阿部・ひろこちゃん(苗字わからん)などなど、といった面子に会う。夕方頃に吉村が来たので一緒に出かけ、新横浜へ。18時頃から、横浜アリーナで園遊会。あまり性には合わないのだけれど、1回しかない機会だし・・・ということで。OMCの面子は半分くらいしか来てなかったし、メディコムの連中に関しては見かけた程度だったが(この辺がちょっとかなしい)、中等部時代の同級生の山中や高校時代の同級生の橋爪・北原といった無茶苦茶「久しぶり」な人達と偶然会って話すことができた。本当に人生何があるかわかったもんじゃないというか。これだけでも結構楽しめた、のかな。「広く浅くの付き合い」が災いして、ちょっとひとりで黄昏れてたりもしたけど、最後はOMCのみんなと「若き血」歌ったりしてたし(これこそ僕の芸風じゃないなあ)、最後の最後に流れた、待井君の写真によるスライドショーもいい出来だったし。園遊会の後は桜木町に向かい(ここでもOMCの連中がとっとと移動する中、自分だけ最後まで居たおかげで1人で移動する羽目になってたりする)、ランドマークタワー内にある「ロイヤルパークホテル」へ。OMCでとった部屋は64階の部屋で、近くの観覧車(名前忘れた)とか京浜方面の明かりとかで夜景がとてもきれいだった。真下を覗くとさすがに恐かったが。結構な数の4年生が来た他に1,2年も何人か来てくれて、騒げなかったせいもあってか、かなり部室ノリだった。23時過ぎには友田・中村さん(友田と中村さんは同じゼミで、同じホテルにいた)とともにメディコムの部屋があるインターコンチネンタルホテルに行く。ランドマークからパシフィコ横浜ってそんな遠くないだろう、とか思ってたのだが結構遠かった。卒アルがやはりインターコンチだったらしく、西・青柳などを発見(?)する。さらに高校時代の同級生の樋口に会う。中村さんの(サークルだったかの)先輩らしい。世界狭すぎ。メディコムの部屋では大島君やら野口君やら石田君やら糸永さんとか中島君とか山中君とか・・・って、結構確定メンバー(?)。入れ違いで西崎さんとか来たりしたけど、菅谷ゼミはやっぱバラバラなのね・・・。友田が肩身が狭い(?)ということもあってそれほど長居せずランドマークに戻る。しかし天気悪かった。あまりの悪さに帰りはタクシー使っちゃったし。OMC部屋に戻ってからはダラダラ飲み続け、まわりが寝た頃に寝た、と思う。(3.27に記述)

3.24

9時起床。シャワー浴びてなんとか体裁整えて部屋を出る。桜木町までは小早川と「卒業なんですよねえ」とかいった感じの感慨話し(何のこっちゃ)をする。横浜で降り、デジハリの実習にはなんとか間に合う。しかし、スーツ姿は浮いてるなあ。元々浮いてるからまあいいけど。こんな日に限って「グループでオープニング作り」という課題で、体調が体調なんで突っぱねてひとりでやるわけにもいかず、近くの席の人に「お願いします入れて下さい」状態に。色々案が出たものの、流れでひとりが15秒のうち序盤、もうひとりが中盤、もうひとりが最後の題字作り、という配分になり、作業を進めた。そんななかでも講師の先生は色々なツールの使い方の説明をしてくるのだが、そっちの方はさっぱり頭に入らなかった。僕は最後の題字の部分の担当になった。ただ単に、先週素材を作ってあったからなのだが、それの手直しをちょちょっとやって、他の2人に比べてあっという間に終わった。つまらなかったので音素材もいじってみようと思い、色々凝ってみたのだが、余計な音だと思われたのか、3人が作ったやつをまとめる際に他の奴にカットされてしまった(本人に悪気はないのだろうが、内心キレた)。最後に各グループの作品発表と講評があったのだが、自分が作った部分はたかだか2秒だったので、そこに関しては「字を出している時間が短いのはよくない」というありがちなコメントしかもらえなかった。っていうか3秒もらっとくんだった。素材を見せた時「もっと動きが早い方がいい」とか他の奴にいわれたし・・・ってまた人のせいにしてるや。いやあ、実際こんなもんなんだろうな。協同作業となると。実際今回一緒にやった2人は全然「勘違い野郎」ではないし、僕よりセンスはおそらくいいのだけれど、協同作業による意見調整とか計画とかってのはやっぱ難しい。それが嫌で会社勤めが嫌になっちゃう人もいるわけだし。まあ、社会人になる前にわかってよかった、って事でして。実習の後はいつもの様にちょっと作業を続けて、デジハリを出た後はジョイナス地下のレストラン「カスカード」(ちょっと古風な店だった)で食べ、帰宅。長い2日間でした。(3.27に記述)

3.25

12時起床。卒業証明書を取りに車で矢上に向かうが、前回同様14時を過ぎてしまった。しょうがないので日吉に行って、「ひよし家」で昼食。これでしばらくここに来ることもないのかなあ。その後は気分的にむしゃくしゃしていたのと遠出したついでとで、川崎までドライブ。東扇島から湾岸線に入って、鶴見つばさ橋・ベイブリッジと走る。すごく表層的なんだけど、やっぱこの辺走るのは気持ちいい。新山下から狩場へ向かい、そのまま保土ヶ谷バイパスも爆走・・・といきたかったが、東名口の辺りが大渋滞。バイパス使おうとしたがそれも渋滞。おかげで家に着いたのが18時過ぎ。19時新宿の待ち合わせがあったので慌てて家を出る。15分遅れで新宿に着く。中等部時代の同級生の羽生ちゃん、菅と3人で飲む約束だったのだが、菅の方が仕事で遅れるとの事で、羽生ちゃんと2人で3丁目の方へ。中国料理の出る飲み屋(名前忘れた)に入る。1時間程して菅も来て、23時まで延々と色々な話をする。2人とも何年かぶりだし、会ってもちょっとすれ違うだけだったし。中等部の話とか随分懐かしかった。学校自体は実習で半年前に行ったばっかだけど。帰宅は1時前。(3.29に記述)

3.26

12時起床。軽く食べてから出る。日吉に向かい、食ったばかりではあったがマックで昼食。15時からOMCの追いコン。5バンド程の出演で、前から樹里ちゃん・村さん・Joeの3人がやってる「Bon-Clam」とか全員4年生のオフコースバンドとか出てきて、なかなか楽しかった。尾花の飛び入りボーカルとか、卒業者ゼロになってしまったComplexバンドとかもあって多彩だった。学校でやっただけに今までで一番アットホームな雰囲気だったかな。最後には2度目の花とかもらっちゃって、ひとことというところで、4年生との思い出なんかも結構しゃべったりした(友田にも後で言われたけど、色々考えっちゃって相当いっぱいいっぱいでしゃべったのだけれど)。ライブの後に飲み会、さらにお好み焼き屋「王将」で飲む(要するに飲み屋が空いてなかった)。この面々とも一同に会する機会はもうないかもしれないんだよなあ、とか思うと結構あれかも(書いておいてなんなんだが、「あれ」って何だ? ボキャブラリーないなあ)。オールの雰囲気の皆さんもいたが、イッチーと先に失礼して、終電で帰る。帰宅は2時前。(3.29に記述)

3.27

12時半起床。「いいとも」「あすか」見ながら昼食。その後車で矢上へ向かう。一昨日貰いそびれた卒業証明書を貰い、続いて横浜へ。綱島街道が混雑してたこともあって結構時間がかかる。16時半に着き、20時半頃までデジハリで課題の作業。Kittyの課題と卒業制作両方に手をつけるつもりが、結局前者しかできなかった。こっちの課題は後は音付けのみという感じ。でもこんなんで卒制完成させられるのか? 帰りはかなり順調だったものの、最後に高幡不動で工事渋滞に遭う。南平の「TSUTAYA」に寄り、「エルガイム」と「俺たちに明日はない」を借りて帰宅。帰宅後はたまったビデオの消化。(3.29に記述)

3.28

10時起床。12時に待ち合わせの為三田のメディコムへ向かう。先方の小川先生が遅れてくるとの事で、「どんぶりこ」で昼食。その後先生と打ち合わせ。ポスターを作ってくれという依頼で、ちょっと僕のやってることの本線からは外れるのだが、引き受けてしまったのでもうやるしかないね、こりゃ。編集は問題ないとしても、最終出力の辺りがちょっと心配。13時過ぎに三田を出て、渋谷へ。「DPE55STATION(僕が以前勤めていたD社の店)」へ行き貰った素材(フィルム)を焼き増しに出し、待ち時間の埋め合わせもかねて「ケイゾク/映画」を見に渋東シネタワーに行く。「グリーンマイル」のおかげで受付は随分混んでた。「ケイゾク/映画」は期待通りなかなか面白かった。ゴリさんネタとか柴田的ボケとか相変わらずだし、登場人物がミステリアスで病んでるところも相変わらずだし。小雪(マイラバのAKKOにちょっと似てるかも)と大河内奈々子の姉妹役もいい味出してるし。笑いと感動と恐怖をまとめて味わえるところはTVでも映画でも変わらずいい。この映画では更に、夢だか現実だかわからないような場面で確か真山が朝倉に対して「ひとつになんかなりたくないんだよ」とかいうようなセリフを言ったことに、メッセージ性をすごく感じた。ふつう恋愛をはじめとして人間関係って「ひとつになること」がよいこと・理想として絶対視されてるけど、実はそうでもなかったりして、これは監督の堤さんのスタンスなのかどうかはわからないけど、真実には「断絶」もありうるってことなのかなあと思った。映画を見終わった後は写真の受け取りを済ませ、帰宅。夜は「料理の鉄人」を見る。民放のゴールデンの番組見るのちょっと久々だったかも。(3.29に記述)

3.29

12時半起床。昼過ぎから「エルガイム」を見る。途中夕方にゲームと夕食を挟んで、夜まででラストの54話まで見る。ついに4週間で1年分見倒した(?)。TVものなんでラストも30分なので、必然的に苦しいわけだが、それでもよくまとまっててなかなか印象的なラストだった。やっぱりポイントは完全でないハッピーエンドというところか。主人公のダバは精神崩壊した義妹オリビーを連れて故郷に帰るのだが、ダバは一生彼女の面倒を見て老いていかねばならない、それは倒された敵ポセイダルが残した復讐だった、というところに後味の悪さを感じるのだけれど、「終わった、万歳」では済まされない現実感(先週見た「卒業」なんかはまさに「終わった、万歳」だと思う)があり、その事がラストを印象的なものにさせていると思った。でも、なんかこれでは最終的に置いてきぼりになってしまった、ダバ争奪戦を繰り広げていたアムとレッシイが可哀相・・・なのだが、結局これも昨日の「ケイゾク」と同じで「ひとつにはなれない」現実を富野由悠季氏も言いたかったのかなあなどと思ってみたりもした。まあ他にも「傍観者に対する怒り」とか「血の争い」とか富野アニメにいくらも出てくるテーマが結構重要なポイントだったりするのだけど、この辺でやめときます。

3.30

11時起床。昼食まで時間があったので、久々にQY70をちょっといじる。昼食後は「俺たちに明日はない」を見る。ジェットコースタードラマ的とでもいうべき展開が見ていて感じられた。マスコミの事実の歪曲化とか親子の問題とか結構隠されたテーマがいっぱいあると思うのだが、最後の主人公のボニーとクライドが乱射に遭い殺さるというれ畳み込む様なエンディングがやはりインパクトが強い。6,70年代の作品って最後は派手にやらなきゃダメ、みたいなところがあったのかしら。見終わった後は家に居ても何もしなさそうだったので買い物に出かける。車で八王子に行き、Yシャツなんかの着るものと、それからポータブルCDプレーヤーを買う。買った機種はSONYのE770という比較的安い機種で、選んだ理由は予算の問題とデジタルアウトがあるかどうかという事の2点。夜は妹がビデオに録っておいた「トイ・ストーリー」を見たり、「スパロボF」をやったりした。

3.31

7時半起床。10時から横浜デジハリの実習。m&m'sのチョコレートを題材にした15秒CMの制作が課題で、今回は特に説明がなく各グループごとにひたすら作業をするというものだった。自分が入ったグループはソフトの扱いに長けてる人がいたので、自分は素材集めにわざわざ石川町まで行って西洋風の家並みを撮ってきたり、戻ってきてからは効果音素材で遊んでたりしてただけだった。自分の売りはやっぱり足と音作り、ということでしょうか。ホントはもっとAfterEffectsとかIllustratorなんかをバリバリ使える様にならなきゃいかんのだけれど。作品発表の時うちのグループが貰った感想は「無難に仕上げている」。まあその通りでしょう。撮ってきた素材早回しにしてチョコの形をしたCG素材を動かしただけだし。実習が終わった後はKittyの課題を完成させ、提出。持ってきたQYを動かすのに電池が必要だったり、提出用のDVテープが必要だったりで、今日だけで結構お金かかった。帰りはいつもと違うルートを使おうと思って横浜-橋本-多摩センター-甲州街道という帰り方をしてみた。ちょっと高かった。途中多摩センターのラーメン屋「来多郎」で夕食(手打ち太麺とあっさりスープという珍しい組み合わせだった)。帰宅後はキッズステーションで「きまぐれオレンジ・ロード」がオールナイトで放送されていたので2時くらいまで見続けてしまう。何かのパクリじゃないかと思うのだが、このTVアニメ版「オレンジ・ロード」のオープニングは何度見てもかっこいいと思う。さすが表層の'80年代。やっぱり自分のバックグラウンドは'80年代後半のTV番組や音楽にある様に思う。表層万歳、という考えがやはり自分の中にはかなりあるんだよね。卒論で相互理解がどうのとか言ってる割には。(4.01に記述)
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