2005.7.01(Fri)-7.31(Sun)


7.01

9時に時計をかけた割に、結局ギリギリの10時半起き。朝食の後家を出て、3週ぶり?の会社に向かう。ほぼ時間ぴったりに着きとりあえず給与明細と賞与明細(今日ボーナスが出るって完全に忘れてた)をもらったが、課長・副部長・部長揃って慌ただしく、ちょっと待ってくれという話になり1階の事務所で待つ。14時半過ぎてもお呼びがかからないので、昼食に出る。品川シーサイドのエクセルシオールで読書しつつ食事をとり、戻って更に待ち。結局17時半まで待ち(待つだけで給料になるんならまあよしとするか?)、結局部長抜きで後藤さん、寺尾さんと話をする事に。休み中の過ごし方や今後の希望を聞かれ(もはや吹っ切れたので特に希望はないが、すぐやれる仕事はこれこれこんなもんでしょう、という話をした)、とりあえず月曜も出るだけ出てきてくれという話になり、終了。帰りに新宿の「紀伊国屋」に寄り、最近「精神的逃げ場」になってる高幡の「あんず村」で日記タイム。

7.02

14時頃の起床。相変わらず朝がダメだわ・・・。旅行前に途中だったガレキいじりとPS2のゲームに没頭して1日使ってしまったような。あと旅行の日記の手直しもしたかも。6月に買った例のギャルゲー(Piaキャロット3)が1周するのに結構時間がかかり、延々やってしまい明け方まで・・・ダメすぎ。(7.03に記述)

7.03

2度寝の末14時起き。29才の誕生日です・・・一応主張だけはね。だからと言ってどうと言う事はないんだけど。親から「自分で選んでいいから、ケーキ買ってきてね」と言われ、夕方雨まじりの中自転車で高幡の「FUJIU」へ。ここのケーキがまた1つ1つが小さい・・・失敗したか。フロマージュブラン(チーズケーキの一種)を買って帰る。ケーキの箱をリュックに背負っての帰りは何事もなく(雨にはちょっとやられたが)帰宅。あっという間に夕食時間になり、ケーキも食べるが・・・酸味と甘味の微妙なバランスが美味かった。これで量がもうちょっとあればなあと思うのは男の言い分か? 夜のテレビは、日本アニメーションの制作でもないのにまるで世界名作劇場な「雪の女王」と、先週分が見られなかった「義経」を。

7.04

8時起床。出たのが8時40分になってしまい、只でさえギリギリなのに京王線がちょっと遅れてて井の頭線回りで稼ごうとしたが埼京線も遅れててお手上げ。結局10時15分会社着。例によって面談の為に出て来たのだが部長・副部長共に取り込み中で結局午前中一杯会社のロビーで待つ事に。呼ばれて「これからどうしたいんだ」といった主旨の事を聞かれる。そんな挫折したばっかりで何がやりたいなんて言える訳ないのだが、部長からは「1ヶ月あったんだからそこまで考えてもらえてると思っていた」と言われてしまい並行線。終わった・・・。会社に来た時には2時間待てる程心に余裕があったのにすっかり取り乱してしまい、「辞める」と言い切れる訳もなく「2日ください」と言うのが精一杯。最悪・・・。就業規則見たら有給休暇は実は年間18日持ってるらしく、2日くらいまだまだ全然どうにかなった事が後で判明。よかった。13時過ぎには会社を出て、「まこと家」で昼食。マジで泣きそうだった(ねぎラーメンが辛かったってことにしたいくらいに!)。その後はダメサラリーマンお約束の「平日の昼間っから下り電車に乗る」を実行し、横浜へ(恐らく降りる踏ん切りがつかなければ、そのまま観音崎あたりまで行って1泊してたかも)。ルミネの有隣堂に寄り、帰るまでに読めそうな文庫を探す。ここで何気なく取った武者小路実篤「お目出たき人」。これが運命的な出会い(?)になるとは・・・。横浜で一度降りた手前三浦方面に行くのは止め、鎌倉を目指す。雨まじりのウィークデーという事もあって、鎌倉も観光客らしき人は少なめ。創作の件で史跡めぐりもしたいところだったが今日は「黄昏れる」のが目的だったので若宮大路を材木座方面へ。海に突き当たってからは稲村ゲ崎を目指す。砂浜で読書と行きたいのだが、何分雨だったので座れる所もなく、結局歩き通しで稲村ゲ崎に着いてしまう。ここは岩場だったので、座って先ほど買った「お目出たき人」を読みはじめる。ここ稲村ゲ崎は、最近マイブームな太平記で言うと、新田義貞が鎌倉攻めの際通った岸・・・と言っても今ではとても水が引いて進めたとは思えないような崖なんですが。そんな雨模様で誰もいない岩場で傘差して読書する自分・・・いよいよここまでイカれたか。度々小雨模様になるわ風は冷たいわで、なんでこんなところで1時間半も読書し続けたのか、自分でもよくわからない。そして、「お目出たき人」・・・まるで自分の事が小説にされているかのような話だった。ろくに会話もした事がない数度見かけただけの女性を、26才の童貞青年が5年間も思い続ける「ひとり相撲」の話・・・打ちのめされました。誤解のないように書いておきますが、僕にはそんな女性はいません。主人公の思想がまんま自分と同じだって言うだけです。とにかくこのタイミングでこの話に出会ったのは衝撃だった。(この辺で今日の自分の行動に戻りますが、)稲村ゲ崎で読書中に、雨足が強くなって来たので18時前に読書中断。片瀬に移ってちょっとブラブラした後、ロマンスカーと各停で多摩センターに戻って来る。駅近くの「THEどん」で食べ、同じく多摩センターの「スターバックス」で日記中。「お目出たき人」は実篤らしく、そんな「ひとり相撲野郎」にも性善説の結末を与えている印象なのだが、「性悪説のひとり相撲野郎」である僕に、明るい未来はあるのだろうか?(今日の日記が遺書にならないといいね・・・冷静に自分の事笑い物にしてるから大丈夫だろうけど)とりあえず2日かけて悩んでみます、それなりに。

7.05

11時起床。「考える日」なのだが、どうもいい方向に頭が進まず、人事の副部長(だったよな確か)、増家さんに「相談したい」というメールを入れてアポをとった後、結局夕方過ぎまで延々ギター(要は何も考えたくなかったので「逃げ」か?)、それから「みんゴル4」にハマり、「自分の先々の身の振りについて考える」というテーマは結局進展なし。弱すぎ・・・。「モンスター」と「攻殻」を見て寝るつもりが「考えたくない」疲れか「鶴の間」の終わったあたりで落ち(?)る。(7.06に記述)

7.06

10時半起床。朝食の後ちょっとゆっくりして、人事のアポイントが14時だったので12時過ぎに家を出る。13時半に着いたので五反田駅前の「モスバーガー」でゆっくり食べてたら時間ギリギリになってしまい、慌てて会社へ。面談は脱線・停滞込みでまるまる2時間(増家さん忙しい所ホントすいません)、例によって自分がどんどんしゃべる質でないので、ゆっくりとしたやりとりだった。自分に現状あまり選択肢がない事、結論を急ぐべきではないが、1ヶ月引っ張っても結論は変わらないのではないか、という事くらいまでは引き出せた・・・んでしょうか。「こんなはずでは・・・(やっぱり・・・の間違い?)」の理由が自分の資質だったのか環境だったのか偶然か、もう1回くらい考えてから明日の結論に進みたいところですが、そのタイミングはあるのか? ともあれ16時に会社を出て中途半端な時間だったので、そのヒントを得に(単なる現実逃避とも言えなくないが)新宿に寄り道する。代々木で降りて紀伊国屋・ブックファーストと行き、伊勢丹近くの映画館で「電車男」を見る。これって自分が赤坂を去った後に赤坂メンバーが関わった作品なのですが・・・見た理由は言うまでもなく一昨日の実篤の小説と同じで「自分とカブる」かもという嗅覚からだったりして。演出上の笑いどころは多く作品としては面白かったし、知ってる人が関わってる合成部分でいうと「見てわかるけど、頑張ってるな多分」という印象だったし、話としては「エルメスみたいな女性が現実に居るわけないだろ」とか「結局夢落ちかよ」とか「電車男って普通に会社員だったんだ」とか思いました。どちらかというと劇場に居た客がカップルや女の子グループが多くて、上映後映画館を出るまでの自分のおどおどした動きこそ「電車男」っぽかった(これが嫌であまり映画館に行かないのだが、冗談抜きで笑えない)とか、エンドロールに渋谷さんはもちろんの事、越後さんや小部君も名前が出ててこっちがタダ飯食ってる間も彼らはちゃんと仕事してんだなぁとか、とかでヘコんだかも。原作は・・・気が向いたら読みます。帰宅は20時過ぎ。いまだ<に「転職活動の動機はないが辞める」しか答えが浮かばず悶々。

7.07

8時くらいに起きて、急いで会社に向かう。コンビニ飯で朝食をごまかし、朝10時ギリギリに会社着。本部長/北出さん・部長/巽さん・副部長/寺尾さんのお三方と面談。「現状の仕事で再挑戦」するか「辞めるか」この場で選択しなさい、という話になり、「元に戻る気はないので、辞めます」という返事をする。ちょっと前までは「どんな仕事でもやれる精神状態に回復した」という意識だったのだが、5月まで居たCGの部屋に戻るのだけは(他人に出される前に自らNGを出した事もあって)考えられなかったので、結局こう答えるしかなかったのかなぁと。結局4月以降の自分の行動は、自分が周囲に打ち解けようとする謙虚さがなく、自分がしていた努力も正しい方向には向かず、周囲から不信感を持たれてしまい(これははっきりCG部屋の他のメンバーから言われた訳ではないので、ある程度推測なのだが)、自滅に向かってまっしぐらだったのかなぁと思う。会社に入ってから屈辱的な失敗は何度か味わっているけど(多分日記を読み返すと2004年1月あたりが顕著かも)、今回は決定的だったなぁと後になって思います(現にこうして3週経ってやっと冷静になってこの日の日記が書けている訳だし)。上長陣もあっさり僕が辞める決断をするとは思っていなかったようだけれど・・・そんなに自分は神経図太くありません。という事で手続き的な事は翌日、になり、12時前には会社をあとにする。急に先々の事なんていうのは考えられなかったので、会社に入る前の気持ちにちょっとでもなるようにと思い田町に出て、大学時代何度も行った「どんぶりこ」で昼食をとる。駅前の「虎ノ門書房」で「ぴあ」を買って、駅の反対側の「エクセルシオール」で夜までどう過ごすか計画・・・のつもりが結局ここで1時間強読書した挙げ句、まっすぐ帰ってしまう。帰宅後家族に退職の事を伝えるが、何か自分の気持ちは変に落ち着いていたかも。両親も「ああ、そう」っていう反応だったし。(7.30に記述)

7.08

昨日退職を決めたため、手続きと荷物整理で午前に出社。ロッカーに突っ込んでおいた資料の片付けで午前中一杯かかる。とりあえず自宅に送ってしまいたい物を近くのコンビニに出すが、まだ荷物残ってるんだよね実は・・・。帰りは会社に居る間何度も通った青物横丁の「まこと家」で食べ、高幡不動の「あんず村」で2時間くらい読書して過ごす。夕方立川に出て「コトブキヤ」と「HMV」、「オリオン書房」で買い物。帰宅後は・・・何やってたんだろう?(7.30に記述)

7.09

通院日の為9時頃起きて慶應病院へ。医師には会社を辞める決断をした事を話すが、通り一遍の質問だけしかされなかった気がする。診てもらってるのはカウンセラーじゃなくて医師だからこんなもんだよな、と勝手な納得をしているのだが・・・これって医療費の無駄払いなのか? 薬の受け取りに相変わらず時間がかかり、病院を出たのは13時過ぎ。毎度ながら新宿小田急の「くくる」に寄り、夕方帰宅後はガレキ作りで塗料まみれになったか、思うところあって珍しく読書に耽ったか。思い出せません。(7.29に記述)

7.10

どうも自分は気分が落ち込むと引き蘢りたい傾向にあるらしい、ということで1日中部屋で塗料まみれになっていたという事しかおぼえてません。これ以上詳しく書きようがない。(7.29に記述)

7.11

昼起きは相変わらず。とても仕事絡みの何かをする気になれず、ガレキ作りに逃避。塗装は土日で上がっていたので組み立てをやるが・・・合わない。上手く行かない時は何やっても上手く行かない、という例えなのか? 他にも何かやってたような気もするが、おぼえてないという事はたいした事はやってないのでしょう。(7.29に記述)

7.12

昼過ぎに起きてなかなか仕上がらないガレキの修正に難渋していたと思うのだが、最早思い出せません。以上。(7.29に記述)

7.13

12時前後の起床。大方ガレキ作りも終わりつつあったので、仕上げ材料の購入にサイクリングがてら夕方前に自転車で出かける。桜ヶ丘の「アートマン」でプラスチックの箱やらビニール袋やらを買うが大荷物になってしまう。「スターバックス」でオープンカフェの悦に浸り(?)、その後は大荷物でロードタイプの自転車に乗るという暴挙を決行。なんとか事なきを得て、家につく。その後は仕上げ作業でプラ板切ったりプラ板切ったりプラ板切ったり、だったっけか?(7.23に記述)

7.14

12時頃に起きる。暑さに負けてたか、暑さを忘れて筆持ってたか、どっちかなのだが記憶にない。深夜までダラダラネットにハマってたのは間違いない。(7.23に記述)

7.15

12時過ぎ起床。昨日まで気が狂ったようにやっていたガレキ作りもほぼ完成していたので、ちょっと手直しやった後は手の付けようがなかったのでサイクリングに出かける。東・南は毎度の事だったのでたまには逆方向、という事で多摩大橋を目指すが途中道が切れてたりと発見あり。しかしそれ以上にしんどかったのが戻り。「行きと同じルートでは帰らない」といういつもの癖が悪い方に転び、多摩川南岸は砂利道な上に途中で終点。薄暗い中、特撮ものの背景にされそうな怪しい場所(?)を抜け、どうにか表通りに出る。人生こんなもんだなと思いつつ20時前に帰宅。運動したからぐっすり眠ることが・・・できるかと思えば、結局夜更かし。(7.23に記述)

7.16

昼頃起きる。15時くらいまで何かする気にならずゴロゴロ。何かする気になった後も、何をとち狂ったかガレキ撮影とそれをHPにアップ、という意味不明な事をやり始め、夜になって思い出したかのように給油&洗車&銀行に金を下ろしに行く。翌朝早いにもかかわらず「翌日の準備がまだだ!」などとほざいている間に26時過ぎになってた気がする。(7.23に記述)

7.17

7時半起床。会社の同期の三浦その他が立ち上げた企画「たまゆらロックフェスティバル」に参加するべく、車で志賀高原へ向かう。同期の小瀬を乗っけて向かうことになっていたので、まずは中央道を高井戸に向かい、高井戸の駅前に寄る。環八・関越と調子よく進み、横川のSAで休む。ここでたまたま会社の先輩の高野さんに遭遇。ルートについて聞くと軽井沢のインターが混んでるので長野の中心部を通り抜けて西側から行くとのこと。後々の話ですが、自分もそうしとけばよかったです・・・。元々碓井軽井沢のインターで降りて浅間山・万座温泉を経由する直進ルートを考えていたので、碓井軽井沢で降りるが・・・降りた後が最悪。インターから南軽井沢まで公道をたかだか10kmちょっとの道に、なんと2時間。おまけに直射日光全開でクーラーが意味をなさない。小瀬ちゃん申し訳ない・・・。やっとこさ抜けたと思ったら今度は中軽井沢から浅間山に向かう道で集中的な雨に見舞われる。既に到着予定の13時を余裕で過ぎてたので、こりゃ現地も雨で濡れながら演奏してるかな、と思いましたが現地は降ってなかったようです。山の天気は変わりやすい、って事で。浅間山麓の鬼押出しから万座口、嬬恋、万座温泉といったあたりは雨も止んで最高のドライブルートでした(今更遅いって?)。特に終盤の万座〜横手山の景色の良さといったらありませんでした。ノルウェイのスタルハイムの景色も良かったけど、ここなら地続きで絶景が楽しめる!という事でドライブ好きの方、おすすめします。実際バイクの集団が前に後ろに走ってたし。で、宿泊先兼イベント会場の「ラフォーレ志賀」には16時半頃到着。5時間以内の行程のはずが、7時間オーバーだよ7時間オーバー。疲れた・・・。既に同期の絵理ちゃんのバンドが演奏後だったりしたのですが、青空の下で昼間っから酒と音楽を堪能するのはなかなか気持ちのいい事で・・・でも出演者のラインナップがあまりにも「異種格闘技戦」状態なのと全体的に「どうにか間に合いました」なのが多めだったのはどうだったんでしょう、三浦君??? まあ高木的には楽しめましたし、PAやってた彼のサークル面子の働きっぷりには脱帽ものでしたが。25時過ぎまで演奏が続きそこまで見て、それから風呂入ってひと休みして寝たので、26時半頃だったか。(7.23に記述)

7.18

何度か目が覚めたのだが「朝食は10時です」というアナウンスが入り、なかなか起きる気にならず結局ギリギリまで寝通し。食事もゆっくり、出るのもゆっくりで11時半くらいに車で宿を出る、がそこからは飛ばしました。志賀・中野・上信越道・中央道の渋滞を回避して関越・圏央道・青梅街道と完全に渋滞をすり抜け国立へ。小瀬を下ろして家に着いたのが16時過ぎ。昼食とちょっとした寄り道ち込みでこの時間は上出来でしょう。渋滞疲れはなかったものの昨日の飲み疲れやらなんやらがあり結局昼寝。「スローダンス」は見たので夕食時には起きてたんだと思う。そこからMacを触り始め・・・ようとするがさっぱり起動しない。俺の会社生活とともに息絶えたかこいつ、という思いがよぎるが後の祭り。リセットボタン押してみたりバッテリ抜いてみたりするが電源音も入らないか起動してもすぐフリーズ、なんて事態になりやむなく翌日修理に持っていく事を決意し、寝る。いや、PS2に走ったような気も。(7.23に記述)

7.19

12時起床。前日動かなくなったMacをどうにかさせなければならず、14時頃家を出る。以前DVDドライブの交換で1回行った事がある渋谷の「クイックガレージ」にPCを持ち込み見てもらうが、「全く起動しないのでマザーボード交換なんですが、パーツが生憎入らなくて・・・」パーツ代だけで5万6千円、しかも期間は4週間見てほしいとのコメントが。待てない、絶対待てない。っていうかPCに向かってやる事以外は読書とサイクリングくらいしかしてないっていうのに、1ヶ月何やれっていうんだ。メーカーに修理に出せばもうちょっと早くなるかもしれない、との意見ももらい、連絡先の紙だけもらって去るが、さてどうしたものか。これから収入がなくなるって時に出費は痛いのだが、新品買い換えの可能性を模索して、とりあえず価格調査で新宿のソフマップに向かう。iBookが16,7万、PowerBookが一番安いので18万、最速を買うと27万、ディスプレイもデカくすれば33万・・・果てがない。それでも自分が買った時の46万よりゃ安いが。正直いって「G5のノートが出るまでは買わん!」と思っていたのでやはり踏ん切りが付かず、どうしようかと思っていた時に目に付いたのが・・・中古。そうじゃん、同じ型のもう1台買ってHDDだけ取り替えりゃいいんだ。という結論になり、新宿、秋葉原と何件か見て、結局全く同型のPowerBookG4を中古で購入。10万4800円はちょっと高かったが、最新買ってOS Xで使えないソフト多発、更に投資、などという事態に陥る訳にはいかなかったので、懸命な選択でしょう。とりあえず収入がない間もてばいい、という考え方であれば全然問題ない(笑)。これで歩き回った結果帰宅は21時。PCん中いじりまくってる間に夜中になってた気がする。(7.23に記述)

7.20

12時くらいに起きる。前日復旧させたMacに火を入れ、太平記ものの創作の資料探しと設定書きに励もうとする・・・がMacが度々フリーズする。同じ症状から痛い目に合ったのがつい最近の話だったので、「こいつは絶対メモリだ」との判断の元、1枚昨日買った時に付いてたものに戻す(1GBから768MBに減るが、まあ背に腹は変えられないでしょう)。案の定だいぶ動作が安定してきたので、改めて調べものともの書きに励む。夜のテレビは2chではかなり叩かれてる「涼風」を見たくらいか。確かに声優棒読みだし作画レベルはお世辞にも高いとは言えないし・・・でも深夜だしテレ東枠だしマーベラス仕切りだしこんなもんじゃない? と思うのですが。麻痺してる?(7.23に記述)

7.21

11時には起きていた気がする。昼食の後暑さ負けしてグダグダ。創作の件を中心にHP更新作業に励むが一段落するところまで気持ちが続かずアップは断念。夜になってから気分が乗ってきて設定をあれこれ考え出すが文章の見直しを何度もしているうちに眠くなり途中で投げる。28時とかそのくらいまでいってしまったような・・・。(7.23に記述)

7.22

11時半起床。中途半端な時間だったので昼食までボーっと過ごし、昼食後ホームページ作り(=創作の設定書き)に励もうとするも暑くて30分足らずでダウン。前夜遅くて寝不足気味だったのか、結局16時まで寝てしまう。親から「少しは外に出ろ」との一喝を受け(この年になってこれかよ)、自転車でフラフラと外出。折角だから創作の取材もどきな事もしようかなと思い、府中に向かう。「分倍河原の古戦場碑」にまだ行った事がなかったので、それを探しつつのサイクリングだったのだが、地図を全く持たずおよその記憶と案内版頼みだったのでなかなかたどり着かない。多摩川沿いに郷土の森まで来てから分倍周辺をあちこち回り、結局府中駅前の大国魂神社まで行ってしまい、分倍河原の駅前の「モスバーガー」で一服。折り返し点後もまたちょっと迷ったりして、ようやく碑を見つける。実は旧鎌倉街道沿い(よくよく考えれば当然といえば当然だが)にあり、「な〜んだ」という感じ。これが当時の新田勢や幕府勢の武士だったら明らかに「道に迷っている間に遅参」だなぁとか下らない事を考えつつ、新田軍の進路通り川を渡って関戸(桜ヶ丘)まで行き、あとは百草の町内をフラフラ走って帰る。2時間強の運動になったのでそこそこ疲れたのだが「夕食作るの手伝え」の指示が飛び、仕方なく取り掛かる。枝豆にポテトフライ、唐揚げと簡単なんだか大変なんだかわからないものを作り、「幸せってなんだっけ」を見ながら夕食。更に続けて「ルパン三世」の新作が「金曜ロードショー」の枠でやっていたので見る。まだ仕上げSDかよとか思いつつ、話としては反米組織とかご時勢的にはスレスレの話題でびっくりしたが、更にびっくりしたのはベテラン声優陣で固められてるキャスト。まあ栗貫以外のメインメンバーは爺さん婆さんの年だから若手をぶつける訳にもいかないか。テレビは更に「プリティガレッジ」「僕らの音楽2」を見て、その後もHP更新でダラダラ過ごし、気が付けば27時とかだった気が。(7.23に記述)

7.23

9時30分起床。土曜日恒例の病院の日で、遅めに来てくれとは言われていたものの11時の受付には間に合わせなければならず、慌てて出る。中央線各停が遅れていた事もありあえなく5分程遅れる(これで3度目か?)。なんとか受付を済ませて待ち時間にパン1個つまんで30分待ちくらいで受診。自分も医師ももはや消化試合と悟ってきたのか、あっという間に終わり、例によって薬で1時間半待ち。週刊ビーイングの連載をまとめた「プロ論」という本を持って来ていたのでこれを読みふけり、ロビーで待つ。帰りは新宿のHMVとヨドバシに寄り、サザンオールスターズと渡辺美里のCD、スクールランブルのPS2ソフト(2chで散々叩かれてるにもかかわらず、結局買ってしまった・・・)を買う。帰宅後はそんなこんなでPS2と、テレビは「世界一受けたい授業」「ふしぎ発見」とIMAGICA絡みを。(7.29に記述)

7.24

13時くらいに起きて「噂の東京マガジン」見ながら昼食。「プロ論」を読みきっていたので、読み途中の「多摩丘陵の古城趾」をダラダラと読む。やはり「売る気満々のビジネス書」と「売る気よりも自分の主張重視の地方史本」では文章の整合性に差があり、読み辛い(すいません)。まあ自分の目的が「南北朝期の武蔵の勢力分布を調べる」事なので、興味を持って読めない部分があるというマイナス要素はあるにはあるが。体調がすぐれなかった事もあり、結局1日読書三昧で外に出掛けずじまい。夜のテレビは「雪の女王」と「義経」。夜間は昨日に引き続き、ゲームに走る。(7.29に記述)

7.25

変わらず昼起きで12時前の起床。昨日と変わらずメモをとりつつ地図を片手に「多摩丘陵の〜」を読む。夜になって、読み終わりそうになったのと翌日が台風直撃の予報で出掛けづらいという事もあり、自転車で立川の「オリオン書房」へ行く。前から目をつけていた「武蔵武士」という更にマニアックな地方史本と、ついでに「ビーイング」(雇用保険の記事にひかれて買った気がする)を買う。「ビーイング」の記事で気になったのは、SCE(プレステ出してるところ)が営業・企画で求人出してた(けど、締め切りが今日だった・・・)のと、NHKの某アニメでお世話になってたロボット、ハーフHPスタジオがそれぞれ募集していた事くらいかな。まだ真面目に見る気になれず「こんな所あるのか」程度の認識だが、こんなペースでいいのか?(7.29に記述)

7.26

昼起きは変わらず、「笑っていいとも」見ながら昼食。「多摩丘陵の〜」と「武蔵武士」をひたすら読んでるうちに日が暮れる。直撃で交通機関混乱は間違いなし、といわれた台風は思ったよりは大人しかった(といってもず〜っと家にいたから気にならなかっただけかも)。テレビは「がんばっていきまっしょい」を見るが、来週はメイキングをやるらしい。普通そういうの昼枠とかでやるんじゃないの? 撮影がひょっとして間に合ってない? などと思うのは余計なお世話?(7.29に記述)

7.27

ほぼ前日をリピート。台風一過で暑苦しく、読書も進まず。おまけに「武蔵武士」が誤字やら文章の矛盾やらが多く度々「?」な状況になり、余計読み進まない(作者の方ごめんなさい!)。夜になってPS2に走ったためまた夜更かし。テレビは「涼風」(夕食時にも何か見たような気がするが)。毎度画面にひとり突っ込みを入れざるをえない展開とクオリティだが、何故か見てしまう・・・。(7.29に記述)

7.28

どうも自分は1週間同じ事を続けるのは何ら苦にならないらしい(逆に1ヶ月以上は続けるのは苦手でもあるらしい)。というわけでまた昼から晩まで「武蔵武士」をひたすら読み続ける。夕方前会社から連絡があり「明日は何時に出てくる予定になっているのか」との問い合わせが。いかん、会社の都合に合わせようと思って連絡してなかった、と思ったのだが・・・言い訳ですね。はい。編集室の火入れやら社員の方で亡くなられた方がいてバタバタしているとの事で朝イチで来てくれ、という話になり、五反田の人事と総務にも朝行きますとメールを入れ、再び読書。来週は手続き関係で嫌がおうにも出掛けなきゃならないのか、などとものぐさな発想を持つが、本当にこんな調子でいいのかと、再び反省。テレビは「ミリオネア」「アンビリバボー」と見て、間があいて「電車男」。伊藤淳史のあの役は、ビジュアル面でナイナイの岡村を意識しているのでは?と思い始めた今日この頃。(7.29に記述)

7.29

7時過ぎの起床。正直こんなに早く起きたのは何日ぶりだ? 9時前に会社に着かないとならなかったので最速ルートで日野から乗り換え1回のパターンで品川シーサイドを目指す。どうにか9時15分前に着いたので「ロッテリア」で朝食をとり、会社で手続き・・・のはずが、火入れ式の件で本部長・部長と揃っていたので10分くらい面談する事に。まあ最終的には円満に退職できた、って事でいいのか? 辞令やら明細やらを貰い、事務所に居た人たちに挨拶をして品川を出る。人事には10時半に行くと連絡していたが、やるつもりでいた荷物の整理ができなかった関係で逆に早く五反田に着いてしまい、「モスバーガー」で時間を潰して駅前のビルにある本社部門に向かう。人事での手続きは15分程度で済み、時間も有り余っているので古巣の赤坂に寄る事にする。営業のメンバーとIMAGICAプラスの事務方の皆さん、DSの渋谷さんや小部君、たまたま逢ったDC21の益田さんなんかと軽く話をして12時頃赤坂を出る。IMAGICAの皆さん、本当にお世話になりました・・・この場を借りて御礼申し上げます。と言いつつ最後の最後、明後日にも会社に行く用を残してしまったのだが。このまままっすぐ帰るのも勿体無い(?)ので、新宿で時間を潰す。毎度の「くくる」で明石焼を食べ、歌舞伎町の「エクセルシオール」でちょっと過ごし、三丁目の「ピカデリー4」で前から見たかった映画「HINOKIO」を見る。どうも自分は「映画=時間がありあまっている時の娯楽」という考え方があるみたい。実際2時間1,800円の、燃費の悪い娯楽だもんなぁ、映画って。今日入った「ピカデリー4」なんか、大型液晶テレビに毛が生えたような大きさのスクリーンだったし・・・。でも「HINOKIO」は良かった。自己紹介のページにも「自分はベタな感動を求めているかも」というコメントをしているのですが、まさにこの作品、これにあてはまってます。自閉症の子供の代わりに学校に通うロボット「HINOKIO」(クラスメイトに付けられるあだ名)の話なんだけれども、メインは「生と死」をバックグラウンドに家族愛と、小学6年生という微妙な年頃の男女の友情の物語だったりして、純粋に涙腺緩む話でした(こういうのに懐疑的な人は冷静に見ちゃうんだろうけど)。ヒロイン(?)のボーイッシュな女の子が、演技はいまいちなんだけれど(すいません)存在感があってよかった。ラストの、中学生になって女の子らしい髪型と格好になって主人公と再会するシーンには違和感があったけど。でも映画のホームページ見たら、この多部美華子さんという女優さん、89年生まれ・・・16才かよ。すごく中性的なので、そういう役しか合わないかも(度々すいません)。映画の後は「ソフマップ」でPS2のソフトを買い、高幡の「あんず村」で読書と日記と昼食だか夕食だかわかんない食事をとり、20時過ぎに帰宅。テレビは「金曜ロードショー・着信アリ」を見る。今日映画2本目ですね・・・。ホラーは苦手なので絶対映画館では見ません。多分。でもこの「着信アリ」の感想は正直言って「秋元康版・リング」かなぁ。恐いのは全部「恐かった」という感想しか持てなかったりもするので、正当な評が僕はできなかったりするのですが。柴咲コウは歌手女優(そんな名称あるのか?)な割に演技っぽい演技じゃなくて好感持てましたが、亡霊(?)が襲ってくるシーンは意外とカットの歯切れが悪いのか、ちょっと拍子抜けしてしまいました。それでも恐いものは恐いんだけれど。金曜ロードショーの後の「プリティガレッジ」も例によって見てしまい(今日は全てのコーナーが白々しい感絶大でしたが、こんな調子でいいのかこの番組?)、深夜は体感温度が全然下がらず(多分実際に下がってなかったんだとも思うが)、あまりのダルさに薬を飲む気にもなれず寝つけずじまい。(7.30に記述)

7.30

予定が変わって出かける予定がなくなったのだが、結局9時に起きる。とはいえ眠かったので起きたり寝たりの繰り返しで夕方を迎えてしまう。テレビは「ガンダムSEED DESTINY (また総集編かよ!)」と「バク天!」を見る。夜は昨日買った「第3次スパロボアルファ」に取り掛かるが、いまいちノりきれず1時間ちょっとで放棄。(8.03に記述)

7.31

会社に行き、加藤君の依頼でHP作りの引継ぎをするのと、残っている荷物の整理をする必要があり、昼前に行く予定だったので9時頃起きる。朝加藤君から電話があって昼過ぎの方が都合がいい、という連絡が来て、結局12時くらいまで家で過ごし、電車で品川シーサイドへ。14時過ぎに着くが、荷物整理というよりほとんど5年間に溜めた資料のシュレッダーがけで時間が過ぎ、HPの方を教えるのは程々、おまけにシュレッダーがけは結局いくらか残した挙げ句18時過ぎに。元々終わったら映画でも見に、というお互い軽いノリだったので切り上げてしまい、予定通り夕方から渋東で「姑獲鳥(うぶめ)の夏」を見る。陰陽道とか呪いとか出てくるのだが、実は心理戦ものでチャンチャン、っていう内容(すごく簡単に言うと)なのだが、登場人物紹介と最後の「落ち」の暗示だけの序盤で、寝不足だったので落ちかけてた・・・途中からは無茶苦茶ハマってましたけど。話の筋は好きなタイプなので、原作も読んでみようと思います。久々に人と映画見に行って思った感想は「ひとりで映画見終わった後だと必ず起きる、現実世界に戻れない感がないなぁ」という事。良くも悪くも。帰りは「桂花」でラーメン食べて、明大前で加藤君と別れ、22時過ぎの帰宅。いよいよ明日から会社員でなくなる訳ですが、市役所に行くくらいしかやる事考えてない・・・というわけでまた夜更かし。(8.03に記述)
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