りんごの保存方法
 ●りんごは温度差をもっとも嫌うので、家庭では薄めのポリ袋に密閉して冷蔵庫に保存にします。
ちょっと冷えた林檎は甘味も増して美味しくなるようです。なお保存に最適な条件は温度が0度前後、湿度が85%〜90%だそうです(家庭ではちょっと無理な条件かも)。
 ●「つがる」「芳明」「ジョナゴールド」など夏から秋にかけてのりんごは果実が柔らかくなりやすく長期保存には向いていません。「ふじ」が一番保存性の高い品種です。
ふじを1ヶ月以上も保存するような場合は密閉した薄めのポリ袋内にさらに新聞紙を入れて冷蔵庫に入れるのが良いようです。りんごが呼吸して出す炭酸ガスや水分を新聞紙が吸着してくれます。
 ●りんごはエチレンガスを多量に発生させるので一緒に置いてあるほかの果物の熟成を早めて早く痛んでしまうので、成るべく他のビニール袋などに入れて冷蔵庫の野菜室などで保管します。(バナナ、キウィフルーツもエチレンガスを発生させます)
 ●逆にじゃがいもの発芽は防ぎますので、じゃがいもの入った袋にりんごを1個入れておくとじゃがいもの保存に効果があります。
 ●あまりに固くて未熟なりんごは、ビニール袋にキウィフルーツと一緒に入れて、密封し、冷蔵庫に三〜四日置いておきます。こうすると、キウィフルーツから出るエチレンガスがりんごを成熟させて、味もまろやかにしてくれます。