(1998年 冬)
冬のある日。天気がよく、とても暖かい日。
でも、冬は冬。外に出ると、肌寒い。
部屋で、ぼおっとかべをながめていると、何か、
か細い、ぼうのようなものがふわふわしている。
ちらちらとした輝きも・・・。そして、それを捕まえました。
いつの間にか、頭の中に、勝手な「常識=思いこみ」が凝り固まっていたりします。
私の頭の中には「トンボの仲間に、成虫のままで冬を越すものはない。」
という思いこみがありましたので、この「ホソミイトトンボ」との出会いは、
私に、体が宙に浮くくらいの驚きと喜びを与えてくれました。
(※以前は、↑オツネントンボだと思っていました。
YOSIDAさん、ご指摘ありがとうございます。)