BRIANSON
ブリアンソン
<概要>

2005.5.6

 南アルプス山中にある灰色の石版で出来た城塞都市がブリアンソン。10年ほど前、両親を乗せて車でここを通過した時、山の中にポツリとあるこの町に興味がを持ちました。他のフランスの町と違って灰色の石版、アルザスとは違う暗い色の木組みの家並み。いつか行ってみたいと思いながら、マイナーな場所なのでこの10年間は立ち寄ることが出来ずにいました。

 ブリアンソンは人口1万人程度の市で、ヨーロッパの市の中では最も標高が高い(約1300m)と言われています。町は城壁に囲まれた上の町(Brianson Vauban)とその後、町の発展と共に拡大した下の町(Brianson-St-Catherine)に分かれます。上の町は1692年に敵対関係にあったサヴォア公爵側に放火され町は壊滅したのですが、ルイ14世の命を受けたVauban氏により不燃都市に造り替えられました。燃えない都市を造るため、現地で採れる灰色の玄武岩の板を使って建物を造ったのでしょう。だから10年前、ここを通過した際に”灰色の石の町”と感じたのでしょう。でも、その当時から比べると明るい色の新しい建物が増えており、以前のような”秘境”のイメージは薄らいでいました。

<見所>

 下の町にあるホテルの前の通りを上の町に向かってひたすら登りました。10分ほど上り詰めると上の町の城壁の下にたどり着きます。見上げると灰色の玄武岩で出来た城壁の上の方に上の町が見えます。ここから急峻な坂を上って上の町へと向かいます。城壁内の旧市街は狭い道と古い建物が多く、18世紀の街並みがほぼそのまま残っている感じです。旧市街は観光スポットなのでレストランなどが沢山あります。

 城壁の真北にある門はこの城塞都市建設当初の部分です。中に入るとまずは旧鳩小屋(Vieux Colombier)があります。そこからまっすぐ大通り(Grande Rue)が南へと貫いていますが、これが城壁内のメインストリートです。城壁内の西側には二つの鐘楼を有する教会(Collegiale)があり、城壁内で最も目立つ建物です。旧市街の東側は高く丘になっていてその上に厳つい灰色の城塞(Fort du Chateau)が建っています。

 ブリアンソンからディーニュ(Digne)に向かって下って行く道すがら景色の良い場所が沢山あるのですが残念ながら道が狭くて車を停められないので写真を撮ることが出来ません。でも、10年前に比べると随分と開発の手が入り、以前のような秘境的イメージは薄らいでいました。

<ホテル>

 下の町には比較的新しい建物、学校、商店などが沢山あり、冬期のスキー客目当てのリゾートホテルが沢山建ち並んでいます。

Parc Hotel (★★)
Central Parc, Brianson
sep.parchotel@wanadoo.fr
Tel : +33-4-92.20-37.47 Fax : +33-4-92.20-53.74
EUR73 (EUR8.5BF/person)


上の町の城壁の外<brianson-m05>


城壁内の教会<brianson-m06>


下の町から上の町の城を見上げる<brianson-m02>


スタニスラス広場に面する市庁舎<brianson-m03>


下の町<brianson-m04>


教会の鐘楼<brianson-m11>

雄大な景観<brianson-m09>

今回のレンタカーはVOLVO S60<briansonm10>

上の町の地図<brianson-m12>