LYON
リヨン
<概要>

 人口40万人以上でパリ、マルセーユに次ぐ人口を有する大都市です。食通の町、あるいは絹の町として有名であり横浜市と姉妹都市です。

 フランス国鉄(SNCF)のパール・デュ(PART DIEU)駅にはTGV(フランスの高速鉄道)が停車します。駅前には大きな商業センターがあり、中は人手で賑わっていますが、屋外はなんとなく近代的で閑散として、あまり観光する気分にはなれません。

<見所>

 リヨンの観光の中心はUNESCO世界遺産にも登録されている歴史地区です。フルヴィエール(FOURVIERE)の丘からその麓を流れるソーヌ(SAONE)川の間。丘の上にはローマ時代の遺跡を展示するガロ・ロマン文化博物館(MUSEE DE LA CIVILISATION GALLO-ROMAINE)とローマ劇場(THEATRESROMAINES)があり、丘を下る手前には壮大で真っ白いフルヴィエール寺院(NOTRE-DAME-DE -FOURVIERE)が高くそびえ立ち、リヨンの町が一望のもとです。ここから丘の麓のサンジャン大司教教会(PRIMATIALE ST-JEAN)のファサード(正面)が良く見えます。丘を下ると旧市街があり、リヨン博物館(MUSEE HISTRIQUE DE LYON)・マリオネット博物館(MUSEE INTERNATIONAL DE LA MARIONNETTE)があります。ちょっと古臭くて暗いこの博物館には「ギニョル」と称する庶民の作った操り人形や指人形が展示されています。税金取りたての庶民生活等、様々な題材のギニョルがあり、どれも恐いくらいリアルな表情をしています。フランスで政治家達を人形で風刺する人気TV番組「バベット・ショー」の原点を見るような気がします。ソーヌ川付近には観光客相手のレストランも沢山あり、のんびりと観光できます。

<その他>

 ソーヌ川とローヌ(RHONE)川の間には異常に広い(310m×200m)ベルクール広場(PLACE BELLECOUR)があり、付近は町一番の繁華街として賑わっています。装飾博物館(MUSEE DES ARTS DECORATIFS)や織物歴史博物館(MUSEE HISTRIQUE DES TISSUS)などもいかにもリヨンらしい博物館です。この辺りはまた骨董品屋が多いことでも有名ですが、比較的高級なものばかり扱っています。

 リヨンには5ヶ所のツーリスト・オフィスがあります。

1. PAVILLON DE TOURISME / PLACE BELLECOUR (ベルクール広場)
2. SAINT-JEAN / AVENUE ADOLPHE MAX (旧市街)
3. PERRACHE / MALL PIETON-CENTRE D'ETACHANGES
4. FOURVIERE / ESPLANDE DE FOURVIERE (フルヴィエールの丘)
5. AGENCE DE VILLEURBANNE (パール・デュ駅方面)


<リヨン近郊>

 リヨンから12kmほど西の郊外にLACROIX-LAVALという中世のお城があります。まわりは自然公園となっておりリヨン市民の憩いの場でもあります。特に「人形の城」と称するこの城は100年位前のフランス・ビスクドール全盛時代の傑作といえる人形が1000体も所蔵され、一般公開されています。貴族出身の城のオーナーがフランス人形の無用な拡散と遺失を嫌って収集したもので、その品質、展示方法等々、他の人形博物館の追随を許しません。一見の価値があります。

フルヴィエール寺院<lyon-c01>

ギニョルたち<lyon-c02>

CHATEAU LACROIX-LAVAL人形の城<lyon-c03>

人形の城のパンフレットより