KOLN
ケルン
<概要>

 人口約100万人を擁するドイツ第四の大都市ですが、案外親しみやすい町でもあります。とてつもなく巨大な聖堂とオーデコロンとケルシュ(地ビール)で有名な町です。

<見所>

 この町の見所は何といってもUNESCO世界遺産の大聖堂(DOM)。高さ157m、奥行き144m、幅86mという巨大さ。その巨体の全てに精細な装飾を施したゴシック様式で、圧倒的な質量感を持って天空にそびえています。1248年に着工し、300年の中断を経て1880年に完成したものです。色々な大聖堂を見てまわりましたが、この迫力は他の追随を許しません。ゲルマン民族の底力を感じさせる建造物です。

 大聖堂のすぐ裏には、ヴァルラーフ・リヒャルツ美術館/ルードヴィッヒ美術館(WALLRAF-RICHALTZ-MUSEUM/MUSEUM LUDWIG)があり、地元ケルン派絵画から私の好きな印象派絵画やモダンアートまで取り揃えています。

<レストラン>

 ケルシュ(KERSCH)とは大聖堂から半径50km以内で醸造することが決められている地ビールです。上面発酵でちょっと薄い色、爽やかな味わいのビール。ほとんどのレストランで地元の人たちも観光客もこれを飲んでいます。我々東洋人がこれを頼むと、ちょっと誇らしげに持ってきますし、周りの雰囲気にも和み易くなります。一般に細長いグラスで出されます。

 旧市街で河岸に比較的近い所にあるSTAPELHAUSCHENというHOTEL-RESTAURANTで夕食を取ったことがあります。KERSCHEを飲みながら、気軽に楽しみました。

<ホテル>

ALTSTADT HOTEL(★★)
Salzgasse 7, KOLN
TEL : +49-(0)221-257-7851
FAX : +49-(0)221-257-7853
KOLNでは旧市街の小さなホテル。安いけれど広い居間にベッドを置いた感じの広い部屋で、使い込んだ皮の応接セットと壁一面に造り付けられた飾り棚が印象的。スタッフは愛想良く、好感の持てる宿。2ベッド1部屋と1ベッド1部屋、そしてバスルーム(タブなし)が付いて、3名1泊朝食付でDM260程度(2001.5)。

HOTEL HARMONIE
GroSe Neugasse 36
TEL : +49-221.25.80.679
FAX : +49-221.25.80.667
 ドムの近くは立派で高いホテルが多いのですが、ここはビジネスホテル風で安い。清潔で簡素。

<その他>

 ここで生産する香水いわゆる「ケルンの水」は昔から有名です。これをフランス語で書くと「EAU DE COLOGNE」となります。お分かりですか。「オーデコロン」とは「ケルンの水」のことだったのです。特に「4711」は有名なオーデコロンです。さっぱりとした清楚な香りです。

 ちなみにケルンとはフランス語で"COLOGNE"、イタリア語では"COLONIA(コロニア)"と称し、植民地のことなのです。つまりここは昔ローマ帝国の植民地だったのです。「植民地」が町の名前に変わり、そして芳香水の代名詞になっていった。こんな風に言葉ってって移り変わってゆくのですね。


大聖堂<koln-i01>


ライン川とケルンの町並み<絵葉書>


市内の教会?<koln-i04>

天空にそびえる大聖堂<koln-i03>

大聖堂の側面<koln-c01>

ALTSTAT HOTELの前<ホテルの絵葉書>

旧市街、ライン河岸近くの教会?<koln-i01>

オーデコロンのプランド「4711」

ヴァルラーフ・リヒャルツ美術館のパンフレット

計ルードヴィヒ美術館のパンフレット。
キヒェナー、エルンスト、ピカソなどの近代から現代の作品が豊富