FATIMA
ファティマ
<概要>

 第一次世界大戦中の1917年5月13日に奇跡が起こった場所ということで、あまりにも有名な場所ですね。聖母マリアがこの地に現れて3人の子供(フランシスコ、ジャシンタ、ルシア)に3つの予言を託しました。予言通り、第一次世界大戦は終結し、フランシスコとジャシンタの2名は神に召されます。1930年にこの地は聖地として認められましたが、ルシアは聖母マリアとの約束を守って3つ目の預言を公言しませんでした。最近になって、それが1981年5月13日の聖パウロ暗殺未遂事件であることが発表されたそうです。5月13日に因縁を感じますね。

 そのファティマの聖地には長さ540m、幅160mの巨大な広場と1953年に出来た高さ65mの塔を有するバジリカがあります。広場の回りの緑地やその外側の歩道道などを含めるとその広さは北京の天安門広場に相当します。とてつもなく広い場所です。大きく回り込んだバジリカの右翼の内側は初めて聖母マリアが現れた場所であり”出現の礼拝堂(Capelinha das Aparicoes)”が設置されています。その奥にある礼拝所では多くの信者達がロウソクをともして祈っています。

 バジリカを背に広場の端まで行くと平面的な門があり、世界各国の言葉で”神は愛です”、”私は門です。だれでも、わたしを通ってはいるなら、救われます。”と書かれています。敬虔な信者は、この門の外から両膝を折って立ち膝状態でバジリカへと向かいます。その時も、門の外、約100mほど先からそうやってお祈りしながら近づいてくる年輩の女性が1名いました。

 この辺鄙の町に、この広大な広場を埋め尽くすほどの信者が巡礼に集まることを想像すると、キリスト教の恐るべきパワーを感じます。


聖地の全景<fatima-l04>


バジリカから見た聖地。右手は出現の礼拝堂<fatima-l03>


キリスト像(泉)とバジリカ<fatima-l02>

聖地の全景<fatima-l05>

出現の礼拝堂の横にある礼拝所<fatima-l01>