CORDOBA
コルドバ
2015.11.21-22

<概要>

  Cordobaは人口30万人以上でGranadaよりも大規模な都市らしいのですが、全体にこじんまりして、穏やかな感じの町でした。Cordobaはアンダルシア州コルドバ県の県都。かつての後ウマイヤ朝の首都で、イスラム時代の文化を伝える建築物や街路が遺されていて、メスキータやユダヤ人街を含む「コルドバ歴史地区」は世界遺産です。古代ローマ時代には、属州ヒスパーニア・バエティカの首都であり、今でもローマ寺院やローマ橋などの遺跡があります。のちに西ゴート王国に支配され、6世紀には東ローマ帝国の領土でした。711年、イスラム教徒に西ゴート王国が征服され(グアダレーテの戦い)、756年に成立した後ウマイヤ朝はCordobaを首都とし、モスク(Mezquita)を中心に発展。10世紀にアブド・アッラフマーン3世とハカム2世の治世下で繁栄をとげ、大図書館が建てられて多くの学者が活躍し、トレドと並んで西方イスラーム文化の中心地として発展し、10世紀には世界最大の人口(約100万人)を持つ都市でした。キリスト教勢力によるレコンキスタの進展により、1236年6月29日、カスティーリャ王国のフェルナンド3世に征服され、15世紀末にレコンキスタが完了するとイスラム勢力がイベリア半島から追われ、Mezquitaにはカトリック教会部分が増築されました。グアダルキビール(Rio Guadalquivir)とはアラブ語で「大いなる川」という意味で、この川に潤おされたコルドバの土地は、穀物、綿花、ぶどう、オリーブ等を主に産出しています。

<見所>

 先ずはホテルの北側へ向かい闘牛博物館の前を通ってティベリアデス広場のマイモニデス像(Estatua de Maimonides)に出ます。MaimonidesはCordoba出身のユダヤ教の哲学者であり、宗教指導者だそうです。さらに北に上るとSinagoga、Casa Andulsiがあるのですが、観光客でごった返しているので中には入らずホテル方面に戻ってアラブ浴場(Banos del Alcazal Califal)に行ってみました。半地下に埋まった10世紀頃のイスラム支配時代のアラブ浴場の遺跡です。それにしても、中国人、韓国人の観光客が日本人に比べて圧倒的に多いようです。

 次は美しい庭園で有名なAlcazar。かつて王宮として使われ、長い年月の間に、異端裁判所や軍事監獄、ワイン蔵と様々に利用されてきた歴史を有しています。中には鉢植えや花壇や涼しげな池と噴水で美しく飾られたパティオがあります。

 MezquitaのRio Guadalquivir側の横を通り、プエンテ門(Puerta del Puente)を見ながら考古学博物館(Museo Arqueologico)へと向かいました。静かで落ち着いた広場Plaza de Jeronimo Paezに面したモダンな建物です。内部には先史時代からローマ時代の出土品、彫刻などが並んでいます。

 ぶらぶらと歩きながら、再びホテルの北側、ユダヤ人街の入口となるアルモドバル門(Puertas de Almodovar)の近くのカフェでサンドイッチを買ってホテルの部屋で昼食。

 Calle Jesus Mareaを北に向かうと露店が並ぶ賑やかなPlaza de las Tendillasに出ました。クレー種や、ハム・ソーセージ、チーズ、工芸品などが売られています。ここから東向かったところにローマ神殿(Tempio Romano)の跡があります。ローマ皇帝クラウディウスからドミティアヌスの頃(紀元1世紀)に建設されたものです。夕方、薄暗くなって地面に置かれた照明器具からライトアップされるのですが、野良猫が照明器具の上に載って暖を取っていました。

 最大の見所Mezquitaに向かいます。Mezquitaとはイスラム教徒の礼拝所「モスク」を意味します。8〜11世紀にかけて建てられ、13世紀のレコンキスタの後はキリスト教の礼拝堂として使われてきました。 中に入れと美しい列柱とアーチを目にすることができます。支柱の多くはローマ寺院や西ゴート族の教会で使用されていたものを再利用したものです。中央祭壇 建物内部の中心部はキリスト教の大聖堂となっていて、17世紀に造られた大理石の中央祭壇には厳粛な雰囲気が漂っています。鐘塔は54mの高さで、コルドバで最も高い建物ですモスクであった時代のミナレット(尖塔)を囲うようにして作られました。

 Puerta del Puenteを越えてRio Guadalquivirにかかるローマ橋は全長230m。 16個のアーチで支えられたの橋の中央には聖人ラファエルの石像が佇んでいます。長きに渡りコルドバの街を見守り続けてきた街の守護聖人です。橋の向こう側にはカラオラの塔 (Torre de la Calahorra)があります。コルドバ旧市街の防衛施設として14世紀に建てられ、現在は博物館として使用されていますが、中には入りませんでした。

 ユダヤ人街の西側にある城壁に沿ったCalle Cairuanを歩いてアルモドバル門(Puertas de Almodovar)に出て、ホテルに戻りました。

<ホテル>

 通りすがりに観光客がふらりと中に入ってくるほど中庭が美しい館です。

Las Casas de la Juderia de Cordoba
Tomas Conde, 10-12, 14004 Cordoba
Euro99.45/night (incl.TAX/BF)

<レストラン>

 生ハムと地元の冷たいスープ(サルモレホ)と、地元の名物料理Robo de Toro(オックステールの煮込み)をいただきました。ちなみに、ハムを選ぶとき、Jamonとは太ももで、LomoはSir Loinのようです。

El Caballo Rojo
Calle del Cardenal Herrero, 28、14003 Cordoba
elcaballorojo.com


Cordobaへ


今回の車は黒のCitroen Cactus


ホテルの中庭


ホテルの隣の邸宅


闘牛博物館


マイモニデス像(Estatua de Maimonides)


アラブ浴場(Banos del Alcazal Califal)入口


Banos del Alcazal Califal

Banos del Alcazal Califal

Banos del Alcazal Califal、星形の天井の明かり取り

Alcazar

Alcazar

Alcazar

Alcazar

Alcazarの北側

Mezquita

Mezquita

Museo Arqueologico

Museo Arqueologico

Museo Arqueologico

Mezquitaの東側

ホテルの中庭

日よけの編み物が珍しい

Plaza de las Tendillas

Plaza de las Tendillas

Tempio Romano

Tempio Romano

Plaza de las Tendillas

生ハムとサルモレホ(冷製スープ)

Dueroの赤ワイン

地元の名物料理Robo de Toro(オックステールの煮込み)

Mezquita

Mezquita

Mezquita

Mezquita

Mezquita

Mezquita

ローマ橋から見たプエンテ門(Puerta del Puente)

カラオラの塔 (Torre de la Calahorra)

Rio Guadalquivirにかかるローマ橋

アルモドバル門(Puertas de Almodovar)

Calle Cairuan