ITALICA
イタリカ

<概要>

 前 206年スキピオ・アフリカヌス (大スキピオ) によってルシタニア人にそなえる拠点として建設された古代ローマの都市イタリカはスペインで一番初めに築かれた古代ローマ時代の植民都市です。セビリアの北西郊外に位置し,現スペインのサンチポンス。トラヤヌス,ハドリアヌス,テオドシウス1世ら3皇帝の生誕地として知られ,大円形劇場、神殿、浴場などが残っています。名前の「イタリカ」は最初に定住した人々の出身地からだそう。もともとは戦火中に兵士を休めるための土地でしたが、その後重要な基地としての役割を担います。ここでは後にローマ皇帝となったトラヤヌスやアドリアヌスが出身であり、彼らのおかげで急激に栄えたともいわれています。

<見所>

 イタリカはもともと2つに分かれていて、旧市街地と新市街地があります。残念ながら今現在、旧市街地はこのイタリカがあるサンティポンセという街の下に眠っており、わたしたちが今見られるものは新市街地のみとなります。

 見どころはやはり大きな円形闘技場で、その収容人数は20,000〜25,000人と呼ばれ、ローマ帝国最大のもののひとつです。また、建物のいたるところに描かれている細かいモザイク画も必見です。イタリカに是非足を踏み入れ、当時の生活のいぶきを感じてください。

2015.11.27


円形闘技場の外観


Italica全体図