S. MARIA CAPUA VETERE
サンタ・マリア・カプア・ヴェテレ
<概要>

 紀元前471年にエトルリア人によって建設され、後にサムニウム族が共生し、その後ローマに併合された町。9世紀にはサラセン人の略奪を受け、住民はCapuaへと移り住み、ここは見捨てられてしまった。

<見所>

 町の北側にはカンパーニアの円形闘技場(Anfiteatro Campania)が残っているが、これはローマのコロッセオの直後、1世紀末〜2世紀初頃に建設され、コロッセオに次ぐ規模(169mx139m)です。ランゴバルド族の要塞として利用された後は放置されていたものです。隣にあるAntiquarium(考古学史料館)にはここで出土したローマ時代の碑銘などがありますが、あまり見る物はないかなって感じです。

 円形闘技場を西に行くとCorso Aldo Moroの端にアドリアーノ門(Arco di Adriano)が現在も幹線となっている道路をまたいでいる。邪魔な感じに見えますが、これは古代ローマのハドリアヌス帝が町の入口として建てた門です。

 町の中心部の駐車場に車を停めて古代カプア考古学博物館(Museo Archelogico dell’AnticaCapua)を探します。ガイドブックの地図が間違っており、博物館の入口を見つけられずに困ってしまい、Barで昼間っから赤い顔をしている若い男性に尋ねたら、丁寧に教えてくれた。南伊の人は見かけによらず親切という印象です。ようやく見つけた博物館ではエトルリア時代の陶器や青銅器、サムニウム時代の装飾石棺、ハンイバルからカエサル時代の出土品が展示されていて、見応えがあります。見学を終えたら、博物館のおじさんが近くにあるミトレオ(Mitreo)まで連れて行ってくれて、鍵を開けて中を見せてくれました。ペルシャ王ミトラを崇拝するミトラ教の遺跡。保存状態が良く、“雄牛を殺すミトラ”の2世紀のフレスコ画が残っている。案内してくれたおじさんに2ユーロを渡して見学終了。


Arco di Adriano


Anfiteatro Campania


Anfiteatro Campania

Anfiteatro Campania

街並み

ミトレオ(Mitreo)の入口

ミトレオ(Mitreo)

ミトレオ(Mitreo)