HONDARRIBIA
オンダリッビア
<旅のメモ>

2008.12.20

 途中、Lourdes郊外のスーパーに立ち寄ってからから更に150kmほど高速道路を走り、スペインのHondarribia(オンダリッビア)へと向かいます。最初はピレネーの美しい山岳風景を見ながらドライヴを楽しんでいたのですが、出発前からの風邪のせいでちょっと具合が悪くて途中のSAで一休みです。そこで息を吹き返して、再度頑張って運転です。高速道路を通って山岳地帯から海岸線に近づくと周りの風景は急に殺伐としてきます。ゴミがあちこちに散乱し、インフラが修理されずに荒れている感じです。ふたたび曇天で小雨混じりなのでいっそう暗い感じ。高速道路にはポルトガルやスペインの大型トラックがひしめいています。あまり雰囲気は良くないと思いながら、スペイン国境を越えると同時に高速道路から降りてN-1を走ってHondarribiaへと向かいます。フランスと違って更に田舎っぽいというか、インフラが整備されていない感じの国道を走りながら、何となく暗くて建物が煤けて雰囲気があまり良くないなって思っていました。

 いよいよHondarribia(オンダリッビア)に入ると辺りの雰囲気はガラっと変わります。豪華ではないけれどこざっぱりした感じで町中は綺麗に片づけられています。目的のホテルは高台にある城壁内です。中は狭いので先ずは城壁前の門の外に車を停め、徒歩で城壁内部へと入ってみました。とっても静かで落ち着いた環境です。ホテルは城壁内の中世の建物を利用したセンスの良いホテル。ロビーの調度品、石造りの階段など素敵です。フロントの男性も対応が非常に良く、行き方がちょっとややこしい駐車場への案内だけでなく、最後は駐車場にまで来てくれました。ホテルを出て数百メートルほど大回りしてホテルの裏に回り、磁気カードを使ってゲート開けて住民専用のエリアに入るなどするのですが、最後は駐車場と言っても住宅の壁際に車を縦列駐車するだけ。たしかに来て貰わないとどこに駐車して良いのか分かりませんでした。ホテルの部屋には古い版画などが沢山かけられていて、とっても良い雰囲気です。翌日の朝食も、自然食品を使った凝った朝食です。日本人の女性にはピッタリの嗜好です。ここは今まで泊まった中でトップレベルのホテルだと思います。

Hotel Pampinot ★★★
Calle Mayor 5, Hondarribia, 20280
Tel +34943640600 / Fax +34943645128
info@hotelpampinot.com
EURO112.35(incl.TAX, BF16.05) Parking 10.5

 夕食は日本から予約してあったAlameda(アラメーダ)。ミシュラン一つ星です。ホテルのフロントに聞いてみたら、ここらでは最高のレストランだと言う。行ってみると田舎町にしてはしっかりした建物でサービスもちゃんとしています。8時に予約してあったので名前を告げてテーブルに着きましたが、他に客は誰もいません。スペインでは早すぎるのでしょう。ガス入り水と、地元のワインを頼んだらTxakoli(チャコリ:微発砲白ワイン)を持ってきてくれました。ポルトガルのVino Verde(ヴィーニョ・ヴェルデ)の様な若いサッパリとしたワインです。

 アミューズドブッシュ(先付け)は血のソーセージと豆で作ったスープに揚げた春雨が少々混じっている。臭みのまったくない、塩味もない、コクだけの微妙な味。いけます。前菜は地元の生ハム。30cm角の白い皿にハムが20枚くらいものっかっています。スズキのソテーのピルピルソース。鱈のソテーもブリっとした身が素晴らしい。トリッパは歯ごたえが抜群で臭みが全くない逸品!デザートには入らずにエスプレッソを頼んだら、小さなケーキとクッキーのセットが付いてきた。これでデザートは十分です。

 他の客は9時半頃になってようやく2組みほど入って来ましたが、やはり季節外れなのだろうか、それ以上客は来ませんでした。
 給仕の女性が日本語の冊子を持ってきた。“函館スペイン倶楽部”?何だこりゃ?と驚いていると“ハポネス?ノ?(日本人?違うの?)”と聞くので“スィ!(はい!)”と答えて冊子を受け取った。出がけに責任者らしき男性に料理は抜群にうまかったことを告げ、また何故函館スペイン倶楽部の日本語の冊子があるのかと尋ねたら、日本人が厨房にいるので呼んでくるとのこと。若いシェフがやって来た。わたしが函館出身であることを告げると、彼はお向かいにある有斗高校の出身だという。函館のバスク料理レストランで働いており、修行に来ているらしい。意外なところでも日本人は頑張っているらしい。機会があったら、是非とも函館のバスク料理の店にでも行ってみよう。

Alameda
Minasoroeta, 1, Hondarribia, 20280
Tel +34-943-64-27-89 / Fax +34-943-64-26-63

 ホテルに帰ってから、デジカメで今撮ったばかりの写真を見ていたらバッテリーが切れてしまった。充電しようと思って充電用の台座を取り出して電源をつなごうとして時、電源部分を持ってきていないことに気づいた。これ以降、しばしデジカメ撮影は中断です。代わりに携帯電話のカメラと妻のAPS版IXISでの撮影に変更です。

2008.12.21

 快晴。8時に朝食のためにレストランに向かいました。朝食はすべて自然素材とのうたい文句。確かに丁寧で美味しい朝ご飯です。お給仕してくれた女性もなかなかの美人です。

 “あのう、ちょっと教えて?”
 “何ですか?”
 “昨日Alamedaで食事をしたんだけど、ここらでは8時から夕食は早すぎますか?”
 “お店は8時から8時半頃に空くけど、確かに8時からの夕食はちょっとヘンな感じね。”
 “じゃあ、朝食は?”
 “ケースバイケースね。でも今朝みたいな休みの日は9時頃かしら。”
やはり、スペインでは食事の時間がフランスより1時間は遅いようだ。


ホテルの裏手に車を停める<hondarribia-p01>


ホテル前の通り<hondarribia-p03>


ホテルの入口は地味です<hondarribia-p04>


部屋は素敵です<hondarribia-p07>

絵も沢山<hondarribia-p08>

バス・トイレも綺麗です<hondarribia-p10>


夜の街並み<hondarribia-p13>


夜の街並み<hondarribia-p14>

ホテルのロビーは豪華です<hondarribia-p15>

ホテルのロビーは豪華です<hondarribia-p16>

ホテルのレストラン入口<hondarribia-p17>

ホテルのバー<hondarribia-p18>

ホテルの二階のホール<hondarribia-p19>

朝食<hondarribia-p21>

お洒落でヘルシーな朝食<hondarribia-p24>

お洒落でヘルシーな朝食<hondarribia-p25>

朝の街並み<hondarribia-p27>

ホテルの玄関<hondarribia-p28>

隣の教会<hondarribia-p31>

ホテルの裏手。オレンジ色の建物<hondarribia-p32>

隣の教会<hondarribia-p33>