LOURDES
ルルド
<旅のメモ>

2008.12.20

 小雨混じりのToulouseを出て高速道路を走っているうちにだんだんと雲がなくなり、いつしか日が射すようになっていました。ピレネー山脈の上部が冠雪して綺麗です。

 Lourdes(ルルド)は人口1万5千人ほどのピレネー山脈の麓にある小さな町です。昔、ロングステイ・クラブの知人に聞いて行ってみたくなった有名なキリスト教巡礼地です。1858年、Lourdesに住む貧しい家の少女ベルナデット(Bernadette)が白い貴婦人(マリア)が現れて自分を“無原罪の御宿り”と告げたと話した。とのこと。そしてお告げに従ってベルナデットが病気を治す聖水の湧き出る泉を見つけたとの奇跡の地です。ベルナデットは若くして亡くなったが、遺体は何十年経っても腐敗せず、美しいままに残っているという奇跡もあるようです。

 Lourdesに近づく頃には快晴に変わっていました。山の麓なので気温は低いのですが、日射しはいっそう眩しくなります。市内に入ってみるとコテコテの観光地。Boulvard de la Grotteを歩くとホテルや土産物屋がぎっしりと並んでいます。それも水色、ピンク系の装飾が多く清里みたいにあか抜けない田舎っぽい感じです。でも今は人影がほとんどなく、ホテルも土産物屋もレストランもほとんど全てがClose。不気味なくらい静かな町でした。

お約束の奇蹟の洞窟(Grotte miraculeuse:聖水の湧き出る洞窟)を見ておこうとロザリオ聖堂へと向かいました。Cave de Pau川のほとりにある聖水の湧き出た洞窟の上に立てられた聖堂です。これまたけばけばしい近年のモダンなキリスト教美術で一面が装飾されたロザリオ聖堂。初めて見たかなりケバいキリスト教装飾です。聖堂を正面に見て右に回ると洞窟です。さすがにこの辺りには観光客が10名以上はいたようです。聖水の出る洞窟を見て取りあえず満足しました。

 ここは中世の時代から軍事的に重要な土地だったらしく、急激に盛り上がった高台にはビゴール伯爵の城跡があります。11〜12世紀のロマネスク様式、13〜14世紀のゴシック様式の城壁の一部が残っているようです。

 途中、Lourdes郊外のスーパーに立ち寄ってからから更に150kmほど高速道路を走り、スペインのHondarribia(オンダリッビア)へと向かいます。


Boulvard de la Grotte<lourdes-p01>


ビゴール伯爵の城跡<lourdes-p02>


Cave de Pau川沿い<lourdes-p03>

Cave de Pau川沿い<lourdes-p05>

ビゴール伯爵の城跡<lourdes-p05>

ロザリオ聖堂<lourdes-p08>

ロザリオ聖堂前の広場にあるマリア像<lourdes-p10>

ロザリオ聖堂の入口<lourdes-p11>

聖水を汲む場所<lourdes-p12>

ロザリオ聖堂から奇跡の洞窟へ向かう<lourdes-p14>

奇跡の洞窟とマリア像<lourdes-p15>

奇跡の洞窟<lourdes-p18>

Cave de Pau川<lourdes-p201>

土産物屋にはマリア像が沢山<lourdes-p23>