COIMBRA
コインブラ
<旅のメモ>

2010.4.29

 リスボンの空港から高速道路A1に乗って2時間ほど走り、Coimbra(コインブラ)には午後1時頃に到着した。

 Coimbraはポルトガル第三の都市で人口は約9万人。欧州で4番目に古い大学Universidade de Coimbra(コインブラ大学)を擁するポルトガル文化の中心です。確かに静かな佇まいの街並みです。Googleで事前に調べてあったので市内もほとんど迷わずにホテル前にたどり着いた。交通量の多いところにも関わらず、ちょうどホテル前から移動した車の後に停車し、荷物を出してチェックイン。Hotel Astoriaはモンデゴ川(Rio Mondego)の川沿いにある古い由緒ある感じのホテル。エレベータは螺旋階段の真ん中を通過する古めかしいタイプ。部屋も木材を多用したクラッシックな感じです。部屋にはいるとバスルームの設備も昔ながら。窓を開けるとRio Mondego(モンデゴ川)とPonte de Santa Clara(サンタ・クララ橋) が目の前。“ああ、ヨーロッパに来たな”って感じです。相変わらず晴天で気温はリスボンより若干低め。

Hotel Ast?ria ★★★
Av. ?midio Navarro n? 21,Coimbra
Tel +351239853020 / astoria@almeidahotels.com
EURO 130/2 nights (incl.TAX/BF)

 部屋に荷物を入れたら、ホテル前の停めた車を道路向こうの屋外駐車場へと移動。ここには浮浪者一歩手前くらいの連中がいて入ってくる車を裁いて駐車させている。これもヨーロッパではたまに見かける光景。駐車のお手伝いをしてチップを期待している。ポルトガルではあまり危ない感じではない。親切に取り仕切って縦列駐車を手伝ってくれたのでチップを1ユーロ渡したら、とても喜んでいた。路上のチケット販売機で駐車チケットを買おうとすると、19時から翌朝7時までは無料。最大3ユーロまで受け付けてくれて駐車可能な最長時間は3時間、つまり18:26まで。そう考えると1ユーロのチップは多すぎたらしい。

 さてと、まずはホテルの裏のRuo Ferreiro BorgesのPastelariaに入ってお菓子とカフェを貰って昼食の代わりです。一つはPateis de Nata。もう一つは春巻きみたいなもので中身はFios de Ovosと思わしき糸状の食材がカスタードクリームにまみれていた。

 Ruo Ferreiro Borgesはコインブラで最も賑やかなショッピングストリートという感じです。服飾やアクセサリー関係の店が多く人も沢山。その通りは先に進むとRua Visconde da Luzと名前を変え、Placa 8 de Maio(5月8日広場)につながります。広場には市庁舎とMosteiro de Santa Cruz(サンタクルス修道院)があります。修道院は1131年にアフォンソ・エンリケスによって建設され、16世紀にマヌエル1世が改修したものですが、土台はローマ時代のものらしい。ここの横を抜けてCTT(郵便局)に行って切手を買う。郵便局員のおじさんが「これは特別な切手なんだよ」と説明して記念切手をくれた。ポルトガルの最初の共和制主義者たちと自由の象徴の女神像が切手の図案になっている。郵便局を出てすぐその先にある屋内のMercado(市場)に入ってみた。昼も過ぎているので大半はもう店終いしている。午前中だったら活気があって面白かっただろうに。閑散とした中をドイツ人の団体観光客がうろついていた。Mercadoを出て先に進むと大学のある丘へ登るElevador do Mercado(市場エレベータ)があったので、乗ってみることにした。1人片道1.2ユーロ。でも3回分の回数券は2ユーロなので、それを買った。乗っている時間は短くても、この高さを昇ることを考えれば時間的にも体力的にもかなり楽です。エレベータを降りてちょっと景観を楽しんでから少し坂を上る。SE Nova(新カテドラル)の横を抜け、Museu Naciaonal Machado de Castro (国立マシャード・デ・カストロ美術館)の入口辺りだけ覗く。ここにはCripto Portico(ローマ時代の地下堂)があるらしい。更に進むとVelha Universidade de Coimbra(旧コインブラ大学)の前へ。Potra Ferrea(鉄の門)をくぐり抜け、Velha Universidade(旧大学)の中庭へ入るとラテン回廊(Via Latina)と時計塔が目に入る。そこから坂を降りてSe Velha(旧カテドラル)に向かった。SEは1162年のロマネスク様式。イタリアのCathedoraleに比べると大理石などほとんど使っていなくて素朴な印象だ。ついでにその前にあるTrovador(Fado Restaurant)の位置を確認した。ここは夜にFado das Coimbrasの生演奏があるレストランらしい。その後は旧市街の小路を散策してホテルに戻った。

 夕食はAdega Paco de Conte。地元っぽい飾り気のないレストランです。お店のご主人らしい方が色々と料理の説明をしてくれて、楽しく食事が出来ました。

Adega Paco de Conte
Rua Paco do Conde 1, Coimbra
239-825605

オリーヴ、パン、Spoa de Mariscos(魚介スープ)、Chanfana(子ヤギの香草ワイン煮)、Espetada do Lombo de Porco na Brasa C/Batata Frita e Salada(豚ロースの串焼きにフレンチフライとサラダの付け合わせ)、Molotofe(メレンゲにカラメルを混ぜ蒸し焼きしたもの)、 赤ワイン1/2ボトル、2 Caf?。これだけ食べて 21ユーロです。チップ2ユーロ置いた。特にChanfanaはこの辺りの名物料理。赤ワインと強烈なアニスの香りが食欲をそそります。美味しく、安く頂いて気分を良くしてホテルへと戻りました。

2010.4.30

 薄曇りで時々晴れる感じの天気です。今日はホテルからPonte de Santa Clara(サンタ・クララ橋)を渡ってConvento de Santa Clara-a-Velha (旧サンタ・クララ修道院)へと向かいました。途中Portugal dos Pequenitos(ミニ・ポルトガル)の前を通りましたが、東武ワールド・スクウェアみたいなテーマパークで、規模はさらに小さい感じ。大したことはなさそうなのでそこは見ないでConvento de Santa Clara-a-Nova(新サンタ・クララ修道院)へと向かいました。修道院前にはCoimbraの守護聖人イザベル王妃の立像があり、丘の上からRio Montegoを望んでいる。修道院の中に入って、そこから売店に入ると1人1.5ユーロで内部を見られるような案内があったので、売店の若い男性修道士?にお金を払うと奥へと案内してくれた。二つほど部屋を向けると回廊に出た。ここが見学する対象らしい。しばらく回廊の静けさを楽しみ、また、十分に整備されていないちょっと荒れた状況を垣間見ながら、ごく最近になって修復されているのだと実感した。きっと荒れ果てたまま何百年も時を過ごしたのだろう。しばらくして回廊を出て元の売店に戻ろうとしたのだが、二つ目の部屋の出口の鍵が閉じられている。部屋を出て他の脱出ルートを捜したが、見つからない。閉じこめられてしまった。しばらくは閉じられたドアの前で叫んだり、呼び鈴を見つけてスイッチを押したりしたが、誰も来ない。何度も叫んでいるうちにようやく修道士がやって来た。彼はドアを開けて謝った。

 修道院から出て今度はQuinta das Lagrimas(涙の館)へと向かった。ミニ・ポルトガルの横を通り過ぎる。案内板には表示があるのだが、Fonte das Lagrimas(涙の泉)はなかなか見つけられない。ホテルの中庭をうろついたり、打ち放しのゴルフ場の中を歩いたり、色々と探し回った挙げ句に見つけた。しかしあまり整備されていない。同じ様に涙の泉を見つけられずうろうろしている人たちが何組かいた。ホテルももう少し力を入れて整備しても良いのではないだろうか?と思った。

 さて再びサンタ・クララ橋を渡って戻る時、対岸が人だかりになっているのに気づいた。皆さん河岸から下を覗き込んでいる。何かと思えば警察官2〜3名が乗り込んだゴムボートが出ている。さらに橋の上にはクレーン車が停まってクレーンのワイヤーが橋の下へと延びている。最初は橋の工事かと思った。しかし近くまで行って橋の下を覗き込むと、何と!川の中から小型車が引き上げられているではないか!この辺りには河岸には鉄柵があるし、柵の壊れた部分も見あたらない。いったい何処で川に落ちたのだろうか?どこか別の場所で落ちて流されて来たのだろうか?中に人が入っていたら・・・と思うとちょっと不気味。

 ホテル前のコイン駐車場は12:00で駐車期限が切れるので、車を出してBussacoへ向かうことにした。

 午後4時頃にはホテルに戻って部屋でちょっとお昼寝。7時過ぎに起きてFadoレストランTorovadorに行ってみたが、残念ながら今夜はFadoの演奏はないという。仕方がないので旧市街をぶらついてAdega de Funcialというレストランに入った。パン、ヴィーニョ・ヴェルデ、豚焼き、牛肉のKebab do Funcial、どちらもサラダと厚揚げポテトチップス、米、オリーヴ付き、それにDelicia da Casa(洋酒沁みたカステラ、ココアスポンジ&バタークリーム、パイ底)、2 Caf?で合計22.7ユーロ。

食後はホテルのロビーでインターネットを接続してメールを読み込んでいる時、ロビーに置いてあるパンフレットにCasa do Fadosの案内があるのに気がついたが、ちょっと遅かった。


ホテルの部屋の窓から見えるRio MontegoとPonte de Sanra Clara。


Largo da Portagem(ポルタジェン広場)


Rua Ferreira Borges。Coimbraで最も賑やかな通り。


Praca do Commercio。


Praca do CommercioのSao Tiago教会。


Praca do Commercioで見たBar。アズレージョが美しい。

Praca 8 de MaioのMonsteiro de Sanra Cruz(1131年、16世紀改修)。

Praca 8 de MaioのMonsteiro de Sanra Cruzのファサード。

Monsteiro de Sanra Cruzの裏手は公園?

Mercadの中。もう商いはほとんど終わってる。

Mercado向かいのアズレージョ。

Elevador do Mercadoの終点から見た西側。

Se Nova。

Universidade de

Velha Universidadenoの入り口、Porta Ferrera(鉄の門)

Velha Universidade、Via Latina(ラテン回廊)

Velha Universidade中庭。

Velha Universidade、Via Latina(ラテン回廊)と(時計塔)

Se Velhaのファサード

Sopa de mariscos

淳はEspetada do Lombo de Porco na Brasa C/Batata Frita e Salada、右下がCoimbra名物Shanfana。子山羊を赤ワインと香草で煮込んだもの。アニスの香りが強烈で美味しい。

お店のショーケースを指さして出して貰ったMolotof。ホワホワのメレンゲ蒸しにカラメルシロップ。

Adega Paco do Condeの入口はこんな感じ。普通のお店。

Coimbra駅の夜景。時計の時間が間違ってます。

ホテルの窓から見たPonte de santa Claraの夜景

ホテルの窓から見たRio Mntego対岸の夜景。Convento de Santa-Clara-a-Nova(新サンタ・クララ修道院
)
翌朝ホテルの窓から見たRio Mntego対岸。Convento de Santa-Clara-a-Nova

橋を渡った先にあるPortugal dos Pequenitos(ミニ・ポルトガル)。東武何とか公園みたいなヤツ。

Convento de Santa-Clara-a-Nova(

Convento de Santa-Clara-a-Nova(新サンタ・クララ修道院)の前でRio Montegoを望むイザベル王妃像。Coimbraの守護聖人。

イザベル王妃と同じように対岸のCoimbra旧市街を望む。

1人2ユーロを払ってConvento de Santa-Clara-a-Novaの回廊へと。

Quinta das Lagrimas(涙の館)。今は廃墟。

これはFonte dos Lagrimas(涙の泉)

高級ホテルになっているHotel Quinta das Lagrimas

Hotel Astoriaに向かって帰ります。丘の上はUniversidade Coimbra。

あ"ーっ!何てこった!!