CALTAGIRONE
カルタジローネ
<旅のメモ>

2011.8.17

 AgrigentoからVilla Romana del Casaleを見てRagusaへ向かう途中、Caltagironeに立ち寄りました。陶器で有名な町と聞いたので。

 人口4万人弱の小地方都市。町の建物は山中の高台に沿って起伏に富んで並んでいる。町の外れに車を停めて、さて、どうしようかと、その辺に座っていたおじさんに声をかけました。が、イタリア語しか話せないらしい。地図を見せながら町の中心に行きたいことを片言のイタリア語で説明。おじさんは地図は無視、そこ下って、右行って、左行ってと言う風に教えてくれます。そして最後に「オー!スカーラ!!、スカーラ!!!」と騒ぎます。なんのこった?それにしても、シチリアの人達は寡黙で一見とっつきにくそうな感じですが、話しかけてみると実は親切な人が多いようです。

 おじさんの教えてくれた通りに坂を下って町の中心に出ると思わず「オー!スカーラ!!、スカーラ!!!」と叫びたくなります。斜面に出来た街並みと一気に坂を上り詰めるスカーラ、つまり階段。そしてこの142段の階段はマヨルカ焼きのタイルで見事に装飾されています。町の守護聖人であるSan Giacomo祭の7月24日と25日に階段がイルミネーションで飾られるそうです。町中には陶器屋が沢山あります。

 階段の麓Piazza del Municipio(市庁舎広場)から1593年創建のChieas d. Gesuの横を通り、ロマネスク時代のDuomoの前を通って橋を渡って向こう側に1226年建立のS. Francesco d'Assisiがあります。橋の欄干もタイルで装飾されています。町全体は建物が排気ガスで黒ずんでいるのでちょっと暗い感じですが、町の雰囲気そのものは悪くないようです。州立陶器博物館(Museo regionale delle Ceramica)もあるようなのですが、予定を大幅に遅れており、Ragusaではミシュラン・レストランを予約していることもあり、早々に立ち去ります。駐車場では先ほどのおじさんが別のおじさんと話し込んでいますが、こちらに気がつくと手を振ります。人の良さそうな方が多い。Caltagironeを出発。


町のあちこちに陶器屋さん。一対の人頭型の花瓶はシチリア陶器の定番のようです。


Scala、町の自慢の階段の全景。


Scala、町の自慢の階段です。

Scalaのマヨルカ焼きのタイル。

Chieas d. Gesu。

Duomo。

橋。

橋の欄干のタイルも豪華。

S. Francesco d'Assisi

建物の正面にも大きな陶器の絵。