VILLA ROMANA DEL CASALE
古代ローマ カサーレの別荘
<旅のメモ>

2011.817

 朝9時過ぎにはAgrigentoのホテルを出て、先ずはVilla Romana del Casaleへと向かいます。すぐさま自動車専用道路に乗ったのですが、Favaraにて先は修復工事中とのことで一般道路に降ろされます。でもその後の案内標識が不親切で、分かれ道でどっちに行って良いのか分からなくなります。やっとの思いでFavaraを抜けてしばらく行くと再び自動車専用道路に入ります。Caltanissettaの南側で分岐して一般道に入ってPietraperzia方面へ行くつもりなのですが、これまた一旦自動車専用道路を降りると行く先案内の表示が無くなり、どこを目指して走っているのか分からなくなってしまいます。途中のガソリンスタンドで道を聞いて走り出したのですが、それでもいつのまにか自動車専用道路に入ってしまって、あれよあれよという間にCaltanissettaの北側へと運ばれてしまいます。今度は北から南へとCaltanissettaへ進入するのですが、やはり途中で案内標識がなくなって町中のどこを走っていて、どこを曲がれば目的地へ行けるのか分かりません。気がついてら再びCaltanissettaの南側へ出てしまいました。今度は注意深く分岐の少ない田舎道を道路番号をたよりに走ります。うん、こんどは何とか目的の道路にに入ってPietraperziaへ向かっていると思ったのも束の間、突然”全面通行止”の看板。橋が落ちてる・・・・・。またまた田舎道を10km戻ります。

 だんだん嫌気が差してきて、途中で見つけたショッピングモールで買い物。気を取り直してなんとかPietraperziaへ向かう別のルートに乗ったのですが、荒涼としたはげ山に沿って延々と走る。路面は荒れてところどころ鋪装も途切れ、人気のない山あいを延々と走ります。丘の上には集落の廃墟が見える。”車が故障したらどうしようか?”突然石が落ちて来たら?道が崩れたりしたらどうしよう?などと思っていると遠くに立派な自動車専用道路が走っているのが見えます。アレッ?最新の地図で計画中になっている道路では?Caltanissettaでは何の道路案内もなかったじゃないか。不安に駆られながらも前進しているうちに少しずつ道路も良くなり、Pietraperziaに入りました。何故かここの郵便局で日本向け葉書の切手を買い、Barでトイレによって再出発。ここから先は比較的順調にVilla Romana del Csaleに到着しましたが、迷ったおかげで予定を2時間以上遅れて、午後2時頃。

 Villa Romana del Casaleはローマ帝政時代の4世紀頃の大富豪の別荘跡です。12世紀に土砂に埋もれるまで人が暮らしていたようです。この大富豪はローマ定刻各地の円形闘技場で使う猛獣を輸入し、巨万の富を築いたと言われています。広大な領内で狩猟を楽しむために建設された別荘です。
 別荘は、Pesristeillioという列柱付きの長方形の中庭を中心に、約40室もあります。入口を入るとすぐにTerme(浴場)があり、応接室、客室、居室、横臥食卓、大食堂、さらにはバジリカまでも付属する。Termeには体育場、更衣室、冷温浴、微温浴、高温浴、マッサージ室などを有しており、豪華そのものです。床のモザイク画は未だに多くが綺麗に残っています。Corridoio della Grande Caccia(大狩猟の廊下)のモザイク画は大富豪が自らの生業とした猛獣の狩猟の様子が描かれています。さらに、ビキニの水着風な服を着た女性達がビーチバレー風にボール遊びをしていたり、ダンベルみたいな物を持っていたりするものもあります。何だか今と変わらない情景ですね。

 さて、次はCaltagironeへと向かいます。


なに!?全面通行止め?!


ようやく見つけた地方道路は荒野の中。廃墟の村が。


何もない荒れ野。これ、今回借りたFord C-MAX。

そしてたどり着いたVilla Romana del Casale。入口の手前は土産物屋の列。

Villa跡を保護するための温室?みたいなもので囲われています。

Villaの全景(模型)。

Artio(前庭)。床がモザイク画です。

は?2000年前にビキニ(?)の美女がビーチバレー(?)を楽しんでいます。

2000年前の状況が明確に描かれています。

大狩猟の廊下。猛獣狩りの様子。

象さんはアミアミです。

バジリカを復元中。

絵葉書。