SEGESTA
セジェスタ
<旅のメモ>

2011.8.15

 Monrealeから高速道路でSegestaへ。道は空いているのと、市内とはうって変わって皆さんゆったりと走るので気楽にスイスイと走れます。高速道路か降りると5分程度で遺跡の入口に着きます。どこに止めて良いのか、有料なのか否か良く分からないので広大な空き地に適当に車を停める。入口付近には神殿があり、標高431mのバルバロ山(M. Barbaro)の上に古代都市の遺構とTeatro(劇場)があり、バスで登ることが出来ます。チケット売り場で入場券とバス券を買うのですが、土産物屋に”チケット”と書いてあるが、バス券しか売っていない。もう一つの正式っぽいチケット売り場では入場券もバス券も売っている。どういうシステムなのか良く分からない。バス待ち列と歩いて登るためのゲートの区別が良く分からない。今後もシチリアで困惑するのは、不慣れな観光客への案内が乏しいこと。車の移動で、見所の近くで、目的地が見当たらずに右往左往することあまたです。

 この廃墟は先住民のシニカ人と移民との混血でギリシャの風習を受け継いだエミリア人の都市であり、紀元前3世紀の第一次ポエニ戦争ではカルタゴに対するローマ側についたシチリアで最初の都市であった。エミリア人がローマ人と同じくトロイの末裔ゆえの行動であったと思われる。その後ヴァンダル族とサラセン人の侵略で破壊され、ビザンチン時代の大地震で主要な建造物はがれきの山と化した。

 先ずはバスでバルバロ山へ登る。歩いている人もいるが、この暑さの中では熱中症にかかりそうです。バスだと5分ほどで山頂へ。バスを降りると回りに古代都市の遺構が散乱している。山頂に紀元前3世紀半ばのギリシャ式の劇場(Teatro)が残っている。劇場の舞台の下には更に古い紀元前10世紀頃の宗教的建造物の遺構が発掘されている。気の遠くなるほど遠い昔からこの山頂には文明が栄えていたらしい。

 再びバスに乗ってバルバロ山を下ると入口付近にTempioが見えてきます。こちらは紀元前5世紀頃のドーリス式のシンプルな36本の列柱を有する神殿であり、今日まで建ち続けていたようです。バスを降りてTempioへ向かいます。前後の破風は残っていますが内部には構造物はありません。紀元前416年にSelinunteとの戦争が始まって建設が途絶えたとの学説もあるようです。


山頂のバス停から見た景色。


古代都市の遺構。


バルバロ山頂から見た田園風景。

劇場。

劇場はイベントの準備中。

山頂から降りるバスの車窓から見たTempio。

正面から見るempioの破風。

ドーリス式の列柱が見事に並んでいます。

Tempioの内部はガランとしています。

Segestaを出てSelinunteへと向かいます。シチリアではあちこちで風車を見かけます。