BARI
バーリ
<旅のメモ>

2014.4.27

 人口35万人、バーリ県の県都であり、東地中海の国々との貿易で潤い、ミラノに次ぐ経済規模を誇る南伊きっての経済都市。バーリは古代にはバリウムと呼ばれた。もとはギリシャの植民地で、後にローマの商業の中心地となった。その後はランゴバルド族、東ローマ帝国の支配を受けた。1071年、ノルマン人によって征服されたことで、東ローマ帝国の南イタリア支配が終わり、12世紀前半に成立した両シチリア王国の統治下におかれた。第二次世界大戦中はイタリア海軍の主要な基地となったが、1943年9月には連合国軍に占領された。同年12月2日にドイツ空軍によって空襲が行われ、港湾施設などに多大な被害を受けた。

 Bariに着いたときはちょうどシエスタ時間ですんなりとPiazza Garibaldiの近くにあるCorso Vittorio Emanuele IIに面したホテルに到着。さらにホテル前の黄色い枠線にスペースがあったのでホテルの目の前に駐車。スタッフは親切でモダンなホテル。部屋は最上階(7階)で広いベランダ付きの部屋。隣にある趣ある建物Palazzo Fizzarotti(1906)の頂部のモザイク装飾が目の前に見えて美しい。一時激しい雨が降ったけれど、一息ついたら雨が上がったのでCorso Vittorio Emanuele IIを散歩して近くのレストランを物色。

Best Western Executive Business Hotel
Corso Vittorio Emanuele II N. 201, Bari, 70122
http://www.executivebusinesshotel.it
Euro219/2 nights (incl.TAX/BF)

 夕食は日曜日なので多くのお店が休みなのでホテルで聞いて見たら、すぐ側のDa Paoloを薦められた。念のためガイドブックに載ってるCorso Vittorio Emanuele IIに面したFra Bo' Ristorante Pizzeriaも表玄関とメニューを見たけどちょっとツーリストっぽい感じがしたので止めた。Da Paoloに行ってみると特別な感じのない普通の店。サービスも悪くはないけど良くもない。料理は、日曜日で食材は限られていたけど美味しかった。Da PaoloではAqua Minelare Naturale、Locorotondo DOC、Orecchiette Cime di Rape、Frittura Mista Gamberi、Beef Vitellino Grigliaを頼んでEuro34。

Ristorante Pizzeria da Paolo di Anaclerio Paolo
Via Quintino Sella, 13, 70122 Bari
http://www.ristorantedapaolo.it/

2014.4.28

 今日もCorso Vittorio Emanuele IIを東に向かい東端にある旧市街のPiazza Ferareseへの入口、魚市場、Margherita Theatreの横を通って並木のあるCorso Cavourを南下する。この通りは服飾系のお店が多いようだ。駅近くのTouring Clubのお店でHotel/Restaurantのガイドブックとプーリア州の地図を購入。Piazza A. Moroの噴水のある駅前広場にはTourist Informationがあり市内地図をゲット。 Museo Archeologicoには古代ローマ以前(紀元前7-3世紀)にイリリア地方(スロベニア)から移住してきたDauni族、Mesapii族、Peuciti族の所蔵が多く、帝政ローマ時代のアティックスの頭部、ヘレニズム期の壺などが見られる。Bariで最も楽しみにしていたMuseo Alcheologicoは、ツーリングクラブのガイドでは1997年時点でPalazzo Ateneoから移転中とあり、2010年の地球の歩き方を見ると内部整理中で閉館と書いてあったのでTourist Informationで聞いたらやはり閉館だった。代わりに旧市街にある小さな考古学博物館を教えてくれた。念のためにオリジナルのMuseo AlcheologicoのあるPalazzo Ateneoに行ってみたが、大きく立派な建物があるだけ。中は大学のようだった。

 Palazzo Ateneo の東側のPiazza Umberto Iの真ん中を南北に通るVia Sparano da Bari に出て北上する。並木のある歩行者専用道路で高級ブティックが立ち並ぶ通りだ。旧市街までたどり着くとそのまま城壁をくぐり抜けて旧市街に入る。まずはCattedraleを目指してみる。新市街とは全く異なる狭い路地や洗濯物。生活感があり庶民の暮らす旧市街。昔は治安が悪かったらしいが、今はほとんど問題ないようだ。Cattedraleは11世紀のプーリア・ロマネスク様式。地下には小さな考古学博物館がある。巨大なCattedraleの周り、Museo Diocesano(司教区博物館)などを見て、Informationで教わったStrada LambertiのPalazzo Simiにある考古学博物館を目指す。が、いっこうに見つからない。通りそのものが見つからない。その辺に座っていたおじさんに聞いても通りの名前すら分からないという感じ。仕方がなくサンタクロースのモデルSan NicolaのBasilica San Nicolaまで行ってみた。1197年にプーリア・ロマネスク様式として建設された建物は大きくて荘厳な感じ。S. Nicolaの守護聖人はサンタクロースの元ともいわれるミラの聖ニコラオスである。このためイタリアでは彼を一般に「ミラのニコラ」とは呼ばず、「バーリのニコラ」(Nicola di Bari)と呼ぶ。ニコラオスの不朽体はバーリに置かれている。そのすぐ裏手、城壁の外に出るとヨットハーバーだ。城壁の上にはVia Veneziaと称する優雅な散歩道がある。再びCattedrale 付近に戻って考古学博物館を探すが見つからない。St Mariaの前では商店のおじさんが親切に一生懸命Basilica San Nicolaの場所を教えてくれたのだが、目的地は違う。最後、諦めかけたとき、その博物館の前に立っていたことに気づいた。目立たない普通の建物。入口は閉まっている。中は確かにギリシャ様式の壺のような出土品が並んでいる。呼び鈴を押して開けて貰うシステムらしい。中を覗いていると後ろから女性がやってきてドアを開け、中へと誘ってくれた。博物館の関係者らしい。中は奥が深く意外と見応えがあった。

 再びCattedrale前を通ってCastello Normannoの横に出た。Castello Normannoは1235年にフリードリヒ2世が築き、後にホーエンシュタウフェン王家によって増築された。16世紀にはスペインのアラゴン家が使用し、次いでフランスのブルボン家へと引き継がれていった。 Castello Normannoの脇をあるいてホテルに向かう。午後1時頃、途中ですごい人。学校から出てくる児童を迎えている親たちだった。Cafeで昼食用に調理パンみたいなのを買ってホテルに戻って昼食。3時過ぎまで昼寝。

 3時過ぎからCorso Vittorio Emanuele IIを通って東端から旧市街のPiazza Mercantileへ出てみると当たりは明日のSan Nicola祭にむけて電飾を飾り立てている。一旦戻って海沿いのVia Veneziaを歩いてみた。旧市街を囲む城壁の上をぐるりと一周するように回り、フェリー乗り場から海岸線の外周道路Corso Antonio de Tullioに降りて旧市街の外側を歩くと庶民的な普通の町並みが続く。再びCastello Normannoに出てホテルに戻った。

 ホテルでレストランを調査。結局選んだのはTerranimaだったがこれが大正解。Aqua con Gas、Salice Salentino、Antipastoは地元のサラミ、チーズ、野菜の盛り合わせ、PrimoはArso Estrose、SecondiはSpiedino PesceとCalamaroの豆チーズ詰め、Espressoを2杯でEuro68。本当に美味しかった。

Terranima
Via Nicol? Putignani, 213, 70122 Bari
http://www.terranima.com/

2014.4.29

 今日は朝から良く晴れた。朝食を済ませてチェックアウト。朝食担当のおじさんは非常に親切で、出がけにミネラルワォーターとコップをくれた。

 今日はEgnazia、Ostuni、Martina Francaを経てAlberobelloに向かいます。


Locorodondoのワインとオリーヴ


Orecchiette Cime di RapeはPugliaの定番料理


Frittura Mista Gamberだけどイカもついている


Beef Vitellino Griglia


ホテルの7階のベランダから


Corso Vittorio Emanuele II


Palazzo del Soverno(政庁舎)


Piazza del Ferraneseにある17世紀の道


Margherita Theatre


駅前広場Piazza A. Moroと噴水

新市街の目抜き通りVia Sparano da Bari

11世紀プーリア・ロマネスク様式のCattedrale

Cattedraleの裏にあるMuseo Diocesano(司教区博物館)

旧市街の様子

1197年プーリア・ロマネスク様式の荘厳なBasilica San Nicola

柱には中世のちょっと稚拙な動物彫刻

ついに見つけたPalazzo Simiにある考古学博物館

1235年にフリードリヒ2世が築いたCastello Normanno

Hotelの隣のPalazzo Fizzarotti(1906)

Hotelの部屋のベランダの横にPalazzo Fizzarottiの頂部モザイク装飾がある

Piazza MercantileではSan Nicola祭にむけて電飾を飾り立てている

Via Veneziaからの海岸線の眺め

Via Veneziaからの旧市街の眺め

旧市街

Chiesa e Convento di Santa Scolastica
フェリー埠頭と豪華客船
Terranima

パンとタラッリ

Antipastoは地元のサラミ、チーズ、野菜の盛り合わせ

PrimiはArso Estrose

Spiedino Pesce

Calamaroの豆チーズ詰め

Terranimaの入口