AUTUN
オータン
<旅のメモ>

2016.10.31

 朝10時半過ぎにDijionを出てAutunには11時半頃に到着。人口1万6千人の小さな町ですが、その起源は古く、紀元前1世紀ごろにローマ帝国の初代皇帝アウグストゥスの勅許によって建設された。当時の名称はアウグストドゥヌム(Augustodunum: アウグストゥスの砦、の意)であり、現在の市名はこれが転訛したもの。ナポレオン・ボナパルトと兄ジョゼフはこの地のリセの出身である(そのリセは現存する)。1788年-1790年にかけては、シャルル・モーリス・ド・タレーラン=ペリゴールがこの都市の司教であった。

 まずはロマネスク美術の至宝と言われるCathedral St-Lazareへ向かいます。1120年から1146年にかけて砂岩で建造されたロマネスク様式だが15世紀に石の塔と尖塔を付け加えられて外観は当時と異なるが、内部のアーチは12世紀中葉の古代建築が見られる。入口のタンパンは「最後の審判」が彫られており、ロマネスク美術の至宝として名高い。内部の柱の柱頭の彫刻も12世紀のもの。

 タンパンにあった有名な12世紀の「イヴの誘惑」の彫刻はCathedral St-Lazareの隣にあるMusee Rolinにあるが、ちょうど閉館時間になって見られなかった。


Fontaine Saint-Lazare


Cathedral St-Lazareの入口

有名な「最後の審判」のタンパン

15世紀の石の塔

15世紀の尖塔

Cathedral St-Lazare(絵はがき)

Cathedral St-Lazare柱頭「エジプトへの避難」(絵はがき)

「イヴの誘惑」(絵はがき)

 次は古代ローマの遺跡を訪ねてみます。先ずはTheatre Romain(ローマ劇場)。ガロ・ローマ時代の劇場としては最大規模の直径148mの半円形。収容可能観客数2万。当初あった舞台裏の壁の高さは30mに達したらしい。ガリアの奥地にしては立派な規模である。

 次いでローマ時代起源一世紀の城壁跡の一つであるPorte d'Arroux(アルー門)。乗り物用と徒歩用の二種類のアーチを有する。

 そして郊外のTemple de Janus(ヤヌス神殿)。これは(ガリア起源の)神殿であり、どのような神が祀られているか分かっていない。ヤヌスの名前はこの地区の地区名「ラ・ジュヌトワイエ」が変形して出来たらしい。


ローマ劇場跡

Porte d'Arroux

Temple de Janus
さて、次はAuxerreに向かいます。