COSENZA
コセンザ

<旅のメモ>

2017.05.02

 Vibo Valentia から約1時間、14時頃にCosenzaに到着。人口8万人程度の中堅都市です。薄曇りになってきたせいもあるのか市内に入ると全体に暗い煤けた感じ。比較的新しい道路や建物のようだが古ぼけて雑然としている。モダンで新しいホテルに泊まるはずだったのですが・・・。

 ホテルの周りは荒れた感じ。正面の未舗装の駐車場には雑然と車が止まっている。ホテルの入口に行ってみるとガラス戸が閉まり、張り紙に受付は15:30以降にならないと開かないと書いてある。併設のレストランというのやっていないようだ。レストラン付近にいる、なにやら中国語を話す東洋人がこちらを気にしている。取りあえずBooking.comの予約確認者の電話番号に電話してもFAX音が鳴るだけ。何じゃそりゃ、それでもホテルかいなと思いながら近くのカフェCaffe e Lounge Bar E Quindiで昼食にパスタを食べます。ごく普通の店ですが、案外人は親切で丁寧でしたし、パスタも普通に美味しかった。さすがはイタリア。裏手にスーパーがあるとのホテルの謳い文句でしたが、閉まっていたようだった。お店の人に聞いてみると、とっくの前に潰れているとか。食事を終えてカフェを一杯飲んでから繁華街をちょっと散歩してみた。Corso Giuseppe Mazziniがメインストリートらしく、いろいろなファッション系のブランド店が並んでいるがほとんど閉まっていて人影もまばら。落書きも非常に多い。

 旧市街を目指してPonte Mario Martireへと歩いて見たが、そこから先はかなり荒れた感じ。頭の中の警戒レベルが上がってアラームが鳴り始めたのでそれ以上先に行くのは止めにした。

 再度ホテルに向かうとフロントに女性がいた。女性に「Home Club Suiteというホテルに泊まる」と告げると、怪訝な顔をして「そんなのもうないわよ!」と冷たく言い放つ。「でも予約も済んでる」と言ったら、「ここじゃない。隣の1階に受付がある。」と言われて隣のビルに案内されて1階にエレベータで1階に上ってみたが部屋が並んでいるだけで他に何もない。建物にはHome Club Suite Residenceと書いてあり、正面の駐車場にはHome Club Suite Hotelと書いた大きな看板が立っている。我々がBooking.comで予約したのはHome Club Suiteと書いてある。全て同じ字体やデザインだが、微妙に異なる。訳が分からない。先ほど電話した番号から着信があったらしいので再度電話してみたが同じでFAX音が鳴るのみ。なるほど、そういうことか。元々Home Club Suite Residenceというアパートがあり、そこにHome Club Suite Hotelが併設された。そしてそこが廃業し、一部の部屋保有者がHome Club Suite称してアパートホテルとして部屋を貸し出しているのではないだろうか。Home Club XXXの赤いマークは漢字を崩したような形だし、配慮の行き届かない対応といい、なんかちょっと怪しい雰囲気でした。


Corso Giuseppe Mazziniは人影もまばら

Ponte Mario Martire

旧市街は崩れている

ホテルもやってない?!

 この辺りは貧しく、付近にはアパート・ホテルばかりでまともなホテルが見当たりません。リゾートっぽい感じなら大丈夫かと思って直線で20kmほど離れたティレニア海側のLongobardi MarinaにあるリゾートホテルをBooking.comで予約し、そちらへと向かいました。この状況をBooking.comに連絡し、結果的にHome Club Suiteのキャンセル料金は取られませんでした。