CREMONA
クレモーナ
<旅のメモ>

2000.8.15

 ベルガモ(BERGAMO)から約1時間半。お昼前にクレモーナ(CREMONA)に到着しました。クラッシック音楽好きなら誰でも知っているヴァイオリンの名器、ストラディヴァリウスの故郷。人口7万5千人に中規模の都市で、町の中心コムーネ広場はイタリアで最も美しい広場と言われているそうです。今回の旅行で最も気に入った町の一つです。

 町の中心をちょっと外れた場所に車を停めて、まずはコムーネ広場(PIAZZA DEL COMUNE)に向かいました。上述のようにイタリアで最も美しい広場と称される広場ですが、その美しさは類い希です。周囲を取り囲む建物は古き良き時代のイタリアの面影を色濃く残している感じ。きっと昔のイタリアはこんなだったに違いないと思わせる何かがあります。周りを取り囲む建物は深いレンガ色の市庁舎とグレーの石畳のコントラストが素敵で、高い鐘楼、豪華なファサード(正面)のドゥオーモ、そして歩いている人々の雰囲気までが古く落ち着いた感じがします。

 コムーネ広場の東側には高さ111mの鐘楼(TORAZZO)があります。13世紀の四角い塔の上には14世紀に追加された八角形の塔が乗せられ、アンバランスな感じが印象的です。

 鐘楼の横には白い大理石のファサードが雄大なドゥオーモ(DUOMO)があります。12-14世紀にかけて建築されたこのドゥオーモはロンバルディア・ロマネスクの傑作の一つとも言われています。

 コムーネ広場北側には八角形の洗礼堂(BATTISTERO)があります。12世紀のロマネスク様式です。

 広場の東側には13世紀に建造された市庁舎(PALAZZO DEL COMUNE)があります。均整のとれた端正な構成は単純になりがちですが、窓枠と屋根の装飾がと深いレンガ色とこの建物を印象的なものにしています。内部にはヴァイオリン展示室があり、世界最高峰のストラディヴァリウスなどが納められています。

 コムーネ広場で地図を広げていると、お婆さんが見どころを教えてくれたり、ヴァイオリン展示室では警備のお姉さんや切符切りの人が親切に色々と世話を焼いてくれます。人情味のある町との印象です。

 もう一度ゆっくり訪ねに来てみたいなと思いつつ、次の目的地ヴェローナ(VERONA)へと向かいました。


市庁舎<cremona-h07>


市庁舎2階から見たコムーネ広場<cremona-h05>


鐘楼上部<cremona-h09>

ドゥオーモのファサード<cremona-h06>

礼拝堂<cremona-h02>

鐘楼下部<cremona-h04>

ドゥオーモの裏側<cremona-h08>

市庁舎の展示ヴァイオリン<Pamphlet>