TREVISO
トレヴィーゾ
<旅のメモ>

2000.8.17

 エステから車で3時間弱で今夜の宿泊地トレヴィーゾに到着しました。ここは陣内秀信氏の「イタリア 小さなまちの底力」(講談社)を読んで行ってみようと決意した町なのです。「ヴェネツィアに勝る清らな運河の町」。ヴェネツィアの”薄汚い水”との対比に興味がありました。人口8万人強のこの町はヴェネト州の好経済に支えられているせいか、一見して端正かつ落ち着いた雰囲気で、人々もどこかモダンでおしゃれです。

 旧市街のほぼ全体が大きな城壁内、あるいは運河に囲まれています。旧市街にはホテルは少ないようです。我々は城壁内の北端に宿を見つけました。大きくて立派ですが、年期ものの設備でした。スタッフはとても親切で感じが良かったですよ。

HOTEL CONTINENTAL (★★★?)
VIA ROMA 16, TREVISO, ITALIA
TEL:+39-0422-411216
FAX:+39-0422-55054

 ホテルにチェックインしたのが午後2時頃でした。まずは旧市街の中心、シニョーリ広場(PIAZZA DEL SIGNORI)へと向かいましたが、歩く道すがら、清らかな水をたたえる運河、そして運河に掛かる橋を彩る草花などが目に入りとても綺麗です。立ち並ぶお店もモダンでセンスの良い感じです。シニョーリ広場にはカフェが多く、市民の憩いの場所のようです。

 城壁の周囲、そして内部には縦横に運河があります。確かに、ヴェネツィアの濁った干潟水とは違い、清らかな水面には端正な建物が映し出され、本当に美しい町です。

 ヴェネト州の町並みの特徴に従い、トレヴィーゾの町並みにも柱廊(PORTICO)が多く見られます。通りに面した建物の一階部分は柱廊になっており、まさにアーケード。雨が降っても濡れずにショッピングができて便利ですね。

 シニョーリ広場の裏側(北)にはレストラン主体の小さな宿があります。レストランはトレヴィーゾでも有名なレストランです。結構年輩のおじさま達がお給仕してくれる案外フォーマルなお店でした。料理も非常に美味しかったことが印象的でした。

ALBERGO BECCHERIE (★★?)
PIAZZA ANCILLOTTO 26, TREVISO, ITALIA
TEL:+39-0422-56601
FAX:+39-0422-540871

2000.8.18

 朝からアーゾロ(ASOLO)、バッサーノ・デル・グラッパ(BASSANO DEL GRAPPA)、マロスティカ(MAROSTICA)、ノーヴェ(NOVE)、チッタデッラ(CITTADELLA)をドライヴし、夕方からちょっとだけヴェネツィア(VENEZIA)に立ち寄ってからトレヴィーゾへと戻ってきました。

2000.8.19

 今回の旅も今日でおしまいです。ヴェネツィア発午後14時25分の飛行機を予約しているので、午前中は再びトレヴィーゾの旧市街を散歩しました。本当に綺麗で、お散歩したくなる町です。

 今日の散歩で目を引いた宗教建築を3つご紹介しましょう。

1)ドゥオーモ(DUOMO)の起源は中世のロマネスク様式とのことですが、現在では正面は6本の円柱が建ち、新古典主義に改修されている。ちょっと取って付けたようで妙な感じです。

2)サンタ・カテリーナ・デイ・セルヴィ・ディ・マリア教会(SANTA CATERINA DEI SERVI DI MARIA)は14世紀の教会ですが、第二次世界大戦で破壊された後に修復されたもの。ロマネスク風のファサードにゴシック的な装飾が施され、以外にも可愛らしい感じに仕上がっていると感じました。

3)サン・ニコロ教会(SAN NICOLO)は13-14世紀のゴシック様式で、大きく高く空に登るような感じです。レンガ造りの赤茶けた外観も印象的です。

 お昼ちょっと前にホテルをチェックアウトし、ヴェネツィア空港まで約1時間でした。ヴェネツィア発フランクフルト経由のルフトハンザで、北京に到着したのは翌日の朝8時半でした。


シニョーリ広場の塔<treviso-h02>


運河と水位調整用の堰<treviso-h01>


ちょっと派手な装飾の建物<treviso-h10>

清らかな水をたたえる運河<treviso-h09>

町中を流れる運河<treviso-h11>

円柱付のドゥオーモ<treviso-h03>

サンタ・カテリーナ・デイ・セルヴィ・ディ・マリア教会<treviso-h04>

サン・ニコロ教会<treviso-h07>

建物の一階部分の柱廊はまさにアーケード<treviso-h05>

これも柱廊の例<treviso-h06>

これも柱廊の例<treviso-h08>

柱のない柱廊??<treviso-h12>