NIMES
ニーム
<旅のメモ>

2018.02.10

 11時過ぎにMarseilleを出てMartigues, Fos-sur-Mer, Arlesを通過して12時半頃にNimesに着きました。ちょっと風が強いのですがこちらも快晴です。先ずはホテルにチェックイン。古代ローマ遺跡Maison Carreeの斜め向かい、Les Jardins de la Fontaine(噴水公園)のすぐそばで絶好のロケーション。おまけに公共地下駐車場は目の前です。

Royal Hotel ***
1 Place d'Assas - Boulevard Alphonse Daudet, 30000 Nimes
royalhotel-nimes.com
04 66 58 28 27
EUR72/night (incl. Tax)

 Les Jardins de la Fontaine(噴水公園)へ行ってみます。デニムなどの織物産業で経済発展した18世紀に造園された物ですので彫刻類が精緻で綺麗です。この公園の中に紀元前25年のローマ時代の神殿 Temple de Diane(ディアナ神殿)があります。


Les Jardins de la Fontaine、上にLa Tour Magneが見える

Les Jardins de la Fontaine

紀元前25年の Temple de Diane(ディアナ神殿)

 Les Jardins de la Fontaine(噴水公園)の背後の丘に上るとこれまたローマ時代の塔 La Tour Magneがあります。これは紀元15年のもので町を取り囲む城壁の一部だったようです。この塔に登るとNimesの町が一望の下です。眼下には旧市街のArenes de Nimes(円形闘技場)や Cathedrale Notre-Dame-et-Saint-Castor de Nimesがよく見えます。遠くはプロヴァンスでは最高峰のMontagne Ventouxが冠雪していえる様子まで見えました。


La Tour Magne

ローマ時代のArenes de Nimes(円形闘技場)が見えます

遠くに冠雪したMont Ventoux(1912m)

ペタンクを楽しむ人たち
 次は 紀元1世紀頃のローマ時代のCastellum Aquaeです。これは集水場なのですが、これほど良く残っている例は他にはないそうです。Avignonの西15kmにあるかの有名なPont du Gard(ポンデュガール)の水道橋を流れた水はここに入ってきました。そして丸く見える穴には鉛管が接続されていてNimes市内各所に分配されたそうです。鉛管でも常時水が流れていれば、水に溶け込む鉛の量はたかが知れているので健康上の問題は無かったそうです。

紀元1世紀頃のローマ時代の
Castellum Aquaeとは集水場
  紀元前16-15年のLa Porte Auguste(アウグスト門)は町を取り囲む城壁の一部でした。ローマ街道の一つドミティアヌス街道の門であり、中央二つの丈の高いアーチは騎馬用、外側二つのアーチは歩行者用です。

紀元前16-15年の
La Porte Auguste(アウグスト門)
 そして有名な 紀元2世紀末のArenes de Nimes(円形闘技場)。外周は133m x 101mとローマ円形闘技場としては中規模ですが、保存状態の良さは特筆に値します。今でも闘牛やコンサートなどに利用されています。

紀元2世紀末のArenes de Nimes(円形闘技場)

紀元2世紀末のArenes de Nimes(円形闘技場)

紀元2世紀末のArenes de Nimes(円形闘技場)
 夕食はLe Vintage。気取らない普通の感じのお店と料理の雰囲気が良いです。最近、見た目に凝り過ぎる傾向のあるフレンチですが、ここのデコレーションは適度です。それよりも新鮮な野菜、新鮮な肉を使い、フレンチ特有のバターやクリームも控えめで、素材を活かしたとても丁寧な料理でした。

Le Vintage
7 Rue de Bernis, 30000 Nimes
restaurant-levintage-nimes.com
04 66 21 04 45


Ponte Vecchio

地元産

スクワッシュのスープ

Cote de Boef


ホテルの部屋から

2018.02.11

 昨日見られなかった 紀元前16年頃の神殿Maison Carreeを訪ねます。ほぼ完璧の保存されている状態は奇跡とした言い様がない。コリント様式の柱頭彫刻も見事に残っています。25年前に見たときは煤けて真っ黒だったのですが、今は綺麗に洗浄されて真っ白でした。内部では ローマ時代前後のNimesの成り立ちを説明する映画が上映されていまうs。これはわかりやすくて、役者のレベルも高くて見ていて面白く、わかりやすい。

 Maison Carreeの前にはガラスと金属で出来た総合文化センター Carre d'Art-Musee d'art contemporainがあります。どちらもシンプルな造形の美しさを目指しているようで、新旧文明の対比が印象的です。


紀元前16年頃の神殿Maison Carree

Maison Carree

Maison Carree周囲の柱廊跡

Carre d'Art-Musee d'art contemporain

Eglise Saint Paul

 11時過ぎにNimesを出て、途中で昼食を取ってからGare d'Avignon TGVへと向かいます。