BRUXELLES
ブリュッセル
<旅のメモ>

 2001.5.5

 午前中にブルージュ(BRUGGE)を出て、約1時間でブリュッセル(BRUXELLES)に到着。いつの間にか空は青く晴れ渡っていました。何度か車で訪れているので比較的すんなりと市街に入り、旧市街にあるホテル近くの公共地下駐車場に駐車できました。ここはベルギーの首都であり人口100万人弱のEC本部を抱える大都会ですが、他のヨーロッパの100万都市と比べてこじんまりとしています。1993年、1999年頃はこざっぱりした感じの都市だなぁとの印象でしたが、今回の訪問では東洋人の観光客が増えていたり、浅黒い肌の人が多いなど人種は多様化し、何となく雑然とした雰囲気を感じました。

 グランプラス(GRAND-PLACE)に近くてリーズナブルな価格という条件で探したホテル。小綺麗にはしていますが、これといって特徴のないホテルでした。Executive2ベッド、2名朝食付で1泊3,895BFR。

HOTEL MADELENE (★★)
RUE DE LA MONTAGNE, 20-22 B-1000 BRUXELLES
TEL:+32-(0)2-513-2973
FAX:+39-(0)2-502-1350

 ホテルの隣にあるちょっと薄暗くて雑然としたカフェで昼食を取り、町中へ出かけました。まずはUNESCO世界遺産のグランプラス(GRAND-PLACE)。70m×110mの広場を囲んで15〜18世紀のベルギー黄金時代の豪華な建物が軒を並べており荘厳です。メインは1402−1445年にかけて建造された市庁舎(HOTEL DE VILLE)で、東側にはブラバン公の館(MAISON DE DUCS DE BRABANT)、西側にはギルド・ハウスがあります。とってもお天気が良くて、久々に明るいグランプラスを見ました。

 次は王宮を見てから王立美術館(MUSEES ROYAUX DES BEAUX-ARTS)へ。これは美術ファンには見逃せません。後世の西洋美術に多大な影響を与えたフランドル派の精緻な作品や、ヒエロニムス・ボッシュの奇怪な世界、ブリューゲルといった15〜16世紀から、キリコ、マグリッド、ダリなどの近代絵画まで幅広いコレクションがあります。非常に大きな建物で迷ってしまいそうです。

 お約束の小便小僧(MNNEKEN-PIS)はグランプラスの北西。身長60cmと小柄ですが、彼は世界一の衣装持ちとも言われており(約500着あり、市立博物館に展示)ます。今日はなぜかしらオレンジ色のレインコートを着ていました。

 夕食は定番の”ビールにフレンチポテトに蒸したムール貝”にしようと、これまたその中で定番の"CHEZ LEON"に行きました。豪快でおいしく、お店の雰囲気も大衆的で入りやすい感じです。我々のテーブルの横にはイタリアのフォッジアから来た高校生の修学旅行団体(?)がいて、珍しそうにしきりに話しかけてきます。幸い妻がイタリア語を解するので、彼らはますます盛り上がっていました。
 グランプラスのちょっと北東にあるMARCHE AUX BOUCHERSもその両脇はレストランがところ狭しと並んでおり、夕方はものすごい賑わいですよ。

 夕食後は再びグランプラスに出て夜景を見て、今回の旅最後の夜を楽しみました。

2001.5.6

 朝9時頃、骨董品市の出るグラン・サブロン広場(Place du Grand Sablon)へと出かけましたが、ここで小さなアクシデント。人気のない王立近代美術館の裏手を歩いていると、向こうから革ジャンを来た無精ひげの男が歩いてくる。ひどく痩せているけど身長は190cmくらいありそうな大男。足下はふらついており、かなりヤバイって感じ。”ヤク中”だろうと思って警戒していると、案の定大きな手を伸ばしてつたない英語(ろれつが回ってないのかも)”金をくれ”と言って近づいてきた。”こりゃ相手にしちゃイカン”と我々は90度方向を変えて早足で表通りへと逃げました。ヤツも追いかけてくるのですが、なにせ足下がおぼつかないのでやがて後方に消え、我々は骨董市の人混みに紛れる事が出来ました。”ヤク中”は何をするか予想がつかないので恐いですね。

 その後は何もなく、これまた定番のチョコレートなぞ買い込んでお昼頃にはホテルを出発し、ブリュッセル空港へと向かいました。

 今回の旅もこれでおしまいです。午後3時のルフトハンザでフランクフルトに向かい、午後5時20分、フランクフルト発のルフトハンザに乗り換え、翌日の朝8時過ぎに北京に到着。

 ところが、北京空港に到着して大変なトラブルが発生。義母は今回の旅の前に北京に遊びに来ていて、一緒にヨーロッパへと旅したのですが、VISAは1回限り。つまり、北京からヨーロッパへと旅だった義母のVISAはその時点で効力を失っている。すると、フランクフルトから北京空港に着いた義母は中国に入国できない・・・
 仕方がないので当日の午後3時の北京発成田行きJAL便のチケットを買い、義母のみ中国に入国することなくトランスファーデスクから国際線出発ロビーへと向かったもらった。何かのトラブルに備えて妻の携帯を義母に渡して連絡はつくようにしておきました。結局、何事もなく無事日本に帰れたようです。


夜のグランプラス市庁舎<bruxelles-i09>


朝のグランプラスの花市<bruxelles-i10>


王立美術館付近からグランプラス方面を望む<bruxelles-i01>


王宮<bruxelles-i04>


グランプラス南側のギルド・ハウス<bruxelles-i07>

グランプラスの市庁舎<bruxelles-i06>

グランプラスの東側のブラバン公の館<bruxelles-i08>

MARCHE AUX BOUCHERS。どのお店もディスプレーに凝っていて、客引きも熱心<bruxelles-i11>

500種類以上あると言われているベルギビール<絵葉書>

小便小僧<bruxelles-i05,c07>

ホテルASTORIAのロビー<絵葉書>
 
近同じ彫刻を挟んで古い建物と<bruxelles-i02・・・・・・新しい建物が<bruxelles-ci03い

ピーテル・ブリューゲル「無実の虐殺」<絵葉書>

ヒエロニムス・ボッシュ「聖アントニウスの誘惑の三部作」<絵葉書>

サルバドール・ダリ「聖アントニウスの誘惑」<絵葉書>

ルネ・マグリット「光の帝国」<絵葉書>

ジョルジュ・デ・キリコ「美しい一日の憂鬱」<絵葉書>