SIENA
シエーナ
<旅のメモ>

2002.5.3

 アレッツォ(Arezzo)から車で約1時間半でシエーナに到着。今回で4回目の訪問であり、勝手知ったる感じですんなりと旧市街のホテルにたどり着きました。今回のホテルは以前から目を付けていたホテル。ドゥオーモから比較的近い路地の一角にあるホテルで、古そうですがちょっとフォーマルな感じに好感を持っていました。実際、部屋に入ってみて窓の外の景観のすばらしさに驚いきました。ホテルの正面は狭い路地なのですが、きつい斜面の上に建てられているらしく背面は大きく落ち込んでおり、高い位置から町を眺めるような感じ。シエーナの町を絵で見ているようです。ちょっと右側にドゥオーモの上半分が見えます。

HOTEL DUOMO (★★★)
DuomoVia Stalloreggi 38, Siena
TEL:+39-0577-289088
FAX:+39-0577-43043
E-Mail : hduomo@comune.siena.it
130 EUR/night (Twin bed, Breakfast, Parking, VAT incl.)

 シエーナはUNESCO世界遺産に登録されている中世の城塞都市。現在の人口は5万7千人ですが、かつてはフィレンツェと覇権を争い、13〜14世紀にはイタリアで最も栄えた都市国家です。夏場に町の中心カンポ広場(PIAZZA DEL CAMPO)で行われるパリオ(草競馬)の豪快さは有名で、世界中から観光客がやってきます。

 高さ88mのマンジアの塔(TORRE DEL MANGIA)を備える14世紀ゴシックの様式のププリコ宮殿(PALAZZO PUBBLICO)の前に広がるスロープの付いた扇形の広場がカンポ広場で、いつも人で賑わっています。

 大聖堂(DUOMO)はファサード(正面)が見事です。ファサード前の広場ではいつも多くの観光客が大聖堂に見とれています。

 シエーナには3泊し、ここを拠点にピエンツァ(Pienza)、モンテプルチアーノ(Montepulciano)、ヴォルテッラ(Volterra)、マッサ・マリッティマ(Massa Marittima)、サン・ガルガノ修道院などを回りました。

2002.5.5

夜にまたまたホテルスタッフのお勧めでマンジャの塔の横にあるレストランに出かけました。そのお店は店に入って座ってもメニューも何も出てきません。やおらご年輩のご主人がやって来ていきなり質問してきました。
 「パスタは何がいい? スパゲッティ、フェトチーネ、コンキリエ、ファルファッレ、ラビオリ、トルテリーニ、ニョッキ・・・・・。」
どうやらPrimi Piattiの好みを聞いているようです。
 「私はトルテリーニ、妻はフェトチーネ」
 「ワインは?」
 「カラフ入りの白!それとガス入りの水」
こんな感じでオーダーします。
厨房はテーブルから丸見えで、まるで童話の登場人物のようなシェフが腕を振るっています。パスタはすべて手打ち。ソースは1〜2種類だけだが、味は抜群。食べ終えた頃、また例のご主人がやって来ます。無愛想ですが人は良さそう。
「羊、仔牛、鳥・・・、何がいい?」
今度はSecondi Piattiの好みを聞いているようです。
「私は羊、妻は野菜サラダ」
例の”童話の登場人物”がオーブンからこんがり焼けた大きな羊の骨付き太股を取り出し、まな板の上で包丁を当て、大きなハンマーで包丁の背をバンバンと叩き羊を切っています。これに半透明なソースをかけるだけでしたが、これが美味い!!無愛想なご主人と”童話の登場人物”のコンビが織りなす雰囲気と料理は、今まで試したレストランの中でも最上級をあげたいほどでした。

2002.5.6

 シエーナを出発し、ラ・スペッツィア(La Spezia)、チンクエ・テッレ(Cinque Terre)に向かいました。


カンポ広場。マンジャの塔とプブリコ宮殿<siena-j03>


ドゥオーモ<siena-j01>


サッカーのサポーター達が大騒ぎ<siena-j06>


サン・ピエトロ・アッレ・スカーレ教会<siena-j04>

ホテルの部屋からの夜景<siena-j05>

亀と少年の噴水<siena-j06>

ここにも"Mille Miglia"が!<siena-j02>