LUCCA
ルッカ
<旅のメモ>

2003.1.2

 ラヴェンナ(RAVENNA)を朝9時半に出発し、距離にして260km、午前11時頃にはルッカ(LUCCA)に到着しました。人口9万人弱の地方都市。旧市街はほぼ完璧な城壁に囲まれています。「ルッカは見所が多い」と聞いてはいましたが、この辺りを何度も通過しながら未だに立ち寄ったことはありませんでした。今回は隣町のモンテカティーニ・テルメに泊まるので、ちょっとだけ垣間見ておこうと思って立ち寄ってみました。

 高速道路を降りて比較的簡単にルッカの城壁の外にまではたどり着きましたが、中に入れる門の数は少なく、それに門には「車両進入制限」の標識が立っています。結局、城壁の北側にあるサンタ・マリア門(Porta S. Maria)の外にある大きな無料駐車場に車を停めて歩いて城壁内に侵入しました。門をくぐるとすぐにツーリストインフォメーションがあり、そこで車両進入制限の事を聞いたら、「侵入してすぐに駐車場に車を停めるなら構わない。城壁内をドライヴすることは禁じられている。」とのこと。

 まずはサン・フレディアーノ教会(San Frediano 07:30-12:00/15:00-18:00 1147年)が目についた。ファサード上部にあるビザンチン様式のモザイク画「キリストの昇天」がお見事です。ここからメインストリートであるフィッルンゴ通り(Via Fillungo)の反対側に進むと奇妙な円形のメルカート広場(Piazza del Mercato)に出ます。シエーナのカンポ広場を丸く平にしたような感じ。古代ローマ円形闘技場の観客席部分を取り除いて家を建てたもの。従って、中心がちょっと楕円形です。

 センスの良いお店が並ぶフィッルンゴ通りを南へ下り、ドゥオーモ(Duomo)へと向かう。町並みは古く落ち着いており、雰囲気はシエーナに近いかな?見所が多いので正月にもかかわらず観光客も結構多い。ドゥオーモは13世紀のロマネスク様式です。白い大理石でレースをあしらったようなファサードが雄大で優美な感じ。町の規模から考えると随分と立派なドゥオーモだと思います。内部にもティントレットの「最後の晩餐」など著名な作品が多数収められています。
 ドゥオーモを後ろにして西に進むとジリオ広場(Piazza d. Gilio)と市庁舎前のナポレオーネ広場(Piazza Napoleone)に出ます。ナポレオーネ広場では冬の風物詩なのであろうか小さなスケートリンクが出来ており、子供達がはしゃぎ回っている風景が”穏やかで優しい町”との印象です。

 ナポレオーネ広場からヴィットリア・ヴェネト通り(Via Vittorio Veneto)を北に進むとサン・ミケーレ・イン・フォロ教会(San Michele in Foro 07:30-12:30/15:00-18:00)があります。14世紀のロマネスク様式であり、ピーサ・ルッカ地方の特色を表した建造物。確かに、ファサードを一見する限りではピ−サやマッサ・マリッティマのピーサ様式を思い起こさせます。ウェディングケーキのデコレーションみたいなファサード・・・。

 ちょうどお昼過ぎなのでフィッルンゴ通りに戻ってピッツェリアに入りました。観光客が多いのですが開業しているレストランが少ないので店内はドンドンと混み始めます。ササっとピザをほおばってさっさと外に出た。落ち着いた古い町並みはきちんと整理されており、全体的に好感が持てる町。また良い季節にじっくりと散策してみたいと思いつつ、ルッカを後にし、モンテカティーニ・テルメ(MONTECATINI TERME)へと向かいました。

 あっ、そう言えば、プッチーニの生家(Casa di Puccini 10:00-13:00)を見忘れた!


ドゥオーモ<lucca-k05>


ドゥオーモのファサード<lucca-k06>


サン・ミケーレ・イン・フォロ教会<lucca-k08>

丸いメルカート広場<lucca-k03>

ナポレオーネ広場<lucca-k09>

町を流れる運河<lucca-k04>

サン・フレディアーノ教会のファサード<lucca-k02>
ジリオ広場<lucca-k07>

旧市街を囲む城壁<lucca-k01>

サンタ・マリア門<lucca-k12>

フィッルンゴ通りのお店<lucca-k11>