IDANHA-A-VELHA
イダーニャ・ア・ヴェーリャ
<旅のメモ>

2003.10.3

 モンサントから30分弱でイダーニャ・ア・ヴェーリャに到着。城壁に囲まれた小さな町のようです。昼食後のせいか、城壁の外の駐車場の辺りには人影は見あたりません。車を停めて城壁に登り、中を覗くとほぼ完璧な田舎が残っていました。季節外れということと相まって、全くと言って良いほど観光地化されていない感じの町でした。子連れの母親達が立ち話している横を通り過ぎ、カフェに集まるおじさん達の横を通り、我々夫婦は全く浮いてしまっている感じです。でも、町の人はさりげなく訪問者を受け入れてくれます。誰ともなく、”Bom Dia!と声をかけてくれ、”Bom Dia!"と答えます。

 町はずれに発掘中のローマ遺跡がありました。整備中の遺跡を眺めながらウロウロしていたら、30歳くらいの女性がやって来てつたない英語で声をかけてきました。
 「さっき、モンサントの食堂でお昼ご飯を食べていたでしょう?憶えてる?あなた達が入ってきたとき、私も母と二人でお昼を食べていたのよ。」
 「ああ、そうですね!地元の方ですか?」
 「この近くで牧場やってるの。それと、仲間といっしょにモンサントとここの共同観光開発をやってるの。」
そんな会話を端緒に、彼女はローマ遺跡の横にあるオリーヴ博物館の中を丁寧に説明してくれました。その後、彼女が紹介してくれたツーリスト・オフィスへと向かったのですが、モンサントと同じデザインのパンフレットを用意し、男性2名が色々と町自慢を披露してくれます。ガイドブックでは7000年前の遺跡も発掘中と書いてあったのですが、彼ら2名はローマ遺跡のことまでしか知らないようでした。最後に地元の材料で作った地元のパンや菓子があるとのことで、その店を訪ねたのですが、残念ながら閉まっていました。

 人々と町の優しい雰囲気に包まれ、穏やかな気持ちになりながら、ゆっくりとした運転で次の目的地エヴォラへと向かいます。一般道都で距離は200km以上。


町の中心の広場<idanha-l01>

発掘中のローマ遺跡<idanha-l02>

街並み<idanha-l03>