MAFRA
マフラ
<旅のメモ>

2003.9.30

 シントラから約20km、約30分ほどマフラに到着です。あいにく雨は降り続いています。小さな町に似つかわしくないほど巨大な修道院は労せずにすぐに見つかりました。1711年、当時の王ジョアン3世が子宝を求めて作ったという修道院。豪華な図書館が必見とのことです。当時はブラジルから巨万の富がもたらされており、その一部がこの田舎町に注がれ、これほどまでに立派で巨大な建造物をつくらせたのでしょうね。全く人気のない修道院前に駐車して、まずはツーリスト・オフィスに向かったのですが、何と今日は火曜日で修道院入場は不可とのこと(下調べのミスでした)。

 取りあえず昼食でも、と思って修道院への門前通りみたいなセルパ・ピント通り(Rua Serpa Pinto)を歩いてみました。本当に小さな町でレストランも見あたりません。おまけに人影もほとんどなくて、雨降りと相まってとても寂しい感じです。セルパ・ピント通りの脇にふと、小綺麗なパステラリア(Polo Norte)を見つけて中に入りました。カウンター内には比較的若い女性達がいて、結構親切に対応してくれます。カウンターのショーケース内にあるパンとか干ダラコロッケとかを指で差して、珈琲を貰って席に着きました。やがて12時になると、どこからともなく客が増えてきます。老若男女まんべんなく集まって来ます。割とこざっぱりした感じの人が多いようです。若干、女性が多いかな。皆さん、レジの横に置いてある大鍋からスープを貰っています。我々も気になって仕方がありません。客が切れたところを見計らって、レジ横でスープを貰いました。(EURO1.30)。Sopa de Legumes。野菜のスープです。薄い塩味で飽きの来ない味。我々がSopaを貰いに行って美味しそうに飲んでいる様子を、回りに人々が誇らしげに、また親しげに見ている感じが分かります。ポルトガルの人々は本当に穏やかで優しい人々が多いようです。

 早々にマフラを引き上げ、次は壇一雄ゆかりの地、サンタ・クルスへと向かいます。


セルア・ピント通り<mafra-l01>

マフラ修道院<mafra-l02>