VILLENEUVE-LES-AVIGNON
ヴィルヌーヴ・リ・ザヴィニョン
<旅のメモ>

2005.5.7

 ジナセルヴィから今夜の宿のあるゴルド(Gordes)へ向かいました。ゴルドにはかつてミッテラン大統領も別荘を持っていたほどで、フランスのセレブの集まる小さな村です。5月の休暇シーズンで町中は混み合っており、駐車場を探すのにも難儀するような状況でしたが、かつて何度も行ったことのある町なので今回我々が予約したホテルLa Bastide de Gordesにもすぐにたどり着きました。フロントで名前を告げたのですが、予約が入っていないとのこと。そういえば、クレジットカード番号を知らせる最終確認をした覚えがない。フロントはEUR280の部屋なら空いていると言って部屋と館内を案内してくれました。予想通り豪華なホテルで、プールサイドにはお金持ちそうなおばちゃん達が寝そべっています。何となく身分不相応な感じがして泊まるのを止めました。

 明日はマルセーユ・プロヴァンス空港まで行かなければ行けないし、マルセーユみたいな大都会は避けたいし、エクサン・プロヴァンスやアヴィニョンには何度か泊まったし、小さすぎる町はつまらないし、シャトーホテルに夜着いて朝出発するのはもったいないなんて考えながら、ミシュラン・レッドガイド眺めつつ、そうか!と決めたのがヴィルヌーヴ・リ・ザヴィニョンでした。

 ローヌ川をはさんでアビニョンの北側にあるヴィルヌーヴ・レ・ザビニョンとは「アビニョンの新しい町」という意味です。ローマ帝国側の領土であったアビニョンに対抗し、13世紀にフランス国王が新しく建設した町です。そう、今回の旅に最後は対岸からアヴィニョンを眺めようと思って。それに結構いいレストランもあるし、小さい町なので車で容易に入って行けるし。ホテルLa Magnaneraie Hostellerieに電話してみると一部屋空いているとのこと。通常料金EUR300するけど、今日はもう予約が入らなかったからEUR150でいいと言うのでそこに決めました。

La Magnaneraie Hostellierie (★★★★)
37, rue Camp-de-Batailee 30400 Villeneuve-les-Avignon
http://www.provencetourism.com/magnaneraie
Tel : + 33-04-90.25-11.11 /Fax : +33-04-90.25-46.37
EUR180(incl.BF)

 土地勘のある地域なのでゴルドからヴィルヌーヴ・リ・ザヴィニョンへはすぐにたどり着きました。でも、ホテルが町の外れにあってなかなか見つけられませんでした。ようやく見つけてチェックインしましたが、まだ午後4時過ぎです。さっそく散歩に出かけました。町の中心であるジャン広場(Pl. Jean)あたりをブラブラして、丘の上に登って14世紀のサン・タンドレ要塞(FORT ST-ANDRE)までたどり着きました。ここから見える対岸のアヴィニョンの眺めは最高です。

 一旦ホテルに戻って一休みしてから、夕食のレストランを探しに再びジャン広場(Pl. Jean)へと向かいました。この辺りには良さそうなプロヴァンス料理のお店が何軒かあり、最後の夕食の機会なのでゆっくりと見て回りました。でも何となく観光地っぽい感じが気に入らなくて、結局、メインストリートである共和国通り(rue de la Republique)に立ち並ぶごく普通の生活者用のレストランに入ってしまいました。それも北アフリカ料理クスクス(Cuscus)のお店。表のテーブルで二人のオジサンが食べていたクスクスがあまりに美味しそうだったので・・・。案の定、お店は北アフリカ系の人がやってました。そして料理は予想通り美味しい!チュニジア・ワインとクスクス・ロワイヤル(鶏肉と羊肉を合わせた豪華版)でお腹一杯。北アフリカのデザートもいけました。小綺麗なレストイランで食べるのも良いけれど、こうやって庶民的な店で食べるのもなかなか楽しいものです。食後、ご機嫌になってフラフラと暗い通りをホテルまで歩いて帰りました。

2005.5.8

 今回の旅もいよいよ終わりです。今日は日曜日なのでリール・シュル・ラ・ソルグ(L'Isle-sur-la-Sorgue )では朝市と骨董市が立っているはず。朝早めに出発しました。相変わらず賑やかな朝市です。プロヴァンスの小物、食品、生活委雑貨など雑多物を売る朝市と、ガラクタから高級品まで扱う骨董品市。遠くはドイツやスイスからも骨董商が買い付けに来る、フランスではパリに次ぐ骨董品の集積地と言われています。10年前と同じ場所に同じチキン屋、チーズ屋、ハム屋が出ています。でも、以前行きつけにしていた骨董品屋はもうありませんでした。

 一通り市の喧騒を楽しんで、今度はエクサンプロヴァンスに立ち寄っていつものBrasserie Leopordで昼食を取りました。

 エクサンプロヴァンスからマルセーユ・プロヴァンス空港まで車で1時間弱。10年前には何十回と通った道だったのですが、今回は道を間違えてしまいました。そう、ここに暮らしていたのも遠い過去になっていたのだと実感しました。

 マルセーユ・プロヴァンス空港から夕方の便でパリのCDG空港へ飛び、そこで夜のJL便で出発。成田には翌日の午後2時頃到着。さらに夕方のJL便で引継業務の残っている北京へと向かいました。


対岸にはアヴィニョンの教皇宮殿群が見えるvilleneuve-m04>


サンタンドレ要塞<villeneuve-m05>


綺麗ですね<villeneuve-m03>


豪華なホテルの部屋<villeneuve-m01>


町中<villeneuve-m02>


町中<villeneuve-m06>