5〜11世紀 (異民族侵入の暗黒時

 5世紀に入ると西ゴート族の侵入が始まり、「ミニ」ローマであるアルルが陥落します。ついには西ローマ帝国の崩壊となり、プロヴァンス地方はフランク族の所有となりますが、アラビア方面からはサラセン人、北方からはノルマン人、東方からはハンガリー人の侵入が絶え間なく続き、プロヴァンス地方は記録も定かではない暗黒の時代に突入します。

 マルセーユ、アルル、ニーム、エクス等の都市も相次ぐ略奪によりほとんどの機能が失われ、この時代は後世に残る文化的遺産をほとんど輩出していません。

 以下の5世紀におけるエクスのサン・ソーヴール大聖堂の増築はまれな例です。

AIX-EN-PROVENCE

サン・ソーブール大聖堂

鐘楼は14〜15世紀

ファサード(正面)は16世紀

全体は古代ローマ時代から18世紀にかけて建設。
平面図の
赤い部分が5世紀の増設部分