プロヴァンスの歴史の概要

 マルセーユ近郊には2万年以上昔の洞窟壁画があります。紀元前600年頃にはギリシャ移民によりマルセーユが建設され、紀元前後には古代ローマの進軍によりローマ文化都市(アルル、オランジュ、ニーム等)が栄えました。

 5世紀から10世紀にかけて東方民族の侵入により記録も定かではない暗黒時代が訪れますが、11世紀頃から修道院や教会が建ちはじめ、14世紀初めにはローマ教皇を迎えるに至り、再び繁栄が訪れます。15世紀にはプロヴァンスはフランスに併合され、フランス革命(1792年)を経験します。

 19世紀以降は多くの印象派芸術家がこの地を訪れ、風向明媚な地域としてヨーロッパに名を馳せます。一方で化学工業による近代化を目指し、現代では農業のみならず、航空、化学、貿易、そして観光が貴重な経済基盤となっています。

紀元前2世紀以前:ギリシャ移民によるマッサリア(現在のマルセーユ)建設

紀元前1世紀〜4世紀:ローマの進軍と古代ローマ文化都市の建設

5世紀〜10世紀:北/東方民族の相次ぐ侵入による暗黒の時代

11世紀〜13世紀:修道院や教会建設による文化復興

       

14世紀〜15世紀:アヴィニョンにローマ教皇が滞在

                      

16世紀〜17世紀:宗教戦争とルイ王朝フランス王国への併合

                             

18世紀〜19世紀前半:相次ぐフランス国内革命の時代

                            

19世紀後半以降:近代化と印象派芸術家の来訪